字幕(じまく)とは、文字の幕のことである。主に以下の意味などで使われる。
概要
字幕とは、主に映像に出てくる文字列を指す。
字幕の種類は様々であるが、耳が聞こえない人のための「字幕放送」、カラオケに特化した「カラオケ字幕」、DVDの洋画の映像には「クローズドキャプション(closed caption)」機能などが備わっている。映像に表示されている字幕を「オープンキャプション(open caption)」と呼ぶ。クローズドキャプションはWindows Media Playerで付けたり消したりすることが可能であるが、YouTubeでもクローズドキャプション機能(この機能は動画のキャプション: キャプション/字幕とはにある)がある。
字幕に翻訳を任せることで好きな映画俳優の生の声が聴ける一方、字幕に意識を取られがちで見逃してしまうと何を言っているか分からないといったデメリットはある。
言葉以外にも、新聞の見出しや看板、警告といった文字/文章にも字幕がついている場合もある。
(何が書かれているか分からないと物語を展開する上で困るため)
字幕の類型(ニコニコ動画)
ニコニコ動画での字幕は様々な意味で用いられている。以下に類型を示す。
- 翻訳字幕
外国語の歌や台詞の翻訳。一般的意味での字幕。
斜め上に発展した形として、後述の4や5とミックスした嘘字幕シリーズが存在する。 - 歌詞字幕
歌の歌詞をそのまま字幕として表示する場合。聞き取る助けになるので喜ばれることが多い。
無論、不要という批判が多ければ、つけるべきでない。 - セリフそのままの字幕化
これもセリフが聞き取れない場合の助けになる。
聴覚に障害がある者にとって、映像を見ながらアニメ作品のセリフを知る手段はこれが唯一の方法となる。しかし、意外にも「日本語字幕入り日本アニメ」は非常に少ない(ドラえもんやルパン三世にすら入っていない)。
また、ギャグ系MAD等においては、笑いどころとなる部分のセリフを強調するために字幕をつける場合がある。
…が、聞き取る手助けとしては、歌詞よりも元々聞き取りづらくない事が多いため不要とされやすい。
笑いどころの強調目的としてもセンスが無いと叩きの対象になる場合がある。 - 空耳字幕
これは該当項目を参照。笑いを取れるか叩かれるかは貴方次第。悪質だと空耳厨とも呼ばれる。 - 脳内字幕
主に、動画内にてセリフを発しない登場人物の心の声のような形で動画内に存在しないセリフを新たに付け加える事。
狼と香辛料では食品や動物が叫んだり呆れたりする脳内字幕が有名。
基本的に動画に無い物を勝手に付け足すものであるため、面白い面白くないに関わらず嫌う人が少なからず居るので注意。 - 台詞厨の字幕
元々のセリフ等のない自主制作動画作品に対し「ぼくのかんがえた」セリフを字幕として書き込むもの。「うわあ!」「うむ」「くらえー!××!(必殺技)」など語彙力が少ない場合が多い。
特徴的なワンシーンだけならまだしも、動画の開始から終了までガッツリshitaコメで熱心に字幕を付けられる場合があり、邪魔どころか作品の雰囲気ごと壊してくるため嫌われやすい。(→台詞厨)
ニコ動の字幕が邪魔なので消したい
「コメントを非表示」のボタンを押せばコメントによる字幕は表示されない。
ただしコメントも全部表示されないため、コメントも楽しみたい人には少々寂しい。
そこで「NG機能」(該当項目参照)があり、ユーザーIDや投稿形式、特定する文字列を指定すればそれだけ非表示になるといった便利な機能がある。よく分からなければ動画のコメント(または右のコメント欄)を右クリックしてみよう。
もちろんだが、最初から動画の一部として入っている字幕は消せない。
関連項目
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