号外「射命丸 文(しゃめいまる あや / Syameimaru Aya)とは?」
ZUN(通称:神主)氏が運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」制作の弾幕STG「東方Project」に登場するキャラクターの名前である。種族は天狗(鴉天狗)。“文”の読みは、 “ぶん” でも “ふみ” でもなく “あや” と読む。
→上海アリス幻樂団>東方Project>東方Projectの一覧の一覧>東方Projectの登場キャラクター
テーマ曲は2つ:「風神少女」[1] 「妖怪の山 ~ Mysterious Mountain」
特集「射命丸文について」 |
概要
目次 次の項目
「毎度お馴染み射命丸です」鴉天狗の妖怪で新聞記者(ブン屋)。「文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)」という個人新聞を発行している。
書籍『東方求聞史紀』にある「妖怪図鑑」には天狗の事を指して「~風を起こす山の神~」と書いてある。
約1000年程前、幻想郷に鬼が存在していた頃から住み着く天狗。元は鴉。普段は妖怪の山に住んでいる。
真面目で融通が利かない。頭脳明晰で非好戦的。思考能力は非常に高く、人の何倍ものスピードで考えを巡らせる。
彼女自身は、幻想郷の中でも最高クラスの力を持つ。その一方で、普段は手を抜いていて決して力を見せびらかせようとはしない(これは天狗全般の特性)。因みに文は戦闘部隊ではなく、あくまで報道部隊である。
齢1000歳を超える相当な長生きをしているが、他の長齢キャラのような威厳や貫禄を見せてはおらず、劇中ではとても若々しく活動的である。レミリアや萃香とは違った形で年齢詐欺である。
二つ名
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【伝統の幻想ブン屋】 | 『文花帖』・『花映塚』・『緋想天』(おまけ.txt)・『地霊殿』・『求聞史紀』・『三月精』・『儚月抄』 |
【最も里に近い天狗】 | 『風神録』(キャラ設定.txtの表記は「里に最も近い天狗」) |
【風雨の鴉】 | 『緋想天』(ゲーム本編中での表記) |
【捏造新聞記者】 | 『ダブルスポイラー』 |
【鴉天狗のジャーナリスト】 | 『東方鈴奈庵』 |
【紅葉を散らす天狗】 | 『東方天空璋』 |
容姿
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※ZUN氏の絵(通称:ZUN絵)は作品ごとに画風が異なる為、
全てが統一されている訳ではない点にご注意下さい。
黒髪ショート・赤い瞳・赤い山伏風の帽子(通称:ZUN帽)
赤い天狗下駄・フリル付きの黒スカート・白の半袖シャツ、等。
彼女は鴉天狗という事で二次創作では背中に鴉の羽が描かれる事があるが、彼女は羽を持っているのかいないのかが曖昧である。
『花映塚』『文花帖(ゲーム)』『風神録』『緋想天』『ダブルスポイラー』は立ち絵・キャラグラフィックともに羽は付いていない為、羽を持っていないのが公式設定だと思われる。
しかし、『文花帖(書籍)』及び『求聞史紀』の挿絵では一部羽が付いているものがあり、『文花帖(書籍)』では八意永琳との会話内で自身の羽毛に関するものがある。
「なんて言うかスピード感が無いというか。羽毛が生えて以来、あんなにゆっくり空を飛んだことがないもので」
その為、完全二次の産物とも言い切れない。が、あくまで「羽毛」であって「羽」や「翼」ではない点に注意。
(因みに、日本古来の鴉天狗は羽付きで描写される事が多い。)
なお、シャツ&スカートは柄入りのものとそうでないもの。帽子も、左右のモコモコが付いているものとそうでないものの2種類を確認できる。
今のところ、文のテーマ曲である「妖怪の山 ~ Mysterious Mountain」で登場するときは柄入り、もう1つのテーマ曲「風神少女」で登場する時は柄無しの服装で、曲とセットになっている。
これも当初は、登場時の立場で分けられていると考えられていたが、完全に記者である『ダブルスポイラー』で柄入りで登場(それまでは記者の立場の時は柄無し)したので、単に曲とセットなだけかもしれない。
モコモコ付きの帽子については、『風神録』のみでしか着用していない。柄入りのシャツはZUN氏の私服から。
『ダブルスポイラー』では耳が尖っている様に見えると話題になったが、冒頭にも記載した通り東方キャラの絵は作品ごとに画風が異なる。その為、公式な設定とはハッキリ言えない。
alphes氏が立ち絵を担当している『東方緋想天』では普通の耳である。個々の解釈が分かれるところ。
テーマ曲と容姿・その他テーマ曲について
文には「風神少女」と「妖怪の山 ~ Mysterious Mountain」の2種類のテーマ曲が存在する。
「風神少女」は、新聞記者である文のイメージ。「妖怪の山 ~ Mysterious Mountain」は、日本古来からいる妖怪「天狗」のイメージで作られている。
上記にもあるように、テーマ曲の違いは彼女が登場する時の立場による所が大きいのだが、『緋想天』のストーリーモードでは、他のキャラの敵として登場した際、妖怪の山の住人としての立場でも曲は「風神少女」のままで、『ダブルスポイラー』では記者として行動しているが「妖怪の山」が使われている。
もっとも『緋想天』では、本人のストーリーモードは最初から最後まで新聞記者として行動しているし、『ダブルスポイラー』は曲が使われた時の相手が同僚のはたてであった為(かつ舞台も恐らく妖怪の山であったので)、完全に矛盾しているという訳ではない。
一応、黄昏フロンティアとの共同制作作品『緋想天』を除外すれば、舞台(妖怪の山かそれ以外の場所か)によって曲が分けられているとも見れる。
因みに「妖怪の山」の方は、『ダブルスポイラー』の"LEVEL-スポイラー"の全ステージ。つまり、姫海棠はたてが自機・被写体の時にも使われている事になる。
「妖怪の山」の曲txtには「天狗同士の醜い争いのテーマです。」とあるが、前作『文花帖(ゲーム)』の「風神少女」の曲txtにも「この曲は文花帖のテーマ曲なので入れないわけにはいかないと思い入っております。」とある為、『ダブルスポイラー』でも同様の扱い方をしているものと思われる。道中曲と同様、「"誰かの"テーマ」では無いので注意。
*「風神少女」も『文花帖(ゲーム)』の曲txtでは「撮影曲5のテーマです。」と書かれている。プレイ中は審判「浄頗梨審判-射命丸文-」のシーン時のみ聞く事が可能。四季映姫の持ち物である「浄玻璃の鏡」の能力により、射命丸文が相手となる。(BGM・敵ボス、共に『花映塚』7面と同じ形となる)
*"LEVEL-スポイラー"は『ダブルスポイラー』全108シーンの最後となる9シーン。その中のラスト5シーンは射命丸文が相手となる。(BGM・敵ボス、共に『風神録』4面と同じ形となる)
テーマの「風神少女」は、『文花帖(書籍)』(原曲)・『花映塚』『文花帖(ゲーム)』(ショートバージョン)・『緋想天』(あきやまうにアレンジ)。もう1つのテーマ「妖怪の山」は、『風神録』(原曲)・『ダブルスポイラー』(セルフアレンジ)がある。
主な出演作品
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ゲ | ム |
第9弾 | 東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View. | 7面ボス・自機 |
第9.5弾 | 東方文花帖 ~ Shoot the Bullet. | 自機(主人公) | |
第10弾 | 東方風神録 ~ Mountain of Faith. | 4面ボス | |
第10.5弾 | 東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody. | プレイヤーキャラ | |
第11弾 | 東方地霊殿 ~ Subterranean Animism. | 霊夢サポート妖怪 | |
第12.5弾 | ダブルスポイラー ~ 東方文花帖 | 自機(主人公)・LEVEL SPOILER | |
第12.8弾 | 妖精大戦争 ~ 東方三月精 | エンディングに少し | |
第16弾 | 東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons. | 自機 | |
書 籍 |
ファンブック | 東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red. | 新聞記者(主人公) |
設定資料集 | 東方求聞史紀 ~ Perfect Memento in Strict Sense. | 妖怪図鑑(天狗の項目) | |
漫画 | 【第二部】東方三月精 ~ Strange and Bright Nature Deity. | 第19話・第20話 | |
漫画 | 【漫画版】東方儚月抄 ~ Silent Sinner in Blue. | 第二十話・最終話 | |
漫画 | 【第三部】東方三月精 ~ Oriental Sacred Place. | 第9話 | |
漫画 | 東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery. | 第三十二話等 |
ゲームでの初登場は第9弾『東方花映塚』の7面ボス。[2]
その後、登場時から既に決まっていた第9.5弾『東方文花帖』の主人公を経て、第10弾『東方風神録』の4面ボス、第10.5弾『東方緋想天』のプレイヤーキャラ、第11弾『東方地霊殿』の霊夢サポート妖怪として出演。
第12弾『東方星蓮船』においては未登場だが、早苗B装備の会話内において早苗がぬえに「さあ、天狗を連れてきますので 一緒に記念撮影しましょ?」といった内容の台詞を発言している。
(『星蓮船』までに登場していたカメラ持ちで名前ありの「種族:天狗」は文のみ。ただし、文とは言っていない。)
第12.3弾『東方非想天則』には、前作である『緋想天』をインストール済みで使用可能にすることで、引き続き参戦が可能となっている(一応新規台詞あり)。
第七回「博麗神社例大祭」では、『文花帖(ゲーム)』の続編に当たる作品である第12.5弾『ダブルスポイラー ~ 東方文花帖』が頒布。自身二度目の主人公を務める事になった。
同年、「コミックマーケット78」で頒布された第12.8弾『妖精大戦争』のEDにも少しだけ登場している。チルノもゲーム内で「天狗情報によると この辺に花見が終わって 暇そうにしている人間が居るってさ」と独り言を言っている。
初登場以来、色んな形で登場を継続している。
因みに、彼女は『東方文花帖』と言うゲームを作るために生まれたキャラである。
ゲーム「東方文花帖」制作までの経緯
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「写真撮影シューティングの文花帖ですが、このゲームが成り立つまでには相当、紆余曲折があったのです。」 『東方文花帖』おまけtxtより
『東方文花帖』おまけtxtによると、「弾幕を写真として撮影するゲーム」と言う構想自体は、『紅魔郷』を製作した直後あたりから既に持っていたらしい。しかし、主人公の霊夢にやらせるには不自然で必然性の感じられないシステムという事で、一旦のお蔵入りとなった。
それから2年。再び「弾幕を写真として撮影する」と言う構想を実現させる為、「撮影する必然性のあるキャラと世界をゲームに登場させ、そのキャラを主人公に持ってこよう」と言う考えの下、生まれたのが彼女「射命丸文」である。
(どんな場所・場面でも違和感なく登場する事が可能な「新聞記者」と言う立ち位置はその為であると考えられる。)
『東方花映塚』での登場と言う前振りと、一迅社からのアンソロジー出版(この構想を持つZUN氏の要望により現在ある『文花帖(書籍)』の形式に変更された)と言う援護射撃を得て、彼女を主人公とした写真撮影弾幕STG『東方文花帖』が製作開始されるに至った。
彼女が他のキャラと比べて色々と特殊なのは、上記の様な「生まれた理由」や「登場させる為の過程」等々の、文字通り様々な部分で紆余曲折した事が影響しているからだと思われる。
性格・各作品について
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*『文花帖(書籍)』の伊吹萃香と射命丸文の会話の一部に、以下の様なものがある。
萃「天狗は昔っから強い者には下手に出て、弱い者には強気に出る。
本当はもの凄く強い癖に適度に手を抜く、頭が切れる筈なのに惚ける。本当、やたらと狡猾だなぁ。」
文「今の天狗はそこまで強くなくなったのですよ。今ではしがない情報屋みたいなもんです。」
萃「何処まで本気かなぁ。」
*『花映塚』と『緋想天』のキャラ設定から一部抜き出し。
・人前では丁寧な態度を見せる ・真面目 ・融通が利かない
・非好戦的(戦う事は余り好きではないが、喧嘩を売って歩いている。敵う相手ではない為、買う者は少ない。)
・頭脳明晰(思考能力は非常に高い。人の何倍ものスピードで考えを巡らせる。
何を考えているのか予想する事は非常に困難。表面上は相手のレベルに合わせてくる。)
『文花帖(書籍)』では、勇儀と同じ「山の四天王」と言われている萃香から「強い癖に~」と言われても否定している。
しかし、同時期に発表された『花映塚』のキャラ設定では、「幻想郷の中でも最高クラス」と書かれた後に「力を見せびらかせようとはしない」とあった事から、萃香の言っていた「狡猾」と言われている部分が出たものだと思われる。
『花映塚』『文花帖(書籍)』では丁寧な喋り方、『風神録』では砕けた喋り方とキャラが違っているが、これは「新聞記者」か「山の天狗」かの違いである。我々人間で言うと「仕事」か「プライベート」で口調が変わると言った所。
(この点については、後に『緋想天』にて両方の口調を使い分けている場面があるので、確認することができる。)
『東方文花帖』・「文々。新聞」
「号外だよー」と言っても、『文花帖(ゲーム)』の時点でも独白としては、かなり砕けた台詞の数々を見る事が出来る。
ただし、コメントの内容は時に辛辣であり、辛口なコメントなども多数見られる。
取材活動自体は「撮影対象をおちょくりに行っているようなもの」とZUN氏からコメントされている。
『文花帖(ゲーム)』自体は、文個人の持つネタ帳(文花帖)のゲームパートと言う位置付けである為、コメント含め新聞の内容と言う訳では無い。
文花帖の中に書かれている文字は、『求聞史紀』の稗田阿求曰く「天狗なのに意外と可愛い文字を書くという」。
鴉天狗自体がゴシップ好きな種族。個人で新聞を制作している事が多い為、どうしても記事内容が偏ってしまう。
ゲーム初登場である『花映塚』のキャラ設定には「嘘だらけの新聞である」とハッキリ書かれている他、『文花帖(書籍)』の八意永琳とは次の様な会話をしている。
永「幻想郷は、みんな自分の周りさえ良ければ世間なんてどうなっていようと構わない、って連中ばかりよ。
一体どの辺に新聞を取ってまで情報を仕入れようとする人が居るの?」
文「……大体、天狗仲間です」 永「学級新聞みたいなもんね」
文「他には、たとえば香霖堂のご店主などにはご愛読いただいてます」
その一方で、定期購読者である香霖堂の店主、森近霖之助は「大天狗のそれに比べると、内容はともかく『文々。新聞』の方がいろいろと考察もでき、知識がぐっと深くなるのだ、とそう思う。まぁ内容はともかく。」という評価をしている。
また、新聞大会で優勝した大天狗の新聞「鞍馬諧報(くらまかいほう)」には「『文々。新聞』の号外がかわいく見える位の大げさなもの」と前置きをした後に、「内容は事実とは大幅に異なり、あることないこと面白おかしく書かれた記事しかない。さらに情報をありったけ詰め込んで、ボリュームがあるように見えるだけの酷いものであった。」と評価している。
上司の大天狗の新聞の方が評価が低く、優勝者の新聞の方が酷い内容、と言われているのはこれ如何に・・・・・。
その他、『文花帖(書籍)』では「文々。新聞」がメインとして掲載されているが、隣にはその記事となった本人との会話がある為、内容を比較すれば概ね事実が載っていると判断する事が出来る。
他の東方公式作品でも、話の切っ掛けとして「文々。新聞」が出てくる事がある。二次での扱いや認識と比べ、原作の「文々。新聞」は内容も扱いも比較的普通である様子。作中で新聞とくれば、大抵「文々。新聞」である事が多い。
天狗の作る新聞は、通常だと内輪的な内容の新聞だとされているが、彼女の新聞に関しては他の妖怪の記事だったり、更には人間・人間の里の出来事を記事にしたりしている。
積極的に多種族と接する彼女の行動は、排他的と言われる山の妖怪においては異端であると言える。
『東方花映塚』
「我々天狗は、幻想郷をずっと見守ってきたのです。我々天狗程、幻想郷を見てきた者も居ない。我々天狗程、幻想郷に詳しい者も居ない。でも、私は真実を見る観察者なだけで、幻想郷を創るのは貴方達なのです。」
『花映塚』では、どの相手に対しても丁寧な喋り方で対応している。
また、四季映姫・ヤマザナドゥの「どうしました?ここの桜は貴方の好みそうな過去の宝庫です。殺人、密室殺人、連続殺人、うっかり殺人、ここにはあらゆる事件が眠っていますよ?」という問いに対して、「事件は殺人しか無い のでしょうか?殺人の記事は余り書きたくないのですが……」と文は返答している。
文の「殺人の記事は余り書きたくない」と言う発言とは逆に、『ダブルスポイラー』で登場した同族のはたては、聖白蓮(12-3『遊行聖』)に対して「あーあ、殺人まだ―?犯人はー?」と言ったコメントをしている。
EDや上記の殺人に関しての会話を見る限り、暗い出来事より面白い出来事の方が好きな様に見える。
四季映姫の説教有難いお話を受けた後、自分なりに思考・答えていた数少ない人妖の一人。
映姫ストーリーでは説教有難いお話を忘れてしまっている者、全く関係の無い返答をしている者、説教有難いお話自体を理解出来ていなかった者、等々の人妖が居る中では具体的な返答をしていた。映姫「惜しい、30点。」・・・・・惜しい?
(文の『花映塚』キャラ設定にある「真面目~」と言う部分を表しているのかもしれない。)
『東方風神録』
「組織に属するってのは 自分の意思だけでは動けなくなるって事よさあ、手加減してあげるから 本気で掛かってきなさい!」
『風神録』では記者ではなく、妖怪の山に住む天狗の一員として、山に無断侵入した霊夢達の前に立ち塞がる。
交渉は本来白狼天狗の仕事だが、文が霊夢達の知り合いと言う事で、自警隊リーダーの大天狗に呼び出された。
「彼女は手加減して戦った振りを見せ、わざと負けた。」
その後、天狗社会に矛先が向かないように、霊夢達には幻想入りして来た守矢神社の様子を見に行かせた。
文がそのまま通さずに戦闘してわざと負けたのは、「戦いもしないで山に入れてしまうと、彼女が人間と繋がっていると疑われる可能性があったから」である。
また、4面ボスでは初となる耐久型のスペルカードを披露したが、その耐久時間は約15秒(カウントは18だが、弾幕を撒き始めるのは15から)。本当に手加減並の短さであるが、出来れば速度の方をもっと手加減して欲しい所である。
『東方緋想天』・『東方非想天則』
「さあ、ついに紅魔館に潜入致しました! ここにはどんな魔物が潜んでいるのでしょうか」『緋想天』や『非想天則』においては、レミリアとの仲の良さが際立って表現されている。レミリアが文の新聞を楽しみにしていたり、今では伝説となった掛け合いも見られた。
紅魔館が文の新聞を大量購読している事が分かった他に、レミリアと美鈴は天狗が制作した漫画も読んでいる。
また、文ストーリーは異変の首謀者との戦闘が無い代わりに、最初・ラスボスの2度に渡って霊夢を相手にしている。
霊夢から倒壊した神社を「雲の上の腹が立つ奴(天子の事)」に復興させると聞いた時、「霊夢が会ったという雲の上
『緋想天』の文はレミリアと同じく、異変に全くと言っていい程関与していない(レミリアは紫と戦闘はした)。
最初から最後まで、自分の周りの天気は"気の所為(そのままの意味)"だと思っていた。
の人は危険」と、文の勘は知らせていた(この時の文は、まだ天子に会った事が無い)。その人物に復興させると何
文の気質は風雨で、行く先々の相手の気質全てを上書きしており、文の周りだけ天気の変化が一切無かった。
その為、他の人妖の周りの天気が頻繁に変わっている事に気づかなかった。地震についても調査をしていない。
をするか判らないと判断し、倒壊した神社のパーツの造形を写真にしておく事にした。もし神社が別の物になっても、
と、異変には殆ど関わらなかったが、EDでは勘の良さを表している場面があった。(EDネタバレの為、空白を反転)
また、『非想天則』から新しく参戦したチルノとも、仲の良さが際立って表現されている。
写真がある事で元の状態に戻せるように手を打った。(ED一部) その後は知っての通り、神社は再び倒壊した。
チルノから「もっと記事にしてよ~ ある事ない事関わらずさぁ」と言われており、文はチルノに対して「実は、妖精が一番面白い事をするのです そこにある者が、一番面白い」と発言している。(チルノは、霊夢や早苗といった巫女2人を「区別する気無い」と言っている。アリスに対しては「何処かで会ったっけ?思い出せないわー」と忘れてしまっている。)
その他、vs萃香での勝利台詞で、文が地底に興味を持っていると思われる発言が追加された。→その他思考
『東方地霊殿』
「妖怪です!退治しましょう!であえ、であえ」『地霊殿』では、鬼である星熊勇儀に対してヘコヘコしている。
鬼は天狗よりも強力な種族であり、さらに鬼は元々妖怪の山に共に住んでいた種族で、現代社会の会社で言う所の上司である(あった)為、ヘコヘコするのも不思議ではない。
その一方で、同じ山に住む河童の河城にとりと違い、怯えていると言った様子は特に見られなかった。→その他思考
(なお、鬼である萃香に対しては割と普通に接しているが、これは交友が進んだからだと思われる。『文花帖(書籍)』では一緒にお酒も飲んでいた。霊夢のサポート妖怪と言う共通点もある。)
『ダブルスポイラー』
「面白い、出来るものならやってみなさい 私にあなたの対抗新聞(スポイラー)を見せて欲しいわ」同じ鴉天狗で新聞記者の姫海棠はたてとは、新聞の発行部数を競い合うライバル関係にある。
顔を合わせれば罵詈雑言を浴びせ合う醜い争いが起こるが、これはお互いを高め合う修行の一環であり、決して仲が悪いわけではない。
なお、『文花帖(ゲーム)』でショットを撃たないのは、撮影に専念しているからでも礼儀作法を守っているわけでもなく、「自分のショットが写真に写るのが嫌だから」との事。
『ダブルスポイラー』の"LEVEL-スポイラー"では、相手が同業者のはたてであったので例外と言える。
持ち物
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- 葉団扇(八手の葉)
- 手に持っている扇。振ると風を起こす事が出来る。
現実の伝承では大天狗の持ち物とされているらしいが、人間社会で言えば課長か係長あたりの立場である筈の文が何故持っているのかは不明。東方では鴉天狗の全員が持っている可能性もある。→その他思考
扇が起こす風は、物を吹き飛ばすどころか物理的な衝撃波を生み出すほどである。彼女自身が風を操る能力を持っているため余計に強力。 - 写真機
- 要するにカメラの事。河童の製作した道具の一つである。
彼女の持っているものは手動巻きフィルム式なので結構古いもののはずだが、『緋想天』の立ち絵に描かれているカメラはいわゆる「コンパクトカメラ」の類である。さらに『文花帖(ゲーム)』での撮影時の挙動を見るに、彼女のカメラにはファインダーモードが搭載されているようで、妙なところで進んだ技術が使われている謎のカメラ。
- さらには『文花帖(ゲーム)』での「撮影に成功した場合は写真を手帖に挟むため少々のタイムラグがあるが、失敗写
- 真は即座に捨てるため直ぐにフィルムを巻き始める。」という説明からすると、フィルム式のくせに撮った写真はその場で現像されて出てくる様子(まさか弾幕の真っ只中でフィルムをカメラから感光しないように引っ張り出して手帖に挟んだりはしないだろう)。光学迷彩もだが河童の技術は外の世界を超えている。
『ダブルスポイラー』では、霊烏路空の弾幕の写真について「逆光で良い写真が撮れません、河童に聞いたら『逆光なら露出を調整すると良いよ』と言われましたが、熱くてこの上にさらに服を羽織るのはちょっと……」とコメントしていた事から、カメラの機能を完璧には把握出来ていない様子。脱ぐのではなく羽織る方で考えたのは、既に動き易い服装をしていたからだと考えられる。少し残念な気がしないでも無い。
幻想郷の河童の技術なので分からなくもないが、今現在に至るまで一切説明等は無かったのだろうか?
なお、このカメラで撮影されると精神的ダメージを受ける(『文花帖(ゲーム)』より)らしいのだが、このカメラに魂を抜き取る力(昔の日本人の中には、カメラの事をそう思っていた人も実際にいた)でも宿っているのか、持ち主のパパラッチ具合が酷いのかは不明。弾幕を消すことも可能なので、相手に何かしらの効果があるとは思われる。それとは別に、霊夢が結界「パパラッチ撃退結界」という専用スペカを新たに作っていた為、パパラッチ具合が原因では?とも思われる。このスペカは、はたてにも使用している。- 手帖
- 取材したネタを書き留めておいたり、撮影した写真を挟んでおく手帖。「文花帖」と言う名前が付けられている。
『東方文花帖(書籍)』は彼女の手帖の中身、およびそれを元に書かれた新聞と言う形を取っている。
能力
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- 風を操る程度の能力
- 文字通り風を起こす事が出来る。彼女が手に持つ扇を振ることでも風を起こせるが、振らなくても風は起こせる。
その風はその辺のものを何でも吹き飛ばす台風のような風から、岩をも削り取る竜巻まで自由自在。
「風に乗って飛び、風の声を聴き、自在に風を起こす」事が出来る他に「風の噂を掴む事も得意」らしい。
(漫画版『儚月抄』では、博麗神社の境内からは目視不可能な石段下の来客に気付く場面がある。この能力と関係があるのかは不明だが、風の声を聴いたり風の噂を掴む事も可能な為、もしかしたら関係している可能性もある。)
あとオヤジギャグくさいが、彼女は風評も操る事が出来る。新聞記者だし。 - 『求聞史紀』によると天狗の噂は風の噂となって人里にも届くらしく、しかも有る事無い事噂として流されるため、天狗の怒りを買ってしまうと直接攻撃されなくても恐ろしい事になる。
- 飛行能力(移動速度)
- なお、彼女は能力のおかげもあってか凄まじい飛行(移動)速度を誇り、その片鱗は作中・設定でもよく見られる。
(よく「霧雨魔理沙から最速の座を奪った」的な話があるが、元々公式にその様な設定は無いので注意。) - ゲーム
- *『花映塚』は性能表示があり、各種速度は☆の数で表現されている。文の移動速度は16キャラ中最高の☆7つ。
- *『文花帖(ゲーム)』の撮影失敗時には「幻想郷一の足の速さを有効に使おう」や「幻想郷一の足の速さが命取りになる場合は安全運転で」と言ったアドバイスが表示される。
- *『風神録』4面ボスの際、画面内にいくつもの残像が残る超高速移動型耐久スペル「幻想風靡(無双風神)」を披露。設定には手加減してわざと負けたとあるが、耐久時間が短いのがそれか、まだ速度が上がるのかは不明。
- *『緋想天』のキャラ設定には「動くことがその物が風と言ったところ」とある。
- *『地霊殿』では彼女を支援キャラにすると超高速移動の特技を得る事が出来る。ただし、当然事故率は上がる。(霊撃の威力は高く、無敵時間は全支援キャラ中最長。ショットと共に敵に重なる事で威力が跳ね上がる。)
*『ダブルスポイラー』の「幻想風靡」の描写はSE・残像共に『風神録』より速度が増している。(「無双風神」は無し) - 書籍
- *『求聞史紀』にある天狗の説明に「特に空を飛ぶ速度は極端に速く」とある事から、飛行速度が速いのは天狗全般であると言える。対抗出来るのは吸血鬼くらいらしい。鴉天狗は、その天狗の中で更に飛行速度が速い。
*漫画版『儚月抄』では、文の速度に関してレミリア・スカーレットより高速だと、霊夢と魔理沙が会話している。 -
-
鴉と共に天狗は最速で幻想郷を駆け抜ける。 『東方文花帖』おまけtxt「おまけストーリー」より
- ああ、もう出発しないと入稿に間に合わな……
- 私の紅白カーも、今日だけは文の足の様に(飛ばしすぎ注意) 『東方文花帖』おまけtxtより
スペルカード(SpellCard)
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作品名 |
花映塚 |
風神録 |
緋想天 |
非想天則(新規) |
ダブルスポイラー |
二次設定ネタと補足
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- ただのパパラッチ
他人の情事や着替えシーンの盗撮はお手の物。
新聞の記事も殆どが色恋沙汰だったりと、もはやそこらの週刊誌。清く正しい伝統のブン屋はいずこへ・・・
・・・だったのだが、『ダブルスポイラー』で霊夢が結界「パパラッチ撃退結界」という専用スペカを作っていた。
その為、少なくとも霊夢の所(博麗神社?)には頻繁に行っている可能性がある。
同業者のはたてにも同じ弾幕を使用していることから、他の天狗全般に使用している可能性もあり。
- デジカメやシャーペンなど現代的な器具を使う
フィルムカメラだけでなくデジカメやビデオカメラを持っていることもある。記事を書くのに使うのはシャーペン。
幻想郷の河童の技術レベルは、私達の世界を超えている部分がある為、仮に使っていても不思議ではない。
- 「うざい」と言う言葉を使う現役女子中学生。
注:「うざい」自体はゲーム中で実際に言う言葉です。
正直な所、文だけに限った特徴でもない。
- 椛の上司
基本的に嫌な上司役が多い。
初期の二次創作の頃から、文の扱いは高確率で悪い事が多かった。
新しく登場した椛はその対比として、真面目役となる事が定番となった。嫌な上司役はその影響。
『ダブルスポイラー』で判明した原作での椛との関係は、文の方から椛を苦手としている。
- ロリコン疑惑
チルノ・萃香・レミリア・三月精、等のロリキャラ(?)と仲が良いことから。と言っても、東方には少女しかいません。
新聞記者なので非常にフットワークが軽い為、原作・公式で比較的出番があり、他のキャラクターとの絡みや接点が多い事が1つの要因になっていると考えられる。(彼女は元々、そう言った柔軟な立ち位置として作られたキャラである可能性が高い→『文花帖(ゲーム)』制作の経緯)
主人公である霊夢と魔理沙以外のキャラの中では、圧倒的な面識を持つ事が原作・公式で分かっている。東方は、実年齢より見掛け若いキャラが約9割な為、仲が良く接点が多ければ比例して目立ち、疑われ易くなると見られる。
-
「神主を買収したのでは?」と言う噂(当然不可能です。物理的な意味で。)
原作で初登場以来皆勤(星蓮船まで)を続けていたり、緋想天ではやたら強キャラ(現在は当時と比べて火力が軒並み低下している)だったりと、何かと優遇されているように見え、その解釈がそのまま広まってしまった為。
「登場作品=原作内で関連していると思われる事・その他諸々」
『文花帖(書籍)』・『花映塚』=『文花帖(ゲーム)』の主人公にする為の前振り出演。
【突然新キャラで自キャラを用意されても愛着がわかない。】 『永夜抄』体験版にある「おまけ.txt」より
『文花帖(ゲーム)』=文は『文花帖(ゲーム)』の主人公をする為に生まれたキャラ。→『文花帖(ゲーム)』制作の経緯
『ダブルスポイラー』=文が生まれた理由である『文花帖(ゲーム)』の続編。
『風神録』=『花映塚』でのテーマ曲・スペカの名前は「風神少女」。能力は「風を操る程度の能力」。
舞台は文も住んでいる妖怪の山。天狗は『求聞史紀』で「~風を起こす山の神~」とある。
(「キャラリセット」と言う話は、増えてきていた自機キャラ側のみだったのではないかと思われる。)
『地霊殿』=異変の元凶は天狗(天魔)が治める「妖怪の山」に来た守矢神社の神。文は同じ山に住む天狗。
支援は妖怪達。前作で台詞があった妖怪は"射命丸文"と"河城にとり"の2人のみ。
にとりは魔理沙を、文は霊夢をけしかけた。その他、地底にはかつての上司である鬼が住んでいる。
- 南斗水鳥拳伝承者
緋想天におけるJ2Aや鎌風ベーリング・鎌鼬ベーリング等の一部の技が世紀末スポーツアクションゲームのキャラ・レイの技と酷似している。どちらがどちらに伝承したのかは定かでは無いが、稼動時期からするにレイから文に伝承されたものだと思われる。
MUGENではレイの南斗水鳥拳最終究極奥義・バグ昇竜までも会得した文を見る事が出来る。ただし南斗水鳥拳(表の)奥義・飛翔白麗はゴロのよさから霊夢が伝承している事が多かったり。
上記を見ても分かる様に、技の一部は「北斗の拳」に登場するレイの必殺技を元ネタにしていると考えられている。
- 薄情者
『幻想郷最速』と呼ばれている事と、『融通が利かない』という一次設定の拡大解釈によるもの。
歴史シミュレーションゲームなどに登場するにあたり、スパイ活動・頻繁に主君を変える、と言った事がある。
作品によっては『幻想郷のギリワン(義理というパラメーターが実数値で1、もしくは1桁)』と呼ばれる。
文は、幻想郷でも数少ない「縦社会を築いている組織」に属している妖怪である。
【組織ってものはメンツを大切にするので......】 『緋想天』萃香ストーリーの文の台詞
「妖怪の山」は現実と近い社会となっており、山に無断で立ち入る者には集団で当たるなど、他の妖怪達よりも仲間意識は遥かに強い。天狗は、味方がやられると必ず敵対姿勢をとるなど、他の妖怪には無い特徴もある。
最近は以前と比べ改善されたが、「トラブルの原因・嘘しか書いていない新聞・盗撮魔・ストーカー」といった、恨みを買う様な役柄や扱いはまだまだ多い。あやややや・・・・・。
此処にあるネタは、「好ましくない」と思っている人もいます。既に古いネタもあります。
二次創作ネタは安易に使いすぎないよう、程々にしておきましょう。これは、他のキャラにも言える事です。
また、動画等で「射命丸文」が出てきただけで「\射命丸/・あやややや」等のコメントをするのは控えるように!
その他思考
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天狗(文)は、博麗の巫女(霊夢)を「ずっと見ていたor何か知っている」と見られる発言を幾つかしている
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元上司である鬼(萃香・勇儀)に対する文・にとりの認識と対応の差
- 『文花帖(書籍)』では、萃香と普通に会話しており、一緒にお酒も飲んでいる。
また、文から屋台(「店主の歌が」と言う発言から、ミスティア・ローレライの屋台だと思われる)へ飲みに誘っている。 - 『緋想天』での萃香ストーリー最初の相手は文である。
文は最初に「あやややや ど、どうして貴方がここに?」と驚いている様な素振りを見せるが、その理由は元上司である萃香(鬼)が「山に来るとみんな混乱」してしまうから。(vs萃香への勝利台詞では、萃香に神社の修理を提案したり、活動的であることを怪しんだりする発言をしている。) - 『地霊殿』では文・にとり共に、誰が見ても分かるような言葉遣いで下手に出ているが、対応の仕方が文・にとりでは全然違っている所がある。また、文の対応や発言には「狡猾」と見られる部分が見受けられる。
- にとりはあまり勇儀と話そうとはしなかった。3面での台詞の多くは魔理沙に対しての台詞である。自分からは言い辛い事を魔理沙に頼んでいる場面もある。
魔理沙から「鬼なら既に一匹幻想郷に居るじゃないか」と言われた後、「あの方にも頭が上がらないのよ もう上司が増えるのは懲り懲り」と言っている事から、文とは違い萃香にも相当な苦手意識があると見て取れる。
にとりが河童だと勇儀にバレたのは、戦闘が終わった後の事。 - 文は自分から進んで勇儀に話しかけている。3面での台詞のほぼ全ては勇儀に対しての台詞である。
勇儀に「地上に怨霊が出ようとしています」と伝えた他に「放っておけば貴方達にとっても不都合でしょう?」とも発言。その件で霊夢から「ところでさっきの話なんだけど 怨霊がどうとかって」と質問されたが、文は「地底で貴方が自由に動けるように 利用したに過ぎません」と返答した。
文は最初に名前と種族を名乗った上で、勇儀と会話を開始している。
- にとりはあまり勇儀と話そうとはしなかった。3面での台詞の多くは魔理沙に対しての台詞である。自分からは言い辛い事を魔理沙に頼んでいる場面もある。
- 『非想天則』ではvs萃香への勝利台詞に「地底も楽しそうでしたね 私達も地底に移り住んでも良いのでしょうか?」と言う台詞が追加された。(にとりは『地霊殿』で「もう上司が増えるのは懲り懲り」と発言している。)
- 『文花帖(書籍)』では、萃香と普通に会話しており、一緒にお酒も飲んでいる。
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葉団扇
- 天狗の容姿としては、「山伏風の装束」「顔が赤い」「鼻が高い」「背中に翼を持つ」「高下駄(天狗下駄)」「葉団扇を持つ」などが一般的であるが、これらを指した天狗は「大天狗(鼻高天狗とも呼ばれる)」と呼ばれる天狗である。
「天狗=顔が赤い・鼻が高い」等の、恐らく一番知られている天狗の容姿であり、お面もこれである事が多い。
→Wikipediaの「天狗」にある「『天狗の種類』の項目」へ→>Wikipediaの「大天狗」へ
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しかし実際の所、上記の「大天狗」は後になって出て来たものであり、元々天狗と言えば「烏天狗(小天狗とも呼ばれる)」の事を言っていた。 →Wikipediaの「烏天狗」へ
→ニコニコ大百科内にある「烏天狗」へ
装束や翼、高下駄などの共通点はあるが、他は「顔が青い」「鳥の様な尖った嘴(鼻)」「錫杖もしくは"羽"団扇(絵・像では錫杖や剣である事が多い)を持つ」「体に黒い羽毛を持つ」等と、「大天狗」とは色々違っている。
- 天狗の容姿としては、「山伏風の装束」「顔が赤い」「鼻が高い」「背中に翼を持つ」「高下駄(天狗下駄)」「葉団扇を持つ」などが一般的であるが、これらを指した天狗は「大天狗(鼻高天狗とも呼ばれる)」と呼ばれる天狗である。
- 「文は他人の話を聞かないタイプ。自分も同じタイプ。こういうキャラの方が動かしやすい」
と言う様な内容の発言を、あるラジオで神主がしている場面があった。→ここの掲示板
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PV風の作品・一発物の作品、など
ストーリーのある作品・シリーズ物の作品・その他
「ニコニコ動画」サービス開始後の、文花帖最初の一ページ
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お絵カキコ
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枚数が増えたので、射命丸文のお絵カキコに分離しました。\射命丸/
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関連項目
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ゲーム作品【一部・非メイン】 | テーマ曲【関連している曲】 | 関連の濃い人妖【種族】 |
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書籍作品【一部・非メイン】 | ||
その他【補足】 | 記事がある二次カップリング | |
原作と関連無しの二次設定 | 記事がある二次創作【役名・出番など】 | |
関連リンク
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脚注
- *彼女のテーマ曲「風神少女」は、書籍『東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.』に付属のCDに収録されている曲が、本来の原曲(フルバージョンとは言わない)であり、『東方文花帖(ゲーム)』・『東方花映塚』・『東方緋想天(あきやまうにアレンジ)』に使われている曲は、原曲を縮めたショートバージョン。特別にフルが作られたのではなく、元々「風神少女」は6分以上と言う長い曲。ゲームには長すぎる為に縮められた。
- *「射命丸文」の原作ゲームでの初登場は『東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.【2005/08/14】』ですが、
ZUN(東方Project)原作の初出は書籍『東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.【2005/08/11】』です。
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