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概要

小学校から野球を始める。

横浜隼人高等学校では1年秋からベンチ入りし、2年夏からランニングホームラン、1試合3盗塁を記録するスピードと、松井裕樹から2安打を打ったことで注目されるようになる。3年の6月に右膝を故障し手術を受けたが、復帰した後は5試合に出場し、打率.368、1本塁打、1打点、3盗塁を記録。甲子園出場はなかった。

2015年は高校時代から痛めていた右膝痛と腰痛の影響で一軍出場なし。二軍でも16試合に留まった。

2016年はシーズン終盤に一軍昇格。9月18日の福岡ソフトバンクホークス戦で2番・遊撃手でスタメン起用されプロ初出場。しかし3三振に終わる。

2017年は8月に一軍昇格もすぐ抹消。シーズン終盤に再昇格し、9月27日の北海道日本ハムファイターズ戦でプロ初安打を放った。二軍では規定打席に到達し、打率.279、8盗塁をマーク。

2018年は後藤駿太がインフルエンザで出遅れた影響もあり、外野手を守るようになる。オープン戦で2戦連続の先頭打者ホームラン（2本目はランニングホームラン）など4本塁打、4盗塁とアピールし、開幕を一軍で迎えた。しかし序盤は結果を残せず、5月16日に二軍に降格。その後は一軍に上がったり落ちたりしつつ、9月に一軍復帰後は1番・センターでの起用が増え、9月30日・10月1日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では2試合にまたがって3打席連続ホームランを放った。最終的には74試合に出場し、打率.233、5本塁打、22打点、3盗塁。内野手登録ながら、全て外野手としての出場だった。

2019年は外野手登録に変更。打撃フォームがなかなか固まらず開幕を二軍で迎え、前半戦はほとんど出番がなかった。7月から徐々に出場機会を増やし、8月下旬以降はセンターのレギュラーで起用された。54試合で打率.270、2本塁打、7盗塁。出場機会を増やすため三塁にも挑戦し、終盤には2試合で三塁の守備に就いた。また何故かやたらと死球が多く、7月は42打席で6死球。結局この年は177打席で11死球（リーグ5位）も喰らっている。
オフにはオーストラリアのウィンターリーグに参加、主に三塁を守って打率.387をマーク。

2020年は7月頭に一軍昇格。三塁をメインに外野を兼任して準レギュラーとして起用、72試合に出場したものの、打率.225、1本塁打と打撃では結果を出せず、レギュラー定着には至らなかった。

2021年は開幕当初こそ守備要員だったが、4月下旬から1番・三塁のレギュラーに定着。5月半ばからは2番に回って、外野に転向した福田周平と不動の1・2番コンビを組んだ。三塁の守備も冴え渡り、強肩からの正確な送球と躍動感溢れるグラブ捌きでチームを支えた。最終的にフルシーズン一軍でプレーし初めて規定打席に到達。139試合に出場して打率.272、9本塁打を記録して、攻守両面で優勝に貢献。共に自身初のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。ちなみにこの年も死球が多く、13死球でリーグ最多。

2022年はオールスターゲームに選手間投票で選ばれ、第1戦ではタイムリーヒットを打ったことで敢闘選手賞を受賞した。130試合の出場で打率.271、5本塁打、43打点を記録し、リーグ2連覇に貢献。日本シリーズでも前年から9試合連続安打を記録する活躍で日本一に貢献した。オフにはベストナインとゴールデングラブ賞を2年連続で受賞した。

2023年は6月1日に左ふくらはぎを負傷し、6月11日に復帰。122試合の出場で打率.245、2本塁打、22打点だった。オフにベストナインとゴールデングラブ賞を3年連続で受賞した。

50メートル5.8秒の俊足と、強肩からの正確な送球が武器。三塁守備では、特にボテボテの弱いサードゴロを猛チャージして捕球、そのまま一塁に送球してアウトにするのが非常に上手い。

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