小剣単語

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小剣とは以下のものを指す。

1. 小ぶりの剣・短刀の別称。
2. ネクタイの幅の細い方の部位。スモールチップ。
3. 日本人の苗字及び名前。前者は「こつるぎ」、後者は「しょうけん」と読む。
4. かかと部分の鋭く尖ったハイヒール「スティレット・ヒール」の日本語名。
5. 主に創作作品内で使われる、細身の西洋剣の総称。本稿で解説する。

概要

武器の分類のひとつとして、細身で先端の尖った西洋片手剣を総称して使われる。学術的な分類用語ではなく元々は「ロマンシング サ・ガ2」で作られた造語であり、そこから各作品に広まりつつあるもののそれほど市民権を得ていないのが実情である。

故に作品によっては「細身剣」「細身の剣」「細剣」「刺突剣」「刺剣」「突剣」など、概念自体は共通するが呼び名は安定していない状態である（ダガー類を指して「小剣」と呼ぶこともある）。
ちなみに学術的には西洋の刀剣は形状によって区別せず、ただ特徴として「細身の剣」と呼ばれるにとどまる。

具体的に挙げられるのがレイピア、スモールソード、フルーレ、エペ、そしてサーブル（フェンシング用サーベル）である。さらにエストックやスティレット、一般的なサーベルが含まれることもあるが、これらは正確には別用途の武器である（ちなみに「スティレット」は本来「小剣」という意味なので、小剣だけど小剣じゃないというおかしな状態になっている）。

武器についての詳しい解説は「レイピア」の項目を見ていただければわかりやすい。

関連項目

• 剣
• 刀
• ロマンシング サ・ガ　-　こっちでは「細身剣」だった。
• 小剣縛り
• 武器・防具の一覧