小鈎ハレとは、スマホゲーム『ブルーアーカイブ』に登場する人物である。CV:貝原怜奈
概要
ミレニアムの中でも屈指の頭脳を持つ天才、ハレさん!すごい成果を数多く発表してる人なのですが、私たちにも普通に接してくれる優しい人です!
ミレニアムサイエンススクールに通う2年生で、ハッカー集団ヴェリタスに所属する部員。ウェーブの掛かった長い銀髪をポニーテールで纏めている。ヴェリタスの中では唯一制服を着用しておらず、黒いフード付きTシャツの上からミレニアムの白衣を羽織っただけの、簡素な部屋着のような格好が特徴的。作業をする際は裸足になる癖があり、普段は素足履きで過ごす。
頭が良い生徒が集まるミレニアムにおいても頭一つ飛び抜けた天才的な頭脳を持ち、ミレニアムで生み出される最先端の機器の殆どが彼女の手によって開発されているという。周囲を飛んでいる球形ドローンも彼女自身が製作したものである。一方でその実力や成果にも関わらず、自慢したり威張ったりする事は無く、他の生徒たちとも盛んに交流する優しい性格の持ち主。むしろ自慢しないからこそ天才児の設定は忘れられがちになっている。ハッカーとしての腕前も非常に高く、並大抵のセキュリティなら簡単に突破してしまう。だがハレの能力を以ってしてもヴェリタス部長の各務チヒロや明星ヒマリには叶わないらしい。
趣味はゲームと映画鑑賞。「ゲームマガジン ヒットガールズ」「O-フィット」「ゲームガールカラー復刻版」といったゲーム関連の贈り物を好む。
しかし彼女もまた問題児集団ヴェリタスの一員。絆エピソードでは、映画「エリミネーター4」におけるハッカーの描写が気に入らないという理由で公式ホームページにクラッキングを仕掛け、映画の評価を全部1に下げた上で上書き修正出来ないよう権限を奪い、ヴェリタスのロゴをアスキーアートで残して足跡を残すなど、その所業は先生さえも絶句するほどだった(その後先生に説得されてホームページを元に戻した)。それでも一応金銭の強奪や他人に被害を与える行為は決してしない最低限の良心は持つ。
またエナジードリンク「妖怪MAX」を愛飲し、中でもパッションフルーツ味を好んでいる。しかし、ハレの場合は摂取量が常軌を逸しており、徹夜をする際はもちろんの事、日々の食事さえも「妖怪MAX」で代用、1日に最低でも4本は飲むという完全なカフェイン中毒と化していた。したがって彼女の机の周りには「妖怪MAX」の空き缶が常に転がっている。一度先生に咎められてエナドリ断ちを試みるも、禁断症状に苛まれて僅か3日で断念。過剰摂取の代償か、力尽きると死んだように横たわってしまう。ちなみにバレンタインイベントで先生に贈ってくれる物も「妖怪MAX チョコ味」。バレンタインシーズン限定の特別仕様らしい。「先生、ちょっとお時間いただけますか?」第5話では、ヴェリタスとエンジニア部が協力して、ハレが空けた「妖怪MAX」の空き缶をリサイクルしてロボットを造り上げていた。
部屋にこもりっきりだからか、アテナ3号に慢性的な運動不足を指摘されたり、ネットゲーム漬けなのがバレてチヒロに無理やり外へ放り出されたり、晄輪大祭では体力不足が露呈するといった一幕があり、生活力皆無かつ不健康極まりない様子がひしひしと伝わってくる。数々の最先端技術が搭載されたアサルトライフル・オートエイマーも殆ど使われていないらしい。一応、グラフィックボードの購入などの理由で市街地に出かける事はある。
2023年12月27日に開催されたイベント「電脳新春行進曲」にてキャンプする姿にフォームチェンジしたハレ(通称ハレキャン)が実装された。
性能
通常版
レアリティ:☆2、役割:SPECIAL、ポジション:BACK、クラス:サポーター、武器種:アサルトライフル、攻撃タイプ:爆発/防御タイプ:軽装備。気絶付与が可能な範囲アタッカー。気絶を与える事に全てを注いだかのような能力をしているせか、汎用性は低いと言わざるを得ない。
ただし、総力戦ホドでは気絶効果がクラウドコントロール(通称CC)に含まれるため、ダメージこそ期待出来ないものの、ヨシミより優秀な気絶付与でCCゲージを貯めてホドを一定時間行動不能にする役割を担える。難易度extreme以下なら柱と本体にまとめてCC効果を与えられるので起用の余地があり、複数の部隊でじっくりと仕留める場合はCC役の数を増やす目的で投じられる事も。デバフを持つため対グレゴリオに起用されたりもした。
2022年7月20日、早瀬ユウカや陸八魔アル等とともに先陣を切って愛用品が追加された。…のだが、その効果がT1で「攻撃力+400」、T2で「ノーマルスキル(産廃)強化」という舐め腐ったものであり、救済には程遠い結果となってしまった。せめてEXスキル強化であれば活躍の道もあっただろうに…。
- EXスキル「EMPドローン展開」
円形範囲内の敵に対してダメージを与えつつ気絶を付与する。スズミと違ってスキルレベルを上げなくても気絶付与が可能という優秀な面を持つが、強力な爆発タイプの範囲アタッカーが多い現状ではどうしても威力不足が目立ってしまうため、気絶のみを頼りにしていく運用法が主流。幸いハレは気絶付与能力に関しては、ヨシミ相手だと倍率と効果時間で、サキ相手だと効果範囲で勝っている。またスキルレベルを上げる必要が無いのでレベル1でも即戦力になるのが強み。
- ノーマルスキル「破壊工作:プランA」
対象の被回復率を下げる珍しい効果を持つ。愛用品をT2まで強化すると倍率と効果時間が増大するも、現状自動回復するボスがいないせいで使い所が全く存在せず、汎用性に欠ける。実質産廃。
- パッシブスキル「武装強化:プランB」
会心値を割合で増加させる。だがハレは火力を出すタイプではないので噛み合わせが悪い。
- サブスキル「迎撃システム作動」
味方全体の回避値を最大17.3%上昇させる。回避値上昇の効果もかなり珍しい。回避値が必須になるボスは今のところ存在しないため使い所が少ない。
余談
おまがり
ちなみに小鈎(おまがり)という苗字は中々聞き慣れないものだが、それもそのはず、全国に僅か10人程度しかいない激レア苗字な上、今となっては発祥地の三重県伊勢市下野町にしか残っていないのだ。勘解由小路と良い勝負である。
由来は伊勢市下野町小字の地名小釣(こまがり)から。いつの間にか「釣」から「鈎」に変わったという。
キヴォトスの大型連休
番外編「キヴォトスの大型連休!その⑤」にて、コタマともども主役に抜擢される。
2人とも何らかの作業に没頭していて他の部員が所用で出かけてる事に気付いていなかった様子。ハレ曰く大型連休だと普段の休日よりも昼夜を忘れて作業に没頭してしまうとし、今が昼なのか夜なのかさえ分からないのだという。大丈夫かよこいつら。そしてコタマが録音していた先生の声データの存在を知り、「ハレの名前を呼んでいる先生の音声を繋ぎ合わせて、ハレ用のプレイリストを作ろうか?」とコタマから提案を受けると、顔を背けながら、顔を赤らめながら「うん…」と答えるのだった。
色んな人に愛されるハレ
中の人こと貝原怜奈氏はハレに愛着を持っており、ハレにまつわる様々な手作り品を作っている。
1周年特別放送ではヴェリタスのロゴが入ったポーチを自作(これをアレンジしたものが後に商品化された)。2023年4月19日(ハレの誕生日)にはヘイローを模した太巻きを作って写真をX(旧Twitter)にアップ。写真には「ブルアカとハレちゃんのおかげで毎日が楽しいよ!本当にありがとう~」というコメントと手描きのハレの絵が添えられていた。当初はロールケーキで作るつもりだったらしい。2024年の生放送ではハレの手作りぬいぐるみを披露した。
ハッカーというコンセプトとキャラクターデザインは多くのプレイヤーからの好評を集めていた。しかし性能の低さが祟って人気とは裏腹にゲーム内での起用率が低くなってしまう。そんな中、2022年9月末のアップデートでミッション20ハードが追加され、ハレの神名のカケラが手に入るようになった。性能とは関係なく育てたいハレ愛勢が歓喜したのは言うまでもない。
そして2023年12月のイベント「電脳新春行進曲」で待望のSTRIKERハレキャンが実装。性能がガッツリ高められ、更に編制画面でつまめるようになるなど、ハレ好きの諸氏は真冬に春が到来したかのような暖かさに包まれるのだった。
関連動画
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関連項目
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