宇都宮駅(うつのみやえき)とは、栃木県宇都宮市にある鉄道駅である。本記事では、宇都宮芳賀ライトレール線の宇都宮駅東口停留場についても取り扱う。
概要
JR
宇都宮駅 | |
---|---|
うつのみや - Utsunomiya | |
基本情報 | |
所在地 | 栃木県宇都宮市川向町 |
所属事業者 | JR東日本 |
所属路線 | 東北新幹線 ■東北本線 |
駅構造 | 高架駅(新幹線) 地上駅(在来線) |
ホーム | 2面2線(新幹線) 3面5線(在来線) |
駅テンプレート |
東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。栃木県の県庁所在地・宇都宮市の中心に位置する駅で、利用者数も県内一位。
東北新幹線・山形新幹線、宇都宮線(上野東京ライン)・湘南新宿ライン・烏山線、日光線が利用できる。
市街地を挟んで1キロほど離れたところには東武鉄道東武宇都宮線の東武宇都宮駅がある。相互の乗り換えには西口からのバスが便利であるが歩けない距離でもない。
駅弁が最初に発売された駅と言われてる(1885年に発売された)。ただし、駅弁発祥については諸説ある。
駅の西口のデッキ上には餃子像がある。もともと東口にあったのだが、再開発に伴い西口のデッキ下に移転。その際に玉掛けワイヤーが外れて像が破損してしまったが、パテで修復してなんとか移転を完了させた。デッキ下からデッキ上に移転するときは慎重に作業を進めたが、こんどは逆向きに設置してしまうというミスをしてしまった。なかなか話題の尽きない像である。
宇都宮ライトレール
宇都宮駅東口停留場 (ライトキューブ宇都宮前) |
|
うつのみやえきひがしぐち - Utsunomiya Station East | |
---|---|
基本情報 | |
所在地 | 栃木県宇都宮市宮みらい1丁目 |
所属事業者 | 宇都宮ライトレール |
所属路線 | 宇都宮芳賀ライトレール線 |
駅番号 | 1 |
ホーム | 1面2線 |
駅テンプレート |
2023年8月26日に開業し、先行開業区間の起点として駅東口に停留場が設置された。駅番号は1。
同時並行して東口が再整備されており、2022年11月30日にはコンベンションセンター施設の「ライトキューブ宇都宮」が開業。合わせて停留場命名権を購入したため、副停留場名として「ライトキューブ宇都宮前」が付けられた。
なお、将来的には西口側にも延伸し、宇都宮駅西口停留場を設置する構想がある。
駅構造は島式1面2線で、1番線と2番線が設けられている。起点駅であるため、折り返し設備が整備されている。行先表示は「芳賀・高根沢工業団地方面」と案内される。
運行形態
※本項目の情報はすべて2023年8月26日時点でのものです。今後ダイヤ改正で変更される場合があります。
新幹線
やまびこ・つばさ・なすのが停車する(ただしやまびこ・つばさは1往復のみ通過)。はやぶさ・こまちは全列車通過する。
日中は毎時4本の着発があり便が良い。東京方面への利用は特に多く、上り列車が当駅で一気に満席近くなるほどの乗車が終日ある(下り列車ではその逆)。
新幹線通勤の利用がかなりあり、朝夕はSuica定期でパスするビジネスメンが改札をひっきりなしに通過していく。
在来線
宇都宮線(東北本線)は全列車停車。宇都宮線は当駅で系統が分離されており、東京・上野方面から来た列車は全てが当駅止まりとなり、黒磯方面ヘ引き続き利用の場合は乗り換えとなる。ただし1日1本のみ小山発黒磯行きの便があり、これだけは当駅を越境して運行している。
日光線は当駅が起点。駅南方の線路が3線となっているのは複線の宇都宮線に単線の日光線が寄り添っているためである。5番線を専用ホームとしており、日光への観光需要喚起の一環としてレトロ調への改装がしてある。
烏山線は宇都宮線で当駅から2駅北にある宝積寺駅を起点とする非電化ローカル線である。ただし、夕方時間帯の3往復以外の列車はすべて当駅まで直通運転している。
ちなみに、下表に纏めるが当駅は各路線・各方面の終電発車時刻のほとんどが22時台後半に集中していたりする。
路線 | 方面 | 時刻 |
---|---|---|
宇都宮線 | 上り 上野行き | 22時19分 |
東北新幹線 | 下り 仙台行き | 22時34分 |
宇都宮芳賀ライトレール線 | 下り 芳賀・高根沢工業団地行き(土休日) | 22時35分 |
宇都宮線 | 上り 大宮行き | 22時42分 |
烏山線 | 下り 烏山行き | 22時46分 |
日光線 | 下り 日光行き | 22時48分 |
宇都宮線 | 下り 黒磯行き | 22時51分 |
東北新幹線 | 上り 東京行き | 22時54分 |
宇都宮芳賀ライトレール線 | 下り 芳賀・高根沢工業団地行き(平日) | 23時01分 |
東北新幹線 | 下り 那須塩原行き | 23時38分 |
宇都宮芳賀ライトレール線 | 下り 平石行き | 23時46分 |
宇都宮線 | 下り (宇都宮止まり) | 0時59分着 |
宇都宮ライトレール
平日ダイヤ、土日祝ダイヤが設定されており、始発列車は両ダイヤともに6時00分。ほとんどは「芳賀・高根沢工業団地」へ行く便であるが、一部便に途中駅止まりの列車が設定されている。
土日祝ダイヤでは「グリーンスタジアム」行きがあり、22時15分と23時00分の2本に設定されている。
平日ダイヤでは「グリーンスタジアム」行きが設定されていないものの、8時59分の1本と19時台に3本、22時15分と23時46分に「平石」行きが設定されている。土日祝ダイヤでも18時36分と19時台の2本、21時40分と23時46分の便が「平石」行きとなっている。
終電は先の表にもまとめたが、両ダイヤの23時46分発「平石」行きが下りの営業最終列車となる。ちなみに「芳賀・高根沢工業団地」行きの最終列車は、平日ダイヤが23時01分、土日祝ダイヤが22時35分である。
乗り場
JR
5番線は黒磯方面に出発することも可能で、駅の案内表示にも5番線のところに小さく「宇都宮線(東北線)」と書かれている。かつては定期設定があったが、現在は宇都宮線ののりばとしては使われていない。
番線 | 路線 | 方面 | 隣駅 |
---|---|---|---|
1 | ■東北新幹線 | 下り 郡山駅・仙台駅・盛岡駅方面 | 那須塩原駅 |
2 | 《ホームがない。線路があるだけ。》 | ||
3 | 《ホームがない。線路があるだけ。》 | ||
4 | ■東北新幹線 | 上り 大宮駅・上野駅・東京駅方面 | 小山駅 |
5 | ■日光線 | 下り 鹿沼駅・日光駅方面 | 鶴田駅 |
6 | 《ホームがない。線路があるだけ。》 | ||
7 8 9 10 |
■宇都宮線 ■上野東京ライン |
上り 小山駅・大宮駅・上野駅・東京駅・横浜駅・熱海駅方面 | 雀宮駅 |
■宇都宮線 | 下り 宝積寺駅・矢板駅・黒磯駅方面 | 岡本駅 | |
■湘南新宿ライン | 上り 大宮駅・新宿駅・横浜駅・逗子駅方面 | 雀宮駅 | |
■烏山線(直通) | 下り 宝積寺駅・大金駅・烏山駅方面 | 岡本駅 |
宇都宮ライトレール
番線 | 路線 | 方面 | 隣駅 |
---|---|---|---|
1 | ■宇都宮芳賀ライトレール線 | 下り 芳賀・高根沢工業団地停留場方面 | 東宿郷停留場 |
2 |
発車メロディ
JR
番線 | 路線 | メロディ名 | |
---|---|---|---|
1・4 | 東北新幹線 | ベル | |
7〜10 | 宇都宮線上り・湘南新宿ライン | カリフォルニアシャワー |
宇都宮線下り・日光線はワンマン運転のため、駅の発車メロディを取り扱わない。ワンマン運転の列車はGota del VientもしくはWater Crownを発車メロディとして車両側のスピーカーから流す。
一時期、デスティネーションキャンペーンの一環で在来線ホームの発車メロディが「栃木県民の歌」に変更され、上りと下りによって異なる場所のメロディが流れていた。これは現在の「カリフォルニアシャワー」も同様で2種類のメロディが用意されているのだが、上述の通りワンマン化施行で下りバージョンの発車メロディを聞く機会はなくなってしまった。
宇都宮ライトレール
番線 | 路線 | メロディ名 | |
---|---|---|---|
1・2 | 宇都宮芳賀ライトレール線 | 美雷と |
こちらもワンマン運転のため、メロディは車両スピーカーから流す。
なお宇都宮ライトレールではその電車の始発駅でのみ発車メロディを取り扱う(途中駅始発の場合はその駅の発車時に扱う)。芳賀・高根沢工業団地停留場では違うメロディ(黄柳)が流れる。
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