室屋光一郎とは、アニソンでよく耳にする日本の男性ヴァイオリニストである。大先生室屋ストリングス主宰。
概要
1980年11月14日生まれ、大阪府出身。愛称は「ムッシュ」「大先生」。
幼少からクラシック音楽を聴く機会に恵まれ、5歳の時にヴァイオリンを弾きたいと父親に懇願、色々と何とかして6歳からヴァイオリンを習い始める。
以降、高校受験までには練習と遊びの板挟みに逢いながらもヴァイオリンを続けていたが、師事していた教師より勧められた東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校に入学。
16歳の頃、とある機会に恵まれスタジオレコーディング、ライブサポートの仕事を開始。以降、茅原実里、水樹奈々、澤野弘之、MONACAなど、様々なアニメソングやアーティストの楽曲のレコーディングやライブサポートを行っている。
また、大学では東京藝術大学音楽学部を卒業している。
レコーディングやライブサポート以外の面として、チェリストの向井航、ピアニストの阿部篤志と「Crustacea」を結成したり、茅原実里のバンドサポートメンバーである山本陽介、須藤賢一などで集まり「CMB」を結成したりして、それぞれにおいてオリジナルアルバムをリリースしたり単独ライブを行ったりしていた。
また、2006年10月〜2007年3月放送のTVアニメ「金色のコルダ」では、ヴァイオリン担当の月森蓮、王崎信武の吹替演奏を担当した。
コンテンポラリーダンスとの縁があり、ソリストとしてH. アール・カオスのワールドツアー、森山開次の「The Velvet Suite」にてベネチア・ビエンナーレに出演し、好評を博す。作曲家の笠松泰洋との関わりも深く、代表作『エレクトラ』に出演。
2019年11月9日に開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」では、奉祝曲である組曲「Ray of Water」(歌 - 嵐、作曲 - 菅野よう子)を演奏するスペシャルオーケストラのコンサートマスターとして大役を果たした。
レコーディングスタジオやライブ会場での様々な出会いを基に、今日も様々な作品でヴァイオリンを弾き続ける。
主な演奏参加楽曲
ここでは、ニコニコ大百科に記事がある作品を記述する。
また、大先生室屋ストリングス(室屋光一郎ストリングス)として参加した作品も含む。
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt