概要
徳島県生まれだが、生まれてすぐに千葉に移住。姉と二人の妹がいる。
10歳の頃から病気で倒れた父の介護を家族で行い、それが縁で徳島大医学部に入学も「一番好きな文学の世界を目指して」、東京大学教育学部教養学科に再入学後、郵政省→コロンビア大学派遣→総務省→経済産業省→総務省と渡り歩いた経歴を持つ。
2010年の第22回参議院選挙で千葉選挙区で当選。参議院は6年任期のため、2013年夏の選挙では非改選組。
2018年より無所属の参議院議員だったが2020年9月に立憲民主党に合流。2022年の参議院選挙に当選している。
憲法クイズ
2013年3月29日の参議院の予算委員会の場で、安倍首相に憲法に関して質問し、「クイズのような質問は生産的ではない」「そういう子供っぽいことはやめて」と反論された。更に3人の憲法学者の名を挙げて知っているかと質問し、首相が知らないと答えたことを非難したが、その中で自身も高橋和之という憲法学者の名前を「かずゆき」でなく「かずひろ」と誤った呼び方をしていた。これら一連の言動については「憲法クイズ」などの批判が沸き起こった。
この件については自身の公式サイトでこう主張している →予算員会(3月29日)で明らかにした内容について
小西ダイブ
2015年9月17日の安全保障関連法案に関する参議院特別委員会の場で、委員長席のマイクと議事次第を奪うという実力行使による採決の阻止を試みる。この際に窓枠に足をかけ、齢74の鴻池委員長の後ろから全体重をかけて飛び掛かるというあまりに危険な手段を取ったことが話題になった。
事前に野党議員のこうした行為を予期していた自民党議員がスクラムを組んで委員長をガードしていたこともあっての行動ではあろうが、同日昼に「皆ギリギリ言論の府を守っている」とツイートした舌の根も乾かぬうちの行動には批判的、あるいは嘲笑的な反応が集まっている。
ちなみにこの実力行使は鴻池委員長をガードしていた佐藤正久議員が気付いて押し退けたことによって失敗したが、この際に顔を負傷していたとのこと。これについて後に「故意による技巧的殴打」であると主張している。
「自衛隊員は恐怖の使徒になる」
2015年9月30日、Twitter上に「自衛隊員の母親の望みも虚しく、自衛隊員は他国の子供を殺傷する恐怖の使徒になるのである」と投稿、産経新聞で報じられる事態となった。問題の投稿は10月2日までに削除されたが、ダイブの件でも関り、元自衛官でもある佐藤正久氏は「いくら法案反対でも非常識過ぎる」と、怒りを露わにし非難している。
そして亡命へ・・・
「共謀罪(テロ等準備罪)」が可決・成立した場合に国外亡命を検討しているようである
小西ひろゆき (参議院議員)認証済みアカウント @konishihiroyuki
正直なところ、安倍内閣の解釈変更が法論理も何もない不正行為であることを暴き、すなわち違憲の絶対証明を行い、今なお信念に基づきこれを追及している私は、共謀罪が成立すると本気で国外亡命を考えなければならなくなると覚悟している。 日本社会が変わるのは一瞬であることは歴史が証明している。(元ツイート)
ちなみに彼の言う「共謀罪」に値する法律のない国は日本を除いて、イラン・南スーダン・ソマリア・コンゴ共和国・ツバル・フィジー・ソロモン諸島・パラオ・パプアニューギニア・ブータンの10カ国である。
さらに兼ねてより批判していた集団的自衛権も存在しない国となると、コンゴ共和国・ソマリア・南スーダン・イランの4カ国のみとなる
6月15日に「テロ等準備罪」が可決・成立したが、今後彼がどの国に亡命をするのか注目したい。
渡邉哲也氏が事前に行ったアンケートでは、南スーダン・ソマリアがオススメのようである
熱い自己批判精神
森友問題における佐川元国税庁長官の証人喚問を数日後に控えた2018年3月24日、出演したAbemaTV「みのもんたのよるバズ!」(他局)において歴史的な暴言を放ったことで一躍脚光を浴びる。
みのもんたの司会により、財務省の文書改竄問題で自民党の支持率が急落しているにも関わらず全く上がらない野党の支持率についての話題の中で、
小西洋之 「選挙行く前にまず安倍政権を退陣させることですね」
(略)
友利新「やっぱり対案はないんですか。安倍政権の何が悪くて...」
(略)
この流れの後小西が放った言葉が
『本気で政権を取ろうと考えてる野党議員って、そんなにいないです』
である。これには出演者全員が一斉に引いた。視聴者も引いた。実際そうなんだろうなとみんな心の中では思ってはいたが、それを現役野党議員がむしろドヤ顔で言い放った衝撃は小さくなかった。
ちなみにその直後に出演者全員からのフルボッコ、唯一の味方であろう評論家の有馬晴海からの
からの諭すような誠に正論ばかりのガチ説教により涙目になったところまで含めてほのぼのしたひとときをネットユーザーに提供した。
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