基本データ
- 面積……231.25km²
- 総人口……76,925人 (推計人口、2024年1月1日)
- 人口密度……333人/km²
- 隣接自治体……鹿児島市、薩摩川内市、霧島市、さつま町
- 市の木……くすの木
- 市の花……やまざくら、つつじ
概要
豊かな自然と長い歴史に育まれてきた多くの文化財を有する、錦江湾の奥側に位置する市。
2010年(平成22年)3月23日に姶良町、加治木町、蒲生町が合併し、発足した。
隣接する鹿児島市に通勤、通学する人が多い、鹿児島市のベッドタウン。
JR駅を5つ、I.C. を2つ、1つのSIC(九州自動車道)を有し、空港、新幹線発着駅にも近いなど、アクセスは良好。
国道10号線が海沿いの市街地を横切っている。その反対側は古い建物が多い。昔からのビルと海、桜島が織りなす景色はとても鹿児島らしい。
姶良市は川が多く清らかな水に恵まれているため、芋焼酎の蔵元がある。
人口が増加傾向にあるためか、山沿いにある住宅地はかなり広く並んでいる。
ソレイユタウン加治木という、大型複合商業施設がある。ガストやタイヨー、エディオン、マツモトキヨシ、ABCマート、リサイクルショップなどが入っており、日用品の買い物から家電、食事まで一度に済ませることができる。駐車場も広々としていて利用しやすい。
蒲生八幡神社には蒲生の大クスという、推定樹齢1500年、幹回り24.22mの巨木がある。環境庁は、昭和63年度に第四回自然環境保全基礎調査の一環として、地上から1.3m部分(目通り)の幹回りが3.0m以上ある全国の樹木を対象に巨樹・巨木調査を実施し、全国で5万5,798本もの巨樹が確認されたが、その結果この大クスが日本一の巨樹であると認定された。国の特別天然記念物にもなっており、パワースポットとしても人気が高い。
主な伝統工芸品は「帖佐人形」と「龍門司焼」。帖佐人形は、帖佐地区で作られる土人形で、十二支や節句に飾る縁起物などがある。龍門司焼は、彩な天然釉により、 素朴ながら優美な品格を持つ焼き物。両方とも、朝鮮出兵の際、島津義弘が連れ帰ってきた朝鮮半島の陶工が故郷を偲んでつくった焼き物をルーツとする。
主な観光スポットと名所は、黒川岬や龍門滝、龍門司坂、住吉池公園キャンプ村、スターランドAIRA、白銀坂、金山橋、白金酒造石蔵など。
細い棒の上で二匹のクモを闘わせる、「くも合戦」という、400年以上続く伝統行事があり、国の選択無形民俗文化財に登録されているほか、日本ユネスコ協会のプロジェクト未来遺産にも選ばれている。
ソウルフードは「あいらアゴ肉」。ジューシーな豚の頭部の一部分を味付けし鉄板で焼いたもので、弾力のある歯ごたえが特徴。
「くすみん」という、蒲生のクスの妖精のマスコットキャラクターがいる。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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