「守れ!鉄壁のサイキック・ドラゴン・マスター」とは、アニメ『人造昆虫カブトボーグ V×V』第3話のサブタイトルである。
脚本:大和屋暁
概要
記念すべきはす向かいシリーズ第1弾。
はす向かいに中華三兄弟が営む『幸楽』が店を出したことにより、ケンの実家が営む『昇竜軒』は売上が激減していた。それを聞いたリュウセイさんは、幸楽を畳ませるためにさっそく殴り込みへ向かう。リュウセイさんは「ボーグバトルの勝負で負けた方が店を畳もう」とケンに無断で提案し、勝負を取り付けた。
中華三兄弟と勝治、リュウセイさん、ケンの三本勝負で決着をつけることに。ケンは当初乗り気ではなかったものの、二人が血のにじむようなボーグバトルの練習をしていることを知り、逃げずに戦うことを決意する。
一本目は勝治が出るも、昨日の特訓で患った突き指が原因で敗北。続く二本目、リュウセイさんは相手を圧倒してあっさり勝利。店の命運はケンに託された。
中華三兄弟は、三人で互いに高めあった実力や、15年に渡る努力を根拠に、ケンは絶対に勝てないと断言する。しかし、ケンは余裕の表情を崩さない。ケンは三兄弟に対し、2つのミスを犯していると告げた。1つは「ボーグバトルは1対1の戦いなのでコンビネーションは関係ない」こと、そしてもう1つは「15年の努力といったが、ケンの中華は親父仕込みの中国4000年の歴史が詰まっている」ことである。それは相手も同じでは?
精神攻撃で優位に立ったケンは、そのまま必殺技「チャイナ・クック・マーベラス・チャーハン」を叩き込む。中華三兄弟の大中も負けじと「ストロング・ファイアー・フライング・スプーン」で応戦。チャーハンと酢豚のぶつかり合いとなるが、ケンが勢いのまま押し切って勝利した。ごちそうさまでしたあああああ!!
これで2-1となり、龍昇ケン率いる『昇竜軒』チームの勝利となる。
なお、話の最後に全身シルエットの意味深な男が登場するが、二度と登場しないので気にしなくていい。次の回も同じ脚本家なのに……
主な登場人物
- 龍昇ケン
- CV:渡辺慶
- リュウセイさんのクラスメイトで親友。実家が中華料理店の『昇竜軒』を営んでおり、料理への拘りは深い。使用するボーグは「キー・オブ・ザ・グッド・テイスト」。
- 中華三兄弟
- CV:山口眞弓
- 昇竜軒のはす向かいに中華料理店を立ち上げた、大中、中中、小中の三人兄弟。三人で作業を分担し、互いに競い合うことで実力を高めてきた。新規開店の店には必ず訪れ、秘伝の味を叩き込むなど、努力を惜しまない。語尾に中華料理をつけるのが特徴サンラータン。実はボーグバトルで得た賞金を元手に店を立ち上げており、ボーグバトルも得意。「チャイニーズ・ラッキー・ハッピー(1号~3号)」と呼ばれる青いボーグを使用する。
- 龍昇リンリン
- CV:寺崎裕香
- ケンの妹。ケンを外に連れ出し、リュウセイさんと勝治が血のにじむような努力をしていることを見せる。
用語
- 無銭飲食は基本
- リュウセイさんは外食しても基本的にお金を払わない(あるいは他の人に払わせる)。昇竜軒ではいつもタダでご馳走になっている模様。
- 幸楽グループ
- 中華三兄弟が営んでいる中華料理店。10年ほど前から急激に勢力を伸ばし、世界中に支店が増え続けている。幸楽グループに目をつけられた店は、必ず閉店に追い込まれると噂されている。勝治は悪名高い企業グループと話しているが、説明を聞く限りだと企業努力を惜しまない優良店に思える。
名言
今週の格言
関連項目
第2話 | 第3話 | 第4話 |
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カブトボーグ エピソードリスト |
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