実況パワフルプロ野球ヒーローズとは、2016年12月15日発売のニンテンドー3DS用ゲームソフト。
野球を題材とした育成ゲームであり、KONAMIのパワプロシリーズにあたる。略称は「パワプロヒーローズ」「パワプロ3DS」など。
概要
パワプロシリーズではパワプロクンポケット14以来実に5年ぶりとなる任天堂のポータブルゲーム機でのソフトとなった。
内容としてはパワプロ2016に登場した「パワフェス」とほぼ同じであり、あかつき大附属高校や頑張パワフルズなど過去作のサクセスで登場したチーム及びサクセスキャラ(以下ヒーロー)と野球大会を勝ち抜いていくというもの。
パワフェスと異なる点としては、パワプロアプリで登場した高校(瞬英高校、太平楽高校など)が登場する(ただし一部はパワプロ2016のアップデートで追加)他、花ざかり高校、熱風カーニバルズなど今作初登場のオリジナルキャラクターも多数登場し、選手だけでも合計170人近くに上る(ここにマネージャーも加えると最終的には180人ほどになる)。
新規メンバーとヒーロー達のやり取りで新たな一面が見れるかも?
モード
対戦
任意のチームを選んで野球をするモード。ヒーローズモードではお目にかかれないドリームマッチ(例:仏契大学vs黒獅子重工)を再現することも可能。
ヒーローズ
いわゆるサクセス。突如現れた南の島で発見された野球の起源。それをもとに開かれた野球大会「パワフルベースボールクラシック」で大会を勝ち上がっていく。
パワリーグ
チーム編集
ヒーローズで作成した選手や育成したヒーローでオリジナルチームが編成できる。作ったチームは対戦やパワリーグで使用可能。
バグの宝庫
パワポケ8においても、GBA→DSとハードが変更した事による深刻なバグ(野手が一定数以上登録されるとバグるなど)があったが、今作においてもそれは例外ではなく、致命的なバグから、テストプレイしたのか怪しいほどのお粗末なものが散見される。
以下に例を挙げていくと
- 3DSであるにもかかわらず、Wi-fiによる通信対戦ができない。
- パワプロと銘打ってはいるが、実在のプロ野球選手は一人も出てこない。チームも出てこない。
- すれちがい通信の枠も10と異様に少ない。
- 敵のAIがパワフェスのものとほぼ同じで、こちらが大量リードすると意地でも3点差以内にしようとするため、馬鹿試合が頻発しやすい。
- ヒーローは試合に出すことで経験値を得てレベルアップするが、MAXがLv50。20~30周最初からフル出場してようやく到達できるレベル。また、Lv1の能力は大抵オールF程度と悲惨(友沢亮でもオールEくらい)。これが170人分となるとその苦労は推して知るべし。
- ヒーローをスカウトすることができる大会事務所の効果を上げるスキル「大会事務所◯」が発動時、スカウトしたヒーローのレベルアップ判定がおかしくなるという、育成の苦労を水の泡にしてくれるレベルの致命的なバグがある(筆者はこれで泣く泣く全データ消去。KONAMIはやはりKONMAIだった)。
- Lv50に到達したヒーローは限界突破の極意というアイテムを用いることで更にパワーアップできる。しかし、ヒーローの中でも最も多いバランス型(野手)・本格派(投手)の極意の入手条件が異常なまでに厳しい。
- 特定選手をLv50にした後別形態(例:アフロ猪狩)を参入させた場合、図鑑に登録されないバグがある。
- 特定のヒーローの組み合わせで発生する会話イベントがあるが、何しろ170人近くいるため、組み合わせの全容が未だに解明できていない。
- ピッチャーマウンド後方へ転がる強烈なゴロを打つと、セカンドベース手前で物理的にありえない減速をするというバグがある。
- これらのバグに関する修正及びヒーロー追加などの予定は一切ない。
など、ボロが出まくって散々な状態となっている。(Amazonのレビューも多作と比べればボロッカス)
BGMは歴代と謙遜ないくらいにいいのに。
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関連項目
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