夫婦岩とは、日本各地に所在する寄り添っているように見える2つの岩である。
概要
海面や山中から飛び出している2つの岩で、大きい方の岩を「男岩」、小さい方の岩を女岩と呼び、この男女岩が寄り添っているように見えることから夫婦岩と名付けられている。
日本各地には「全国夫婦岩サミット連絡協議会」に参加しているものだけでも60以上の夫婦岩が所在している。
二見浦の夫婦岩
日本各地にある夫婦岩だが、とくに有名なのは三重県伊勢市二見町江の「二見興玉神社」内にある夫婦岩。男岩の高さ9m、女岩の高さ4mと大きい。
沖合約700mに鎮まる二見興玉神社縁の興玉神石と日の出を拝する鳥居の役目を果たしており、夫婦岩を結ぶ大注連縄の長さは35mもある。毎年5月5日・9月5日・12月中旬土日曜日には「大注連縄張神事」が行われる。
三重の観光名所の一つでもあり、ベストシーズン(5~7月の夫婦岩の間から日の出が見られる時期)にはカップルやカメラマンなど多くの人で賑わう。
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