小鍛治健夜(こかじ すこや)とは、漫画『咲-Saki-』ならびに『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』に登場するキャラクターである。 『阿知賀編』アニメ版の担当声優は後藤沙緒里。なお、本編アニメ第1期には登場していない。
概要
37歳27歳。11月7日生まれ、茨城県出身。身長153cm。体重42kg。土浦女子 - 恵比寿 - つくば。
東東京大会および全国大会の解説をしているプロ雀士で、実況の福与恒子アナウンサーとは『ふくよかすこやかインハイレディオ』という番組も担当している。どの番組でも、位置的には福与のボケに振り回されるツッコミ役である。
10年前には「丸襟にグレーのリボンの学校」の麻雀部の一員としてインターハイで優勝したことがあり、プロになってからは史上最年少でプロ八冠を達成、さらにはリオデジャネイロ東風フリースタイルで銀メダルを取る等、大人しそうな見た目とは裏腹にすごい経歴を持っている。
高校時代に跳満以上のダメージを受けたことは一度しかない。そのたった一度をやってのけたのは赤土晴絵のようだ。つまり跳満喰らった仕返しにトラウマ植え付けるくらいボコッたってことですかーやだー!
「プロ麻雀せんべい」の付録カードに書かれている「Grandmaster」という異名は、おそらく史上最年少記録がらみから付けられているのだろう。
しかし、現在はランキングに関わる大会にはあまり出場していないせいか、世界ランクは973位だったり、潰れそうだった地元のクラブチームを助けるためにそのクラブチームに入っているためタイトルとは縁遠い存在になっていたりと、第一線から退いているような状況である。
その関係もあってか、クラブ関係者(お年寄りや子供達)から絶大な人気を誇っているが、それ以外にもファンはいるようである。
プロ麻雀せんべいカードがらみでは、文堂星夏が小鍛治のカードをほしがっていて、津山睦月は文堂に小鍛治のカードをあげたことがあった。文堂はどうかは分からないが、津山はテレビで小鍛治を見てうっとりしていたほどなので、かなりのファンだと言ってもいいだろう。
前述の福与は年下(最低でも二学年)だが、プライベートでは「こーこちゃん」「すこやん」と呼び合い、タメ口で会話するほど仲がよい友達であり、その模様は咲日和で大人の巻として描かれた。藤田靖子プロとも知り合いであるが、お互いの呼び方が「小鍛治さん」「靖子ちゃん」であり、藤田が敬語で話しているので、信じられない話だが藤田よりも年上のようである。
(余談だが藤田との会話の中で「赤土」という人物の名前が出てきたが、この人物は以前にインターハイで戦ったことがあり、大学から実業団を経て現在では母校の監督をやっている。この大学時代は、高校にあるこども麻雀教室でコーチをやっており、教えていた子供の中には後にインターミドル王者になる原村和がいた。)
経歴だけからすれば、作中最強の人物と思われていたが、本人が「自分より上」とする打ち手は何人もいると語っている。上には上がいるということか。
人は見かけによらないとはよく言うが、彼女ほどそれが当てはまるものはない。
阿知賀編OPから、何かしらの能力持ちであろうと推測される。
ちなみに(虹裏などでネタにされているキャラとしての)後藤さん(弱)と非常に類似点が多い為、ふたばちゃんねるでは初登場時から大きな注目、人気を集めたキャラだった。…と思ってたら、阿知賀編で本当に後藤さん(弱)が声を当てるよ!スタッフ分かりすぎだろう、よくやった。
なお、誤変換で「小鍛冶」と打つ人がいるらしい。
もしかしたら、実在の刀工・三条小鍛冶宗近という人物がいるため間違えて覚えているのかもしれないが、彼女の名字は「小鍛治」なのでお間違えの無いように。
阿知賀編3巻の特典にプロ麻雀カードのおまけがついた。その際の小鍛治プロの説明文がこちら。
「国内では無敗。永世正七冠。元世界ランキング2位。恵比寿時代は毎年リーグMVP」
さらっと書いてあるが、3割ちょいの勝率があれば強者となれる麻雀で無敗とは一体どういうことなのだろうか?
後に国内無敗について本編20巻で本人の口から語られ、「公式戦でマイナスになったことがないだけ」らしい(それでも十分異常だが)。非公式の卓では普通に負けることもあるそうで、本編インターハイの裏であった集まりでも負けている。「高校時代でも自分より強い人は少なくとも6人はおり、非公式試合ではその1人にボコボコにされた」とも語っている。なおその1人は何の記録か現時点では不明だがワールドレコードホルダーであるとのこと。
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