概要
1959年に兵庫県で生まれる。慶応義塾大学文学部を経て1985年に漫画家デビューした。1986年より連載を開始した『ミスター味っ子』が大ヒットし、その後も『将太の寿司』『喰いタン』とヒット作品を連発している。
先述の通り料理漫画家であるが、実は料理をあまりしていない模様で、作中でも料理を知らないと思われる描写がいくつもある。むしろ料理そっちのけのアクションやバトルが多いことから「アクション料理漫画」「格闘料理漫画」というジャンルを確立しているといえる[1]特に『将太の寿司』はあまりにネタが多すぎてニコニコ大百科上でネタ記事が乱発している[2]。
『ミスター味っ子』の連載時は丸い感じのキャラクター描写であったが、『将太の寿司』の連載途中から次第に角ばった画風になっていき、『喰いタン』で現在の画風が確立した。そのため『ミスター味っ子II』の味吉陽一は(子供から大人になったとはいえ)別人化しているなど、おそらく週刊少年マガジン系では一番作風が変化した漫画家と思われる。
作品のわりに作者の知名度が高くないのか「スペースコブラを描いてた人?」と寺沢武一のほうとよく間違えられる。ちなみに寺沢武一のほうが4つ年上。
『ダイヤのA』の寺嶋裕二は寺沢大介のアシスタントをしたことがある。
作品一覧
- ミスター味っ子(1986年-1989年、テレビアニメ化)
- WARASHI(1989年-1990年、通常連載としては唯一料理漫画でない作品)
- 将太の寿司(1992年-1997年、テレビドラマ化)
- 喰いタン(2002年-2009年、テレビドラマ化)
- ミスター味っ子II (2003年-2012年)
- 将太の寿司2 World Stage(2013年-2015年)
- ミスター味っ子幕末編(2015年-2019年)
関連項目
脚注
- *『ミスター味っ子』の連載当初は特にそのような描写はなかったが、アニメ版では今川泰宏監督によってオーバーアクションの描写になり、それが逆にウケて寺沢大介も影響されてしまった。
- *こちらは最初から犯罪行為が平気で行われており(将太の寿司で行われた嫌がらせの一覧を参照)、また新人寿司コンクールなのに「絶対味覚の持ち主」「切った魚が醤油をはじく」「針で魚を蘇生」というトンデモ人物が次々と現れ、ついには大年寺三郎太というジャンルを間違えているサイボーグ(一応人間)まで登場している。
子記事
兄弟記事
- なし
- 0
- 0pt