定時退社とは、就業において勤務先が定めた勤務時間の終了時刻に業務を終了し退社することである。
概要
そもそも勤務時間とは、就業規則や雇用契約書などにおいて「あなたは○時に仕事を初めて×時に仕事を終えてください」と定められた時間(所定労働時間と呼ぶ場合もある)で、そこで業務を終了すると定められた時間に退社することを「定時退社」と呼ぶ。縮めて「定時」と呼ぶ場合もある。
労働基準法に定められた労働時間に基づき、一般的には17時から18時の間が業務終了時間である事が多い。もし毎日のように定時退社することができているのならば、その人の勤務する会社及び担当する業務は十分ホワイトと言えるだろう。
また、裁量労働制(勤務時間を○時間とのみ定め、出社時間や退社時間を定めない雇用形態)で業務を行っている人についてはそもそも勤務時間が一定ではないため、定時退社が存在しない場合がある。特別な雇用形態でもないのに定時退社をした記憶がない人もいたりする。お仕事お疲れ様です。
他にも「決まった時間に立ち去ったり終わらせたりする」という者のたとえとして定時退社という言葉が使われることもある。
しかし、未だに多くの日本企業では時間内に仕事を終わらせているにも関わらず帰れない、有能であっても相応な報酬もなくひどい場合はサービス残業(違法)をしてでも社に尽くす、それが美徳/当たり前といった風潮や圧力が根強いのが問題となっている。
関連動画
関連項目
- 仕事
- 定時
- 残業(サービス残業)
- 宇志海いちご(通称「定時退社の化身」。詳細は本人の記事を参照)
- ぴこ(音ゲー) / onslaught
- わたし、定時で帰ります。 / 私定時で帰ります(小説、テレビドラマ)
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