富山空港とは、富山県富山市にある地方管理空港。愛称は「富山きときと空港」。
※きときと、とは、富山弁で「新鮮な」という意味。確かに海の幸に恵まれた地域であるが…
概要
北陸地方にある空港の一つ。富山県のほぼ中央にあり立山黒部アルペンルートや五箇山に近く、
アクセスの良さから富山県民のみならず岐阜の飛騨高山や新潟の上越地方の住民の利用も多い。
日本で唯一の河川敷に作られた空港であり、滑走路やエプロンは河川敷内に、ターミナルビルは
河川外に設置されている。飛行機に乗り込む為のボーディング・ブリッジは堤防を跨ぐ必要がある為に
約80mと日本一の長さとなっている。川が増水した際は切り離して避難させるらしい。
滑走路は2000mと中型ジェット機の離着陸が可能な程度の長さは確保されているものの、敷地に
余裕が無く誘導路が一部しか無いほか、計器着陸装置(ILS)はローカライザーのみの設置となっており
気象状況によっては離着陸が困難となりやすい。
滑走路の南北端には橋梁がかかり、特に北側(北陸自動車道が通っている方)は航空機の進入路のため
昼間障害標識としてオレンジと白の塗装がされており、道路側には「わき見注意 航空機通過」の看板が
配置されている。
中台への国際線や国内線では札幌便(新千歳便)が運航しているが、主力となるのは東京(羽田)便である。
しかし2014年3月の北陸新幹線開業以後大きな影響を受けており、国内線利用者が4割以上減っている。
既に便数の削減や機材の縮小が行われており、これ以上の縮小、最悪廃止とならないために乗客をいかに
確保していくかが至上命題となっている。
ターミナルビル
4F 展望デッキ
3F 空港事務所・レセプションルームなど
2F 出発ロビー・搭乗待合室(国内線・国際線)・レストランなど
1F 到着ロビー・旅券窓口(国内線・国際線)など
4階建て。珍しい所では配置薬で知られる地元企業の廣貫堂が出店している。
アクセス
富山駅から路線バスに乗るのが最もわかりやすい。また高山方面からもバスが出ている。
高岡・砺波・魚津方面からは乗合タクシー「そらタク」を使うのが良いだろう。(事前予約制)
自動車の場合は北陸道を「富山IC」で降りて国道41号線を南下、空港口交差点を曲がり
県道55号をまっすぐ行けば見えてくる。
関連動画
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関連項目
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