小山市とは、栃木県南部にある市である。鉄道面・道路面のいずれにおいても交通の要衝である。
概要
小山市 おやまし |
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基本情報 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
市役所所在地 | 栃木県小山市中央町一丁目1番1号 |
団体コード | 09208-8 |
面積 | 171.76km2 |
総人口 | 166,650人 (推計人口、2022年9月) |
人口密度 | 970人/km2 |
木 | シラカシ |
花 | オモイガワ |
鳥 | セグロセキレイ |
市長 | 浅野正富 |
行政区画テンプレート |
栃木県屈指の人口増加地域で、2005年には長らく栃木第二の都市として君臨していた足利市を人口で追い抜き、2011年12月現在で約16万5千人の人口を有する。市内には工業団地が多く存在し、また農業も盛んで米などが生産されている。
昔から「結城紬」の縁で隣接する茨城県結城市との結びつきが強く、平成の大合併の折には結城市が一時本気で小山市との合併を考えていたほどである。結城市ほどではないが筑西市ともやはり結びつきがある。
今でも小山と言えば桜金造のCMが一世を風靡した「小山ゆうえんち」が有名だが、その遊園地は親会社の倒産によって2005年に閉園になった。現在では温泉施設とショッピングセンターになっている。
私立大学の白鴎大学があり、栃木県内では学校教師を多数輩出している名門私立大学として知られている。
歴史
もとは日光街道の宿場町であると同時に小山氏の城下町であり、小山市役所近くにある小山城(祇園城)跡は現在小山城址公園として整備されている。この地は関ヶ原の戦いで徳川家康が、東軍に属するものの豊臣家に恩がある各大名に今後の意向を尋ね、東軍の結束を固めた「小山評定」が行われた場でもある。
交通
鉄道
JR小山駅が中心となる。小山は東京通勤圏の北限とも言われており、朝に一本設定されている小山始発のなすの東京行きは人気がある。ただし新幹線は日中はなすのが一時間に一本しか止まらない。
道路
国道
- 国道4号
市域を南北に貫いている。一口に4号と言っても、市の東側を通過する新4号国道、旧国道4号に当たり市街地のど真ん中を通過する旧日光街道の栃木県道265号粟宮喜沢線、日光街道の西側を通過し市街地を迂回する小山バイパスの3つがあり、「新4号」「旧4号」の表現が出てきたときは市民でも混乱することがある。 - 新4号国道
- 国道50号
市域を東西に貫いている。北関東自動車道が開通した後も北関東の幹線道路としての立場は揺らいでいない。岩舟小山バイパス沿いには道の駅思川がある。
ちなみに、国道4号と国道50号が交わる交差点「神鳥谷」は難読地名として有名。
高速道路
鉄道網と一般国道網に恵まれている一方で、高速道路の利用には不便な立地である。東北自動車道を使う場合は佐野藤岡インターチェンジや栃木インターチェンジ、場合によってはさらに遠くのインターまで出向かなければならない。北関東自動車道も北の上三川町の方に逃げられ小山市を通らなかった。
でも新4号国道で東京まで行けちゃうから別に高速が不便でも構わないかもしれない。
主要地方道
人物
出身者
関連動画
関連項目
栃木県:市町村の一覧 | ||
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県北地域 | 日光地区 | 日光市 |
那須地区 | 大田原市 - 那須塩原市 - 那須町 | |
塩谷地域 | 矢板市 - さくら市 | |
南那須地区 | 那須鳥山市 - 那珂川町 | |
県央地域 | 宇都宮地区 | 宇都宮市 |
鹿沼地区 | 鹿沼市 | |
真岡地区 | 真岡市 | |
県南地域 | 安足地区 | 足利市 - 佐野市 |
栃木地区 | 栃木市 - 壬生町 | |
小山地区 | 小山市 - 下野市 - 野木町 |
外部リンク
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