太郎丸とは、漫画及びアニメ『がっこうぐらし!』に登場する犬の名前である。アニメ版でのCVは加藤英美里。
概要
原作では単なる端役としての登場だったが、
アニメでは名前と姿が同じだけのほぼ別のキャラとして
学園生活部のマスコット的な立場として登場している。
何故かみーくんのことを嫌っている。
そもそも原作においては、太郎丸は17話での回想シーンにしか登場しない。回想をした時期としては、ショッピングモールへの物資調達(遠足)でみーくんを救出し、その後いろいろあってみーくんがゆきのことを理解して学園生活部への正式入部を決意した後のことである。
ゆきが学校に迷い込んできていた太郎丸を発見したのだが、首に噛まれたと思しき傷跡があった。そのためにめぐねえが首輪の跡があるということにして預かった。結局すぐにゾンビ犬となったため、めぐねえが遠くに捨ててきた後、ゆきには飼い主に引き取られたと説明した。太郎丸という名前はそこでゆきがつけた名前である。
なお、その後記憶を頼りにして学校にまで戻ってきたのだが、その後どうなったかについては触れられていないため不明である。
こういった経緯のため、原作ではそもそもみーくんと太郎丸は出会ってすらいない。
なお、これがいつ頃のことなのかは不明だが、緊急避難マニュアルがあるのを確認できるので、3階の安全が確保できてある程度落ち着いている状況になってからであると思われる。
アニメにおいては、時系列的にはみーくんがけいとともに放課後に訪れたショッピングモールで出会ったのが最初である。この時血痕はついていたものの、外傷はなかった。ゾンビ騒ぎとなった後にみーくんと合流し、2人+1匹で避難生活を行っていたのだが、けいが避難場所から外に出た後にみーくんが声を荒げてしまい逃げ出すこととなる。太郎丸がみーくんを嫌うのもおそらくそれが原因。その後遠足に来たゆき達と合流することとなる。こちらでは登場時点で既に太郎丸という名前が付けられている。
今度は逆にめぐねえとの接点がなかったのだが、9話ラストで遂に邂逅、傷を負い、ゾンビ化してしまう。
しかし、学園生活部の記憶は強く残っており、くるみに対して威嚇する、ゆきを襲うゾンビに飛び掛かって襲う、ゆきに抱かれておとなしくする…等々、他のゾンビや原作の太郎丸と全く異なる行動で、学園生活部を救うことになった。
後にくるみと共にワクチンを受け、しょうきに もどるがすでにゾンビ化していたせいか衰弱が激しく、みーくんの膝の上でそのまま眠りについた。そのまま学園生活部の4人にゆきの帽子と共に埋葬されるが、EDでゆきの帽子が掘り起こされた上できれいに埋め直されており、傍らには太郎丸より色が薄い柴犬が佇んでいた。話の流れから察するに9話で太郎丸に反応した犬と思われるが、ワクチンを打っても体温は戻らないため、ひょっとしたら永遠の眠りについたと勘違いされて生き(?)埋めにされ、卒業後這い出て…ってそれこそ正真正銘のゾンビじゃねーか。
つまりはなんだ、乞うご期待ということだ。
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関連項目
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