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妖精(艦これ)とは、DMM.com配信のブラウザゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』に登場する謎の生き物である。
現時点では公式での正式な名称は不明で、妖精という呼び名もあくまでユーザー間のみで使われるほとんど二次的なものであるが、最近では運営側も彼女らの事を妖精と称する
ようになっている。
概要
艦これの各場面に紛れ込んでいるだいたい一昔前の女学生や水兵の格好をした約二頭身ほどの少女達の事。
サイズに関しては一般の艦娘を等身大と仮定した場合、数cmから数十cmくらいの大きさと考えられている。
ゲーム内では建造工廠から図鑑部屋、任務選択部屋など母港のあちらこちらで顔を覗かせており、メタな所だとチュートリアルやサーバーメンテナンス画面まで現れたりと、『艦これ』という作品における実質的なシンボルおよびマスコットキャラクターのような存在といっても過言ではない。
また、艦娘が装備する武装などのアイテムイラストにも必ず一人か二人描かれており、彼女達は“装備妖精”と呼ばれ、基本的にその装備の上にちょこんと乗っていたり、ぶら下がっていたり、あるいは動物と戯れていたり、あまつさえ遊んでいたりとその振る舞いは結構フリーダムである。
一方で母港でもいざ艦の建造を行うと、彼女達が“建造妖精”として工廠ドックに入って来てだいたい数時間、あるいはものの数秒でどんな艦も完成させてしまう事からこの妖精達の持つ技術力と生産力は想像以上に凄いように思える。
（場合によっては轟沈した艦もその場で完全に修理して見せるが、そのくせこちらの指示も受け付けず渡された資材で適当な艦を作ったりとその創作意欲に関してはムラがあるような気もしなくもない）
さらに艦娘が使う装備にも妖精達がくっついている事から実は彼女達が艦娘の指示を受けて戦闘機の操縦（実際に戦闘機系装備の妖精のほとんどは飛行服を着用している）および艤装の制御を担当しているという解釈もあるが、その辺の彼女達の明確な役割については未だによくわかっていない。
それでもモブとしての使い勝手の良さからMMDドラマやマンガなどではこの妖精達にもキャラクター性が与えられて事実上の鎮守府の従業員、あるいは艦のクルー（的存在）として描かれる場合も多かったりする。
なお、提督にとって最大の敵とも言うべき“エラー娘”や“羅針盤娘”もこの妖精の一種ではないかと言われている。
つまり人類最強の敵は深海棲艦ではなく妖精だったという事か・・・
「妖精さん」の活躍
で、なぜ彼女らがユーザーの間で妖精と呼ばれているかというと、2012年に放送された“万能な小人が人間に代わって活躍するアニメ”に出て来た小人達の通称から来ているものと思われる。
その後のアニメ作品では部分的ながら艦娘たちの行動を支援する形で登場しているなど、なくてはならない存在ということが示唆。
そして、「いつかあの海で」では、その艦娘と同タイプのものが出るなど、連携して動いているのが分かる形となる。
なお、艦砲といった部分も彼女らが実際の戦艦のように連絡して操作している。ある意味中の人ズ。
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関連項目
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