太田光とは、お笑いコンビ「爆笑問題」の一人である。タイタン所属。
概要
1965年5月13日生まれ。
大学で相方の田中裕二と知り合い、「爆笑問題」を結成。ボケ役。
番組上では司会扱いとされることが多いが、実質的な司会は相方の田中あるいは他の人(アナウンサーなど)がこなしており、本人は基本的にボケ倒したり話を引っかき回したりする役割。読書家であり、現在までに執筆した書籍は40冊以上にも上る。「爆笑問題」名義で発売されている書籍の全ては田中のツッコミのセリフも含めて太田一人で書いている。2010年には「マボロシの鳥」で小説家デビューを果たした。
妻は爆笑問題が所属しているタイタンの社長太田光代。恐妻家として知られており妻には一切頭が上がらない。
お笑いに対するスタンス
ビートたけしや立川談志を尊敬していることからも分かるようにブラックユーモアを好み、様々な不祥事にも積極的に触れ、出演者・視聴者等をひやひやさせることが多い。
そのうえ空気の読めていない発言を面白いと思っている節があり、田中をはじめ芸人仲間に幾度となく指摘されているがそのスタイルを変える気配はない。そこには「ビートたけしの笑いを追い求める限り偽者にしかなれない自分が、あえて本物と違うことをする。亜流としての私に対して、唯一の突破口なのだ。」という本人なりのアイデンティティが存在するようだ。
また自身の信条をテレビの現状に絡め、「チャンネルを変えられてもいい。太田がまたバカやってる、俺のほうがマシだわ、そう思われるぐらいの役割で十分。テレビなんてものは偉くない。メディアの中で踏ん反り返ってる時代が長すぎたんだよ!」とも。このように自身が視聴者として接していた頃とのテレビのあり方の変化に違和感を覚えており、加えて視聴者に対してはボケをボケとして受け止めて貰えない事象が増えていることに田中共々嘆きの声を上げている。
文芸・映像作品への関心と進出
先述の通りかなりの読書家である(それでも読むのは遅いと発言)他、映画、落語を好む。オムニバス短編映画の監督も務めたことがある。
アニメ、漫画への関心もあり、ど根性ガエルやドカベンを好む。攻殻機動隊への言及もある。あの花はめんまロス。
虚淵玄作品ではまどマギ(爆笑問題は火曜担当だが木曜JUNKの二人に持っていかれた)や、PSYCHO-PASSについて度々好意的に言及している(その縁からか自身のラジオ番組にゲストとして迎え入れたことも)。またコードギアス、ベン・トー、らきすた、けいおん等も視聴し、その上で嗜好に合わなかった作品も明かしているため、気になった作品は一度触れてから評価している事が分かる。
コンビとしての仕事も含めると劇場版アニメ作品への出演が多い。声の演技では田中より俺の方が上手いと張り合うことも。
特に2019年春、劇場版おしりたんていにキャスティングされた太田。自身の出演作ということもあり作画の美麗さなどを絶賛していた。一方同時期に公開された映画プリキュアミラクルユニバースには田中が出演、絶対に相方が僻むと予想していたが、案の定ムキになり散々悪態をつき作品をコケにしていた。なおどちらも東映作品であり、エイプリルフールには(嵐のような暴言を和ませる)コンビ揃ってのジョーク記事も公開された。
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https://twitter.com/precure_movie/status/1112489780657483776
政治への言及
日本国憲法9条護憲論者で、「日本国憲法は敗戦後の日本と戦争はもう嫌だというアメリカの思いが合わさった奇跡の憲法」などの発言をしている。2006年には、思想家の中沢新一と共著で『憲法九条を世界遺産に』という本も上梓している。
しかしながら、国民過半数の総意で改正が決まった場合の日本にも忠誠を誓う覚悟があるとし、「それが民主主義だろうと思う」とも発言しているため、恒久的な護憲を目的とした政治的活動を展開している他の著名人らとは一線を画している。
関連動画
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関連項目
外部リンク
- 爆笑問題のプロフィール|タイタン
- 27時間テレビで見せた爆笑問題『太田光』の全ボケ・暴走まとめ - NAVER まとめ
- 太田光bot (ota_hikari_bot) on Twitter
- 太田光の名言 厳選集 - 名言DB
- ほぼ日刊イトイ新聞 - 爆笑問題・太田光の家族をつくったゲーム。
- 爆笑問題 太田光 | Facebook
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