太宗(たいそう)とは、
- 中国・朝鮮・ベトナムの皇帝または王の廟号のひとつ。主に第二代として新王朝を軌道にのせた人物に贈られた(つまり初代からの男系血統(宗族)を確立した大元(太)の人物という意味)
- 古代中国の周王朝における六卿(りっけい、りくけい)つまり行政長官の一角で、各宗族の系譜を管理して序列を司る者とされているが、『周礼』にしか記録が無く実在のほどは明らかではない
太宗の例
- 前漢の劉恒(諡号の文帝の方が有名)
- 唐の李世民
- 北宋の趙匡義
- 元(大元ウルス)のオゴタイ・ハーン(甥のフビライが後に中国の皇帝位も兼ねた為に追号された)
- 明の朱棣(諡号の永楽帝の方が有名。後に世祖に改められた)
- 清のホンタイジ
関連項目
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