『宇宙海賊キャプテンハーロック』とは、松本零士原作の漫画、アニメである。
「真の漢になりたければ俺の艦に乗れ!」(お絵カキコ提供:月夜海さん)
概要
『銀河鉄道999』と並ぶ松本零士の代表作。彼が得意とする宇宙を舞台にしたSF作品である。
原作コミックは未完、アニメ視聴率もふるわなかったが、根強いファンを獲得しており、2009年現在、未だに関連グッズ(フィギュア等)が発売されている。
フランスをはじめヨーロッパでの評価は高く、原作者松本零士とコラボレートしたアニメーションPVを制作したフレンチハウスユニット"Daft Punk"もこの作品の大ファンであることを公言している。
あらすじ
西暦2977年、地球は「マゾーン」という謎の生命体の襲撃を受ける。いち早く危険を察知した台羽博士であったが、それに気づいたマゾーンによって殺されてしまう。博士の息子、正は父の仇を討ち、地球を守るべく宇宙海賊キャプテン・ハーロックのもとを訪ねる。こうしてハーロック達を乗せたアルカディア号はマゾーンを倒すべく戦いに向かうのであった。
原作コミック
1977年1月~1979年6月まで、プレイコミックに連載。未完であるため、詳しい人物設定などわからない部分も多い。
TVアニメ
1978年3月~1979年2月まで全国テレビ朝日系にて放送された。製作スタッフの要請により、原作に登場しないオリジナルキャラ(トチローの娘、まゆ)が登場する。原作は未完のため、オリジナルのエンディングが用意されている。
2003年、日本テレビ系列にて続編「SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK」が放送された。マゾーンとの戦いの後に訪れる新たな敵「ヌー」との戦いが描かれるが、前作と矛盾した設定もところどころ存在する。
関連動画
左:アニメーション『宇宙海賊キャプテンハーロック』ED主題歌『われらの旅立ち』
関連項目
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