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孫静とは、三国志に登場する人物である。
孫呉を陰で支えた守り役
字は幼台。呉郡富春県（浙江省富陽市）の出身。兄に孫羌、孫堅がいる。
兄の孫堅が挙兵すると一族郎党をまとめて後方を守った。
孫堅の子、孫策が江東に勢力を築くと孫静と一族は甥に合流する。孫策が会稽の王朗を攻めあぐねているのを見て、孫静は王朗の陣に近い要所を制圧する策を提案し、孫策はそれに従って王朗を打ち破った。孫策は孫静に重要な役を与えようとしたが孫静は故郷に留まることを願いこれを辞退した。
孫策の後を孫権が継ぐと、孫静は昭儀中郎将に任命されるが、孫静はそのまま官職を退き故郷で没した。孫静の子孫は孫呉の部将として活躍した者が多い。
家族
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孫静 孫堅 孫羌
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孫謙 孫奐 孫皎 孫瑜 孫暠 孫権 孫策 孫輔 孫賁
│ ┌──┬──┼──┬──┐ │ ┌──┼──┐
│ 孫儀 孫弥 孫咨 孫晞 孫胤 .│ 孫恭 孫超 孫綽
┌──┼──┐ ┌──┬──┼──┬──┐ │ │
孫封 孫壱 孫承 孫紘 孫曼 孫燿 孫熙 孫弥 孫峻 .│
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孫闓 孫幹 孫恩 孫拠 孫綝
- 孫羌 - 兄
- 孫堅 - 兄。孫呉の始祖、武烈皇帝
- 孫暠 - 長男。定武中郎将。孫策の死後、会稽郡を占拠しようとしたが虞翻の説得で思い留まった
- 孫瑜 - 次男。丹陽太守、奮威将軍
- 孫皎 - 三男。都護征慮将軍、夏口司令官
- 孫奐 - 四男。揚威将軍、沙羨侯
- 孫謙 - 五男
各メディアにおける孫静
三国志演義
兄の孫堅が劉表を攻めようとした時、兄の子を引き連れてこれを諌めている。
横山三国志では孫策の王朗攻めで再登場した時、顔がえらい変わっている。
恋姫†無双
1期10話に登場。雪蓮（孫策）の方針に反発してこれを暗殺しようとするも失敗に終わる。
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関連項目
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