小春日和(こはるびより)とは、秋または冬の麗らかな日和のことである。
概要
よく間違われるが、「小春」は春のことではない。晩秋から初冬の、春が来たような暖かい日のことをさす。そこから、初冬にあたる陰暦10月の異称になった。
「小春日(和)」が使われる有名な歌には『秋桜』(山口百恵,さだまさし)や『冬景色』(文部省唱歌)があるが、前者は秋、後者は冬の歌である。「厳しい寒さの中のひとときの安らぎ」「厳しい季節の中新しいことを始める決意」の暗喩として使われることが多い。
関連項目
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