宇部市交通局は、山口県宇部市大字善和203-90に本部を構える、宇部市運営の公営バス事業者。
概要
『宇部市営バス』『市営バス』『市バス』『うべバス』として親しまれている。市民からは前者2つで呼ばれることが多く、『市バス』の表現はごく一部に限られる。『うべバス』は交通局が愛称として広げようとしている感が強いわりにはあまり浸透していない。(例:キャラクターの「うべバスくん」や運行情報の「うべバスナビ」等)
1944年、宇部線や小野田線の礎を築いた私鉄「宇部鉄道」のバス事業を宇部市が買収し公営バスとして運行したのが始まり。
宇部駅・宇部新川駅・山口宇部空港を中心に、宇部市内に網の目のように路線を展開し、一部は山口市内(新山口駅)・山陽小野田市にも乗り入れる。
2010年時点で、山口県内唯一のハイブリッドカー導入事業者。
1993年に行先番号制を導入。
2013年からは他都市の公営バス同様に、わかりやすさの向上を目的とし、臨時路線を除くほぼ全ての路線に系統番号制を導入した。
宇部市・美祢市・山陽小野田市等の山口県南部の大人の社会科見学ツアーを手がけたり、山口県・福岡県への貸切観光バスツアーを開催したりと、公営バスにしては結構抜かりの無い営業を行っている。
2022年3月15日より、交通系ICカードのICOCAを導入予定である(3月1日より販売開始)。
空港特急・急行
山口宇部空港と新山口駅を結ぶ特急は地域高規格道路の山口宇部道路を通る為、実質高速バスとなっている。2018年3月までは、山口宇部道路と小郡道路(こちらも自動車専用道路)を経由し、新山口駅の新幹線口にも停車していた。(現在は北口のみ)又、以前は「白鳥号」の愛称(下記の宇部新川~新山口線と共通で)や、空港特急「スカイライナー」というどこかで聞いたことのあるような愛称が付けられた時期もあった。
※主要停留所を記載。運行は山口宇部空港に飛来する飛行機の時刻に合わせて行われる。
新山口線・特急
宇部新川駅と新山口駅を結ぶ特急バス。旧称「白鳥号」。こちらは新幹線との接続を考慮されており、アナウンスにも「新幹線接続」の一言があったが、いつの間にか消えている。嘗ては山口宇部道路を経由せず、国道190号・小郡道路を経由する、快速便「みどり号」や宇部市街地の一部の停留所を通過する以外は各停かつ全線一般道経由の準快速便も存在した。
※停車停留所を記載。
系統番号の法則
系統番号は、宇部新川駅から見てどの方向に行くかの方向コードネーム+路線数字で構成されている。
空港バス・新山口線特急を除く。
以下の法則になる。
2013年~2017年まで
2017年以降
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関連項目
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