概要
東西約17Km、南北約6Km、周囲47Km、面積79.25平方キロメートル。
主に斐伊川から流れ込む水と、一部が日本海に向かって開かれている為海水が接する汽水湖である。
汽水湖はわずかに塩分が含まれるので魚介類が豊富に採れ、
中でも宍道湖のシジミは全国的にも知られる。
汽水湖の塩分濃度は潮の満ち干きによって変わるので、
この変化に対応する為宍道湖のシジミは内臓が発達し、大粒で旨みがある美味しいシジミとなった。
シジミと共に有名なのは美しい夕日の風景で、松江市側からは神話の舞台出雲の方角へと沈んでゆく
神々しい夕景を眺めることができる。湖に浮かぶ嫁が島がこの舞台を引き立てるアクセントとなり、
昔から変わらぬ美しい景色は小泉八雲や田山花袋などの文人にも愛され、
現在日本夕日百選のひとつにも選ばれている。
湖に接する湿地帯は2005年に湿地帯の保全を目的とするラムサール条約に登録され、
水鳥の飛来地としても貴重な場所である。
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