嫌儲とは特にインターネットにおいて、金儲けが絡む活動・宣伝を嫌うことを表した言葉である。
この記事の読みは「けんちょ」であるが「いやちょ」「いやもう」「けんもう」「いやんもう」という読みもある。
自称するのならともかく、使用するのは主に叩くときなので他人に使うときは注意が必要。
なお、ニュース速報(嫌儲)は2chのレスを無断転載し、スレをまとめて記事にするアフィリエイトブログ(俗に言うコピペブログ)を嫌う人間が集まる版であって、必ずしも金儲けが絡む活動・宣伝を嫌う人間が集まる板ではない。
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 ̄ \ ( E)
フ アフィ /ヽ ヽ_//
嫌儲傾向の種類
- 過度の商業主義への反発・危機感
- 公共性を損なう・製品自体の品質を危惧する等、一般的な消費者の当然の反応である。しかし、これすらも嫌儲と名前を付けて批判することは危険である。
→ 某スポーツ、某マスメディア - タダで欲しいよ派
あまり深く考えず、なんでもただで欲しいと考え、金儲けを無差別に批判する。P2Pの違法利用者、クレクレ厨・割れ厨などがこの辺りになる。嫌儲厨を批判する人間は大抵この層をイメージして発言している。cf.購入厨
→ P2P違法利用者 - 他人が儲けてるのが気に食わないよ派
単に他人が儲けてるのが気に入らない。その方法が一見簡単そうだったり、大儲けしてそうだったりすると特に顕著である(本当に簡単なのか、大儲けしてるのかはあまり関係ない)。なぜか金銭的な利益を得ること自体を悪だと思っている節がある(しかし金儲け=悪と思っている本人自身も金があれば欲しいと思うのが当然のはずなので、大きな矛盾を抱えた思想であるとも言える)。儲けてる人を常に監視し、些細な事でも何かミスを犯すとここぞとばかりに大々的に叩き溜飲を下げる。
→ 大企業、ニコニコ・2ch発の有名人が行う商業的活動
「嫌儲」と批判する前の注意点
これらは個人の中の考え方の傾向の一つであり、それ自体が個人を表すものはない。商業主義を嫌う人は「人としてどうかと思うような人」のことではないし、もちろん、商業主義の人間もそうではない。
ただ、過度な商業主義が消費者に嫌われるのは当然の反応であり、それすらも嫌儲厨と呼んで批判することは好ましくない。
童話などの多くが金持ちは悪人であるように、「お金・権力によって自分たちの生活・権利が脅かされるのではないか」という思いを持つ人は多い。また、嫌儲の対象が正統な活動か過度の商業主義に基づく活動であるかは別として、そのために嫌儲活動をしている人間は正義の心やまっすぐな気持ちで行動している場合も少なくなく、単なる個人の妬み嫉みや群集心理に突き動かされて感情的に嫌儲活動をしている人達とは区別する必要がある。
なんにせよ、儲けより品質重視の姿勢が好まれるのは昔から変わらないことである。そのイメージを利用した広報活動もあるが、品質が良く不正が無ければそれも戦略の一つとして認められている。
一般的な嫌儲
に対するイメージ
- 「著作権とかうぜえ!JASRACは利権団体!」
- フリーソフト作者に対しバグ訂正などしつこく求め、無償での行為を義務のように押し付ける
- アフィブログや2chコピペブログを毛嫌いする[※1]
- 「時報うぜええええええええええええ」
- 「チャリティー番組なのにギャラ発生はおかしい」
- 「ニコニコや同人活動で利益を出すな!」
- 「(作品名・グループ名・企業名等)は商業主義に走ったから糞」
- 「アニメの実写化は原作者がお金の欲望に負けた」
- 「プレミアム(笑)」[※2]
ニコニコ動画において嫌儲思想に嫌われる行為
主に運営側に無断で商品の広報活動の一環として動画をUPする行為[※3]や他人のふんどしで相撲をとる行為。
- 動画のコメントなどからアフィリエイトメインのサイト・広告サイト等に飛ばす行為
- 発売元が運営に無断で販促用に編集した動画をUPして製品版の購入を促す行為
- 商品の広報活動の一環であることを隠して、広報活動をすること(消費者が「騙された」と感じる行為)
- 同人活動においての商業主義[※4]
商業主義に勘違いされる行為
自分の好きなものを金儲け主義だと言われて好意的に接してくれる人はいないよね。本当だとしても。
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プロによる 投稿 |
たぶん、名前を隠している場合は宣伝活動ではなく趣味が多い。 もっとも、あからさまな宣伝ではない限り歓迎されることが多い。 |
関連項目
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