概要
鎌倉幕府は年数を重ねるごとに次第に機構を整備し、評定衆や引付衆といった公的な機関が整っていった。ところが元寇という未曽有の事態によって、それまで北条氏の家督を決定するようになっていた「深秘御沙汰」が発展した、執権である北条時宗らの個人的諮問機関である寄合が運営されるようになる。
さらに、北条貞時、北条高時と得宗流の家督が若年の状態で継承されるようになると、その寄合が最高意思決定機関としての公的な機関となっていき、鎌倉幕府最後の半世紀は、
という状態で運営されていったのであった。
寄合衆家
北条氏
文士
外様武士
- 安達氏顕盛系
御内人
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関連項目
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