「始まりの君へ」とは、東映製作の平成ライダーシリーズ第6作「仮面ライダー響鬼」の主題歌・後期オープニングテーマ曲である。
概要
2005年11月2日にavexからリリースされた布施明のシングルで、前作「少年よ」の好評を受けて続投となり、大人から少年へ、そして、かつて少年だった大人へ向けたメッセージ性の強い応援歌となっている。
仮面ライダー響鬼では、三十四之巻から四十七之巻までオープニングテーマとして使用された。
バラード調で壮大に歌い上げた前作「少年よ」に対して、勇壮な曲調となっていてかっこよさも兼ね備えた内容だったが、プロデューサー交代等による作風の変化により、視聴者層がまっぷたつに分かれていった時期と重なった為か、楽曲そのものは良いものの、2005年末のNHK紅白歌合戦で布施明が歌い上げた「少年よ」に比べて、評価の際はTV本編の作風評価と紐付けられる宿命を背負ってしまっている。[1]
ちなみに、使用されている映像は当時の平成ライダーでは一般的に使用されていたビデオ撮影風の物ではなく、過去の東映特撮作品で使われていたようなフィルム撮影を彷彿させる画質になっている。
もっとも、次回作『仮面ライダーカブト』以降に制作された仮面ライダーシリーズでは、OP及びTV本編含めて本曲の様な画質の映像が一般的になった事から、ある意味での「時代の転換点」として再評価されても良いだろうか?
関連動画
関連項目
脚注
- *「仮面ライダー剣」においても、諸事情により仮面ライダー姿を見せられない人物をOP映像に登場させたり、仮面ライダーらしさよりもミュージカルの1シーンの連続の様な内容だった前期主題歌「Round ZERO~BLADE BRAVE」が、4人の仮面ライダーが拳をつきあわせている姿からはじまり、活躍シーンがてんこ盛りな映像との共に流れる後期主題歌「ELEMENTS」の高評価に比べて、いまいちな評価にされてしまっていたりするのと似ている。かも・・・
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閲覧できない動画及び関連商品削除+そういえば、この曲の映像から以降の仮面ライダーシリーズの画質が使われる様になったんですね…