富山グラウジーズとは、富山県富山市を本拠地とするバスケットボールクラブ、及びBリーグに所属するプロバスケットボールチームである。
概要
|
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)参入を機に誕生したバスケットボールクラブである。
愛称の「グラウジーズ(Grouses)」とは富山県の県鳥に制定されている雷鳥から来ている(英名で"grouse"。「グラウズ」と読む)。
余談だがかつてJリーグ入りを目指していたサッカークラブのヴァリアンテ富山とは同じ運営法人の下で経営されていた仲である。(※ヴァリアンテ富山は現在、カターレ富山の誕生によりJリーグ参入を断念した格好である。)
歴史とか特徴とか
|
元々は国体の為の選抜チーム
1998年、2000年に行われる富山県国体の開催に向けた富山県選抜チームとして結成。故に、bjリーグ出身チームの中で数少ない、クラブとの歴史が異なるチームの一つである。
2000年の富山国体優勝後は新『バスケットボール日本リーグ』(当時の全国リーグ2部)の加盟という新たな方針の下、存続し強化を図る。その結果、全日本クラブ選手権大会で優勝を飾り、5回のオールジャパン(天皇杯)出場を成し遂げている。
かつて芸能事務所が経営していたクラブ
2005年、Jリーグ入りを目指しているヴァリアンテ富山(当時北信越フットボールリーグ1部所属)の運営法人である株式会社富山アトラスフットボールクラブがグラウジーズの運営法人となることと、トップチームの2006-2007年シーズンからのbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)参入が決定し、富山県初のプロスポーツチームとなる。
この富山アトラスという運営法人、実は芸能事務所のアトラスプロモーションが親会社となっている。
しかし、bjリーグ参入初年度終了後、富山アトラスから現在の株式会社富山グラウジーズにクラブ運営法人が移管される。これはアトラスプロモーションの経営悪化がそのまま富山アトラスにも響いてしまったため。何故ならばクラブ運営の費用も半分はこのアトラスが捻出していたからだ。これが災いし、7000万円の単年度赤字が出てしまうのであった。
ハンバーガーはクラブを救う
アトラス撤退により翌年度以降のクラウジーズの経営が心配されていたが、富山県の有力企業であるヤングドライやエーティーワークスがスポンサーに付き、更には何故か全国屈指の有力企業である日医工や日本マクドナルドもスポンサーに付いた。日本マクドナルドのスポンサードについては、選手たちが日頃からマクドナルドを利用していたことが大きく影響していた。
ただ、これらがスポンサーに付いたシーズンの成績は低迷して観客動員の伸び悩みとなってしまっており、結果、6000万円の赤字を出してしまったため、救ってもらうどころか結局は自らコケに行っている形であった。
ただ、マクドナルドはBリーグ参入後もクラブのスポンサーとなっており、今日もグラウジーズの活動を陰ながら支えている。
関連動画
・・・ニコニコ動画に無い動画は、スポーツナビの動画一覧を観て、どうぞ。
関連商品
Bリーグ公式オンラインショップから購入しましょう。(※クラブ公式のオンラインショップが無かった)
関連コミュニティ
関連項目
クラブ公式サイト
- 0
- 0pt