太宰府信号場とは、福岡県太宰府市にあるJR九州・鹿児島本線の信号場である。
概要
水城駅〜都府楼南駅間に設置された列車待避のための信号場である。2003年に設置された。
信号場名に「太宰府」とあるが、太宰府市の市街地から離れた場所にあり、太宰府市の西側の向佐野地区にある(市役所は西鉄太宰府線の西鉄五条駅が最寄り。JRの場合は二日市駅からバスとなる)。
元々鹿児島本線の小倉駅〜鳥栖駅間は列車運行本数が過密であったが、南福岡駅〜二日市駅間に待避できる駅が存在せず余裕のないダイヤとなっていた。このため、土地に余裕のあった太宰府市内に待避が可能な信号場が設置されることになった。
2011年に九州新幹線が全線開業したこともあって、現在はある程度余裕がある状態となっているが当信号場での待避は引き続き行われている。
なお、当信号場は駅設置を考慮しており、太宰府市とも駅設置の協議がされたこともあったが、2003年の集中豪雨の影響でその復旧に予算を回さざるを得なくなったことや、現在も太宰府市の財政問題により駅は未開業のままである。
(隣の駅まで営業キロで1km程度しか離れていないと言う事情もある)
隣の施設
隣の駅 | 当信号場 | 隣の駅 |
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水城駅 | 太宰府信号場 | 都府楼南駅 |
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関連項目
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