妖星乱舞とは、ファイナルファンタジーVIのBGMである。英語名は「Dancing Mad」。
概要
ラストバトルで流れるBGM。作曲者である植松伸夫のプログレ最高傑作といってもいい壮大で多彩な曲。なんせCDに収録されているオリジナル曲は18分近くある。
FFシリーズでもトップクラスの人気曲で、広く海外でも演奏する楽団が多い。
大きく4つの楽章に分かれる。
第四楽章が際立ってよく聴かれるが、あくまで第一楽章から第四楽章の全部をさして妖星乱舞という曲名である。
- 第一楽章 - 「かお」「ながいうで」「みじかいうで」との戦いで流れる。「大破壊」(BGM名)のアレンジから、突然激しいメロディに切り替わる。
- 第二楽章 - 「とら」「きかい」「まほう」「なぐる」との戦いで流れる。コーラスとパイプオルガンを多用したおどろおどろしい教会のイメージ。
- 第三楽章 - 「まりあ」「ねむり」との戦いで流れる。パイプオルガンが主のメロディは教会音楽っぽいが、これはJ.S.バッハ作曲『トッカータとフーガ BWV.565』のフーガ部分を、「魔導師ケフカ」のメロディに加えたアレンジが施されているためである。
- 第四楽章 - ラスボスとなったケフカとの戦いで流れる。「予兆」(BGM名)の冒頭部分が流れる(「せーがー」と空耳コメがよく書き込まれる)後に「魔導師ケフカ」のアレンジが流れる。変調を繰り返し、突然第三楽章を思わせる静かな曲調になる。最後にケフカの笑い声が入っている。
SFC・PS版では第三楽章までは曲が切れることなく流れるので、下手すると第三楽章を聞かずに「せーがー」に突入することも(GBA版は各ボスパートを倒す度に曲が切り替わる)。
そして、よく「妖精乱舞」「要請乱舞」「夭逝乱舞」などと誤変換される。
他作品での妖星乱舞
ディシディア ファイナルファンタジー
第四楽章が戦闘BGMに入っている。また、ケフカ専用武器の名前にも使われている。
シアトリズム ファイナルファンタジー
条件を満たすと第四楽章をプレイすることが出来る。はっきり言ってムズい。
ファイナルファンタジーXIV
ノーマル難易度ではバトルが「まりあ」「ねむり」フェーズで終了するため、第三楽章までしか流れない。零式難易度では原作通りの流れで、第四楽章のイントロと共に神となったケフカ戦に突入する。
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関連項目
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- ページ番号: 3867823
- リビジョン番号: 2925550
- 編集内容についての説明/コメント:
第四楽章 ラスボスであるを→ラスボスとなったに変更。ナルシェのヴァリガルマンダ防衛戦で既に戦っているため。