概要助けて
発祥は『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』である。
キャラバランス崩壊、多くのキャラに永久コンボ搭載、ラグ、etc……。様々な問題が多発。グラフィックやモーションは優秀であるものの、あんまりな仕様。9月10日のアップデートで後も修正されて無い箇所や一部改悪とも捉えられるバランスの悪さがパッチに一縷の望みをかけたユーザーを蹂躙し、ゲーム及び製作会社であるCC2、発売元のバンナムは、期待していた多くのユーザーからの怒りを向けられることになった。
そんな中、カプコンのゲームプロデューサーである小野義徳氏ならきっと何とかしてくれると思い、救済の思いを込めてニコニココメントなどで用いられ始めた言葉である。小野、見てるなら助けて。
それ以前から使われていた「小野見てるか?」とは、「スパIVAE」「ストリートファイター X 鉄拳」で小野義徳氏がプロデューサーを務めた稼動時のバランス調整、バグによる批判の意味を込めて(半ばネタとして)言われた言葉である。(当該記事参照)
だが、前者は後の修正により格闘ゲーム大会の花形タイトルとして日夜世界を盛り上げている。後者も充分遊べるラインになった。
そんな良ゲーに関わる小野ならもっとマシな調整をしたと白羽の矢が立った。「小野助けて」とはそんな調子の良すぎる掌返しである。
ユーザー助けて
しかし調整不足の格ゲーなど昔からの日常茶飯事であり、名作と呼ばれる「ストIII 3rd」や、「KOF」の98、2002UMなどもそれまでのゲームを叩き台にして調整したからこその良バランスになっていると言える。ノウハウを持った格闘ゲームの老舗シリーズでも一筋縄でいかないのだが、昨今は進化したグラフィック、スタイリッシュなコンボなどをユーザーが求める事で複雑化し、バランス調整の穴やバグが更に生まれやすくなっている。 決して製作側が手を抜いているのではない。これは格闘ゲーム業界において深刻な問題の一つである。
しかし、現在はダウンロード等でパッチを当てられる時代になったのでユーザーの不満などを汲み取りやすい時代になったし、それにより良調整をされたゲームがある。
また初期の頃バランス悪いと批判されたゲームがamazonで新品2千円台まで価格が落ち込むもじわじわと人気を上げ、世界大会のサブメインに上り詰め、amazonで4000円台まで価格を戻したタイトルもあったりする。
(ジョジョASBも今が買い時かもしれない)
長く愛される次なる名作を生み出す為にも、ユーザーは新作ゲームを叱咤するだけでなく長く温かい目を持って見守って欲しい。 格闘ゲーム界の更なる発展のために、小野だけでなくユーザーも格ゲーを助けていって欲しいものである。
まあでも、ジョジョASBに関してはシステム以上に某ゲーム雑誌の異常な評価によるギャップとか、露骨な金集めシステムのDLCとかへの不満が動画で表現しやすいシステムへの怒りに向けられてると思うんだよね……。
余談助けて
たまに「小野」をジョジョASB・空条承太郎役の声優「小野大輔」氏と勘違いしている人がいるが、当然無関係である。
小野助けた
7:15くらいより。「小野助けての人」へ助け舟。しゃーないから配慮するか
関連項目助けて
- 小野見てるか?
- 小野義徳
- ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル
- ついでに記事編集も助けて
- 4
- 0pt