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安曇野市(あづみのし)とは、長野県の中信地方にある市である。
概要
安曇野市 あづみのし Azumino City |
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2022年10月1日現在 | |
自治体コード | 20220-7 |
面積 | 331.78km2 |
人口 | 93,542人 |
人口密度 | 282人/km2 |
隣接自治体 | 長野県 松本市、大町市 北安曇郡:池田町、松川村 東筑摩郡:筑北村、生坂村 |
市の木 | ケヤキ |
市の花 | ワサビ |
市役所所在地 | 〒399-8281 長野県安曇野市豊科6000番地 |
市長 | 太田 寛 |
特記事項 | 安曇野市公式サイト |
平成の大合併の流れに乗り、2005年(平成17年)10月1日、南安曇郡の旧豊科町・旧穂高町・旧三郷村・旧堀金村、東筑摩郡の旧明科町の5町村が合併してできたのが安曇野市である。市役所は旧豊科町の町域に置かれている。人口は2022年現在、長野県で6番目。
読み仮名は「あづみのし」が正しいようだが、端末によっては「あずみのし」と打たないと「安曇野市」に変換してくれない。ちなみにアルファベットの場合は“AZUMINO”が正式な表記。
なぜか時々、富良野と混同されることがある。「野」しか一致してないのに…
松本盆地の北西部あたりにあり、西側には常念岳をはじめとする北アルプスの山々を望む。その風景の美しさは一見の価値あり。
県内屈指の水稲の収穫量を誇り、わさびの産地としても有名であるなど農業が盛ん。この農業を支えるために、市内の至る所に「堰(せぎ)」と呼ばれる用水路が張り巡らされており、安曇野の田園風景を際立たせている。他にニジマスの養殖なんかもやっているそうな。
実は工業も盛んであり、製造品出荷額は県下でもトップクラス。あのソニーのパソコン部門が全て移転してきたりもしている。
美術館が市のいたるところにある「美術館のまち」でもあり、道祖神が多数坐す「道祖神のまち」でもある。
交通
鉄道
JR篠ノ井線と、松本市の松本駅で篠ノ井線から分岐したJR大糸線が通っており、下表に記した駅が市内に設置されている。2つの路線は市内では交わっていない。
篠ノ井線の2駅には快速列車や「おはようライナー」が停車するほか、明科駅には「特急しなの」の一部が停車する。
大糸線は、安曇野市役所の最寄り駅である豊科駅が市の中心駅となっているほか、穂高駅が観光拠点として機能している。この2つの駅には「特急あずさ」「特急しなの」が停車する。
道路・バス
市内を長野自動車道が走っており、安曇野IC(旧・豊科IC)があるほか、松本市との境目付近に梓川SAがある。一般道は国道19号・147号をはじめとし、いくつかの国道・県道がある。旧堀金村の村域には道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」が設置されている。
バスは穂高駅─明科駅、豊科駅─田沢駅を結ぶ路線や、中房温泉─穂高駅─スイス村を結ぶ路線、隣の池田町方面へ向かう路線などがあるほか、期間限定で安曇野の主要な名所を巡る「あづみ野周遊バス」というものが運行されている。変わったところでは、安曇野市が運営するデマンド交通方式の新公共交通システムなんてのもある(バスとタクシーを足して2で割ったようなものだと思えば良い)。
しかし、本気で安曇野を巡りたいと思っている人の中には、バスでは必要十分な領域をカバーできないと感じる人もいるだろう。そんな人には穂高駅前で自転車を借りるのもオススメである。
主な名所
豊科地区穂高地区 |
三郷地区堀金地区明科地区 |
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関連項目
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