小野田坂道とは、妖怪ペダル回し漫画『弱虫ペダル』の主人公である。
概要
千葉県立総北高校の新入生(一年生)。小柄で細く、丸い眼鏡を掛けており、体育会系の強引な威勢と威圧が苦手というどこにでもいるオタク少年なのだが、小学生の頃から毎週、秋葉原までの往復90km程度を電車賃を浮かすためにママチャリで飛ばして通っている。
当初はアニメ研究会を復活させようとしていたが、失敗。そのときに今泉俊輔、鳴子章吉、寒咲幹に出会ったことがきっかけで、自転車競技部へ入部することに。
いわれたことを厳守するほどのバカ正直な男の子で、大のアニメ好きのオタク。登坂時に歌う曲が主題歌のアニメ「ラブ☆ヒメ」が大のお気に入り。が、周囲に同好の志がいなかったので誰かと一緒に好きな事をして楽しむことに対する憧れを持っている。自転車レースにのめりこむのも、これが影響している可能性がある。
当初はママチャリで坂を登っていたが、自宅前と校舎裏の激坂を毎日通う上、ママチャリも母親の策略により、そう簡単には遠くへいけないギア改造を施した、重量級のママチャリを与えられていると過酷な状況下であった。が、こぎ続けているうちに登り坂が得意となっており、登坂の時には笑顔になる癖がある。さらに、ノリに乗って大好きなアニメ「ラブ☆ヒメ」の歌を歌うと調子が良くなる。この特異な才能が開花し、自転車部ではクライマーとして活躍することに。クライマーとして嬉々として坂を登るシーンは視聴者から爆笑と恐怖を掻っ攫い、一部では妖怪ペダル回しと呼ばれることとなる。決して彼の登坂シーンで各種ホラーゲームのBGMをつけてはいけない(この走行時と普段のギャップが激しすぎて新入部員の一人がその小野田だと気づかなかった上に失望してしまったが)。
愛車は昔から使用しているママチャリ(ただし、入部後は幹に改造を施された)→寒咲自転車店から無期限レンタルされたクロ モリロードレーサーを使用。インターハイ修旅後は更にBMCへと愛車を変更している。
2016年12月、CMソングデビューを果たし、パルコアラと共にグランバザールの宣伝をした。
巻島と小野田
自転車競技部に入部してからは同じクライマーである先輩、巻島裕介に憧れを抱くようになる。巻島も彼に慕われるようになってからはその羨望に応えるように小野田を目にかけたり、手本になれるように自らを鍛えていった。
これがロードレースに関することだけならまだしも、小野田の場合は少し盲信が入っている(もしくは巻島以上にズレている)ようで…公式ファンブック等で彼の独特のファッションを「カッコイイ」と褒めている。アニメのCパートでも湯上がりの巻島がタオルをターバン巻きにしているのを気に入り、自分もやってみようとしている。小野田君…そこはライバルの森の忍者さん山神さんを見習った方が…。
関連動画
関連項目
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