天駆けるウマ娘とは、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のイベントに登場するウマ娘である。
名前が公表されておらず、実在の競走馬をモデルにしたとも公表されていないが、ある競走馬をモチーフにしたウマ娘と想定されている。
概要
ストーリーイベント「晩秋、囃子響きたる」第5章の資料の投書に登場するウマ娘。
皐月賞を獲った後「天駆けるウマ娘」と持ち上げられダービーや菊花賞では力が発揮できなかったが、それでもファンが有馬記念に選んできれたおかげで覚悟ができた - と記されている。
直接は登場していないが、プレイヤーの間では「投書」、「天翔ける」というワードからモデルが考察されていた。
史実
モデルはおそらく『天馬』の異名を持つ競走馬・トウショウボーイ。
1973年生まれ。ウマ娘に登場する競走馬マルゼンスキーより1つ上の世代となる。
同世代のテンポイント、グリーングラスと共に『TTG』と呼ばれた3強のうちの1頭である。
体質が弱くデビューは旧表記4歳(現表記3歳)の1月と遅れるが、のちにトウショウボーイと配合されて三冠馬ミスターシービーを産むことになるシービークイン、のちに菊花賞馬で再戦しトウショウボーイらと共にTTG世代を築くことになるグリーングラスを含む「伝説の新馬戦」を勝利し、その後新馬戦を含む3連勝で皐月賞にコマを進める。しかしここでは阪神3歳Sを含む5連勝で重賞街道を邁進するテンポイントが待ち構えていた。1番人気をテンポイントに譲った2番人気に支持されたトウショウボーイは先行から直線で抜け出すと5馬身差でテンポイントに勝利し皐月賞馬の称号を手にした。
ダービーでは「単枠指定」(当時馬券の複雑化を防ぐために「馬連」がなく「枠連」しか連勝式馬券がなかったときの制度、1枠に1頭のみとされる)に支持されるが伏兵クライムカイザーの鞍上加賀武見にギリギリのラフプレイによって敗れる。
神戸新聞杯のレコード勝ちした後に望んだ菊花賞では「単枠指定」1番人気に支持されるが、距離や重馬場に苦しみグリーングラスとテンポイントの3着に敗れる。
そしてテンポイントやグリーングラスの待ち構えている年末のグランプリ有馬記念にトウショウボーイが臨む・・・
詳細は当該記事へ → トウショウボーイ
関連項目
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