寺田駅とは、富山県中新川郡立山町にある富山地方鉄道本線・立山線の駅である。
概要
相対式4面4線。駅の北寄りに本線のホーム(1・2番線)、南寄りに立山線のホーム(3・4番線)がある。本線上り線は1番線と言う規定があるらしく、駅舎側から4、3、1、2番線と言う変則的な順番をしている。なお、1番線と3番線ホームはつながっており、待合室が設置されている。かつてはこの待合室に信号扱い所があったが、列車衝突事故が発生したため機能が廃止されている。
なお、「アルペン特急」は立山駅~当駅~宇奈月温泉駅と言う運行形態をとっている関係で、当駅ではスイッチバックする形となる。立山発宇奈月温泉行は3番線で降車扱いを行った後、電鉄富山寄りの本線上で折り返し、2番線で乗車扱いを行う。宇奈月温泉発立山行は1番線で降車扱いを行った後、電鉄富山寄りの本線上で折り返し、4番線で乗車扱いを行う。
1913年(大正2年)に立山軽便鉄道が滑川駅~上市駅(現在の上市駅とは別)~五百石駅間を開業させ、沢端駅として開業。1921年(大正10年)に「寺田駅」に改称(現在の駅とは別)。その後、富山電気鉄道の都市間輸送計画をもとに、1931年(昭和6年)8月15日に富山田地方駅(電鉄富山駅~稲荷町駅間、現在は廃止)~上市駅・寺田駅~五百石駅間が開業し、当駅が開業。もとからあった寺田駅は「沢端駅」に改称された後に1932年(昭和7年)に上市駅~五百石駅間の路線とともに廃止となった。
隣の駅
| 路線名 | 種別 | 隣の駅(上り) 電鉄富山駅方面 |
当駅 | 隣の駅(下り) 新魚津駅・宇奈月温泉駅 岩峅寺駅・立山駅方面 |
|---|---|---|---|---|
| ■本線 | 普通 | 越中舟橋駅 | 寺田駅 | 越中泉駅 |
| 急行 | 上市駅 | |||
| 快速急行 (上りのみ) |
稲荷町駅 | |||
| 特急「うなづき」 | 電鉄富山駅 | |||
| ■立山線 | 普通 | 越中舟橋駅 | 稚子塚駅 | |
| 急行 | 五百石駅 | |||
| 快速急行 (下りのみ) |
電鉄富山駅 | |||
| 特急「立山」 (下りのみ) |
||||
| 「アルペン特急」 | - | 立山駅 / 上市駅 |
関連動画
関連項目
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