『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』とはエイチーム・ブシロード・TBSによるスマートフォン向けアプリケーションゲームである。ジャンルは「レヴュー&アドベンチャーRPG」。
略称は『スタリラ』。
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概要
二層展開式少女歌劇「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のメディアミックス展開の一つとなる、エイチーム・ブシロード・TBSの共同開発プロジェクトによるスマートフォン向けゲームアプリである。
エイチームが開発・制作・パブリッシングを担当し、ブシロードおよびTBSが監修・制作・ライセンス提供を行う。
2018年6月23日に事前登録が開始され、Android版は2018年10月21日に配信開始。10月28日にiOS版がリリース。
グローバル版は2019年4月22日より配信開始。英語、韓国語、中国語(繁体字)に対応。
本作配信開始に先立ち、2018年7月より9月までテレビアニメが放送された。アニメ版の声優はミュージカルの演者がそのまま務めた。本作で描かれる物語は、このテレビアニメ版に続く展開となる。
本作のジャンルは「レヴュー&アドベンチャーRPG」となっている。
舞台少女たちの紡ぐ、本編全編描き下ろし+ボイス付きで描かれる大ボリュームのオリジナルストーリーがLive2Dで展開される。個性溢れる様々な舞台少女の活躍を見ることができ、「スタァライト」シリーズの新たな物語を楽しめる本格派RPGである。
ミュージカル・アニメで描かれてきた聖翔音楽学園の面々の他、ゲーム版のオリジナルキャラクターとして凛明館女学校、シークフェルト音楽学院、フロンティア芸術学校の3つの学校の舞台少女が新規に登場し、4校でのオリジナルストーリーが展開していく。
2020年12月には、ミュージカル版から誕生したキャラクターである「青嵐総合芸術院」の舞台少女3名が新たに実装され、登場校は5校となった。
2022年2月18日から27日まで、本作のゲーム版舞台少女の登場するミュージカル『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE エーデル- Delight』(スタリラ舞台)の舞台公演が行われた。また、これに合わせてゲーム版登場校「シークフェルト音楽学院」に新たに中等部の新キャラクター5名が追加された。
スタァライトプロジェクトのそれまでのミュージカルと同様に、ゲーム版で声の出演を務めた声優・役者がそのままミュージカルの演者を務める。
2022年6月には朗読劇シリーズが始まり、10月にはシークフェルト中等部を主役としたミュージカル『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The STAGE 中等部- Regalia』が上演された。
また、今後は2023年3月にシークフェルト中等部初の単独ライブ『0th』、6月には中等部の舞台公演の第二弾が予定されている。
ストーリー
本作はミュージカルおよびテレビアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」に続くストーリーとなっており、詳細は同記事のテレビアニメシリーズあらすじの項目を参照されたい。
時系列としてはテレビアニメ最終話以降に当たる。
スタァを目指し、キラめきを放つ存在である舞台少女。彼女たちは日々稽古に励み、様々な舞台に立つ演劇学校の生徒でもある。それぞれの学校にはそれぞれの目標とする舞台が、特色ある演目が存在し、各校の舞台少女は自分たちの欲する栄光、あるいは再興、あるいは成功へとたどり着かんと、舞台の上で奇跡を起こし、予想もつかない物語を織り成していく。
ある日、舞台少女たちの元に1通のメールが届く。誘われるは謎めいた舞台。その舞台の主催者はこれまた不思議な少女・える。彼女が曰く、「──すでにあなたたちは、上がってしまったのです」「オーディションの舞台に」……。オーディションの舞台で行われるのは舞台少女による「レヴュー」。お互いのキラめきと各校の矜持を賭し、舞台に招待された舞台少女たちは、歌って、踊って、奪い合うことになる。
システム上、ゲーム中でのストーリーは以下のように四種別が存在する。
「メインストーリー」では、ゲームオリジナルの全編描きおろし+ボイス付きのストーリーが展開される。人々の記憶から消えていく戯曲「スタァライト」の謎、繰り広げられる舞台少女たちの学校対抗「レヴュー」が描かれる。ステージをクリアすることで新たなストーリーが開放される。
メインストーリーの物語は2019年6月1日に更新された第7章『削劇「天堂真矢」』より新章に突入。
その後2020年10月21日に更新された第12章「形なき戯曲、未知なる主役」より「アルカナ・アルカディア」編に突入した。
「メインストーリー」新章以降、ストーリーの監修をアニメ版の古川知宏監督、脚本を同じくアニメ版のシリーズ構成である樋口達人氏がそれぞれ担当している。
「スクールストーリー」は、各学校ごとのストーリーとなっている。聖翔音楽学園、凛明館女学校、フロンティア芸術学校、シークフェルト音楽学院の各校ごとに、それぞれの学校に所属する舞台少女たちの人間関係模様や、学校対抗オーディションへの参加理由が描かれている。のちの実装となった青嵐総合芸術院は未実装。
「絆ストーリー」は各舞台少女の絆レベルを上げることで開放されるストーリーで、それぞれの舞台少女にフォーカスしたものとなっている。
「シアターストーリー」は「マイシアター」でランダムに発生し、舞台少女の何気ない日常のエピソードを見ることができる。
これ以外に、期間限定で開催されるイベントストーリーが存在している。イベントと同時に実装された舞台少女では、絆ストーリーの内容がこのイベントストーリーに合わせたものとなっていることもある。
ゲームシステム
ゲームの主なシステムは、ストーリーパートおよび「レヴュー」と呼ばれる戦闘モードに分かれる。
ストーリーパートではLive2Dで登場する舞台少女によるストーリーが展開されていく。舞台少女の登場人物はおおむねフルボイスとなっている。舞台背景は各学校の教室やレッスン場、学生寮、街中、あるいはレヴューが繰り広げられる地下劇場……と幅広い。ストーリーにはオート再生機能があるほか、会話のログを辿ることやスキップすることも出来る。
「レヴュー」と呼ばれる戦闘モードでは、基本的には最大5名までの舞台少女を引き連れて、舞台で向き合った相手側の「コロス(“群衆”)」(いわゆる雑魚敵)および敵舞台少女に対峙して「レヴュー」を行う。
各々の舞台少女には「基本ACT」と呼ばれる通常行動の技と、「クライマックスACT」と呼ばれる強力かつ特別な技(いわゆる必殺技)が存在し、レヴュー中は1ターンにつきACTパネル5枚がランダムに配布される。各ターンごとに配布されたACTパネルの中から選択し、(敵に攻撃する等の)行動を舞台少女に取らせる。また舞台少女には「キラめきゲージ」が存在し、これがMAX状態になると「クライマックスACT」を選択できるようになる。このようにして、敵のHPを0にし相手側の全員を退場させることがレヴューの勝利条件となる。
舞台少女やコロスには属性が存在し、「花」「風」「雪」「月」「宙」「雲」「夢」のいずれかの属性を持つ。「花」「風」「雪」および「月」「宙」「雲」がそれぞれ三すくみの関係になっており、互いに有利属性・苦手属性がある。例外的に夢属性はそれ以外の全ての属性に対して同様の関係になっている。
レヴューを開始する際、ACTを行う「舞台少女」最大5名の他に、それぞれの舞台少女に設定することでステータスを上昇させたりスキルを付与したりする「メモワール」、そしてレヴューのクライマックスACT中に効果を発動する「レヴュー曲」(クライマックスレヴューの間はここで選んだ楽曲が流れる)が、それぞれ編成可能となっている。
以上のような基本的な戦闘システムに基づいて、「ストーリー」に付随したレヴュー以外にも、「さがしステージ」(アイテム収集が可能)、「トワイライトシアター」(最大3人のプレイヤーと協力してBOSSに挑戦する)、「VSレヴュー」(全国のプレイヤーと対戦できる、いわゆるPvP)、「スタァアリーナ」(非リアルタイム型の対NPCバトル)などのさまざまなステージが存在し、自身の育てた舞台少女を編成してレヴューを行うことができる。
また、仲間のプレイヤーと共に「劇団」を結成し、ゲーム中でコミュニケーションを取ったり、「劇団レヴュー」に挑戦したりすることができる。
「マイシアター」では好きなシアターアイテムを配置したり、ミニキャラの舞台少女を見ることが出来る。舞台少女たちが憩う学校寮とするのもよし、教室やレッスンルームを再現するのもよし、レヴューが繰り広げられる地下劇場や舞台を創造してみてもよし。各プレイヤーの個性が出る空間である。
時々、マイシアターの飾りつけを競うコンテストが開催されている。
このほか、さまざまな機能・戦闘モードや仔細なゲームシステム、ガチャの悲喜こもごも、時たま期間限定で実装されるミニゲーム、舞台少女育成に関わる諸々の要素などが存在しているが、こうした事柄は実際にゲームをプレイしていく中で覚えていく方が早いと思われるため、ここではあえて詳しくは記載しない。
以上のように、本作のゲームシステムのあり様を総括すれば、「舞台少女を育成してユニットに編成し、レヴューで戦って強力な敵を倒すことを目指す」と共に「舞台少女たちのストーリーやマイシアターを楽しむ」ゲームであると言うことが出来よう。
登場人物紹介
聖翔音楽学園(メイン)
- 愛城華恋(あいじょう かれん)
- Cast:小山百代
- 幼い日に見たレヴュー『スタァライト』に憧れ、トップスタァを目指す舞台少女。いつも明るく前向きで、声が大きい。幼馴染のひかりと12年ぶりに再会し、謎のレヴューへと足を踏み入れる。朝は苦手で毎朝のようにまひるに起こしてもらっている。
- 神楽ひかり(かぐら ひかり)
- Cast:三森すずこ
- 世界で最も入学が困難と言われているイギリスの演劇学校からの転入生。クールで口数は少ない。『スタァライト』を共に観劇した華恋と『運命』を交換する。
- 天堂真矢(てんどう まや)
- Cast:富田麻帆
- 両親共に有名な舞台俳優のサラブレッド。体躯から声に至るまで天賦の才に恵まれながらも惜しみない努力を続け、99期生の中でも圧倒的な実力を誇る。
- 星見純那(ほしみ じゅんな)
- Cast:佐藤日向
- 学年一の才女で優等生の眼鏡っ娘。学級委員も務める。両親の反対を押し切って舞台の道を選び、夢への気持ちも人一倍強い。真面目すぎるところもあり、真矢のような天性の才能を前に思い悩む。芝居が得意な反面、ダンスはやや苦手。
- 大場なな(だいば なな)
- Cast:小泉萌香
- 99期生の「お母さん」的存在。料理やバナナを使ったお菓子作りが得意。ニックネームは「ばなな」で、髪型もばなな風。踊りや歌のみならず演出面での才能にも秀でている。
- 西條クロディーヌ(さいじょう くろでぃーぬ)
- 9Cast:相羽あいな
- 日本人の父とフランス人の母を持つハーフ。天才子役として名を馳せるが、聖翔学園で真矢という強烈な才能に出会い、真矢をライバル視するようになる。華恋からは「クロちゃん」と呼ばれている。
- 露崎まひる(つゆざき まひる)
- Cast:岩田陽葵
- 華恋のルームメイト。北海道出身で六人兄弟の長女。おとなしく引っ込み思案なため、明るい華恋に憧れ、何よりも華恋のことを大事に思っている。好きすぎるあまりに行き過ぎた面も……。ひかりの出現に複雑な思いを抱く。
- 石動双葉(いするぎ ふたば)
- Cast:生田輝
- 香子の幼馴染。男勝りで口調はぶっきらぼう。小さい頃から香子に振り回され、文句を言いつつも世話を焼いている。学校も香子の付き添いで入学した。入学前は自分を脇役だと思っていたが……。学校にはバイクで登校している。
- 花柳香子(はなやぎ かおるこ)
- Cast:伊藤彩沙
- 日本舞踊の家元の孫娘で、歌謡と舞踊の才を持つ。生粋のお嬢様のため身の回りの世話はほぼ双葉に任せきり。朝は双葉のバイクに二人乗りで送ってもらっている。はんなりとした京都弁でたおやかに見えるが実は計算高い。
ゲーム版登場校
凛明館女学校
- 巴 珠緒(ともえ たまお)
- 声:楠木ともり
- 凛明館女学校演劇科2年生。気立てがよく誰にでも優しい、大和撫子然とした舞台少女。祖母と母は同校卒業生。学校への想いは誰よりも強く、演劇科の廃科阻止のため活動を開始する。
- 田中 ゆゆ子(たなか ゆゆこ)
- 声:佐伯伊織
- 凛明館女学校演劇科1年生。夜更かし朝寝坊が大好きで、いつも眠たげな舞台少女。人に隠れて練習を行う癖がある。落語が好きで、音楽プレイヤーの中はほぼ落語で構成されている。
- 音無 いちえ(おとなし いちえ)
- 声:和氣あず未
- 凛明館女学校2年生。その名字に反し、いつも賑やかなムード&トラブルメーカー。中学生時代はアイドルを目指していた。文と仲良く喧嘩するのが日課。
- 秋風 塁(あきかぜ るい)
- 声:紡木吏佐
- 凛明館女学校演劇科1年生。中学時代、珠緒の演技に一目惚れしたことで舞台の世界を志す。プレッシャーに弱いあがり症だったが、珠緒との特訓を経て徐々に改善されつつある。珠緒に強く憧れている。
- 夢大路 文(ゆめおおじ ふみ)
- 声:倉知玲鳳
- 凛明館女学校2年生。夢大路栞は妹。以前はシークフェルト音楽学院に在籍し優秀な成績を修めていたが、とある事情で凛明館に転入し、舞台に立つことを辞めてしまっていた。珠緒らの誘いで再び舞台に立つ。本人は否定するも誰もが認める世話焼き体質。好きな調味料はポン酢。
フロンティア芸術学校
- 大月 あるる(おおつき あるる)
- 声:潘めぐみ
- フロンティア芸術学校舞台表現コース1年。天性の明るさを持ち、元気な笑顔の舞台少女。どんな時でも決して落ち込まない。中学3年生のときに舞台を観て舞台の世界に興味を抱くが、入学するまで舞台経験は全くなかった。自分は運がいいと"思っている"。
- 叶 美空(かのう みそら)
- 声:竹達彩奈
- フロンティア芸術学校舞台表現コース1年。あるるの幼馴染。両親が劇団を営んでいたため、幼い頃から舞台と接してきた。あるるの無謀な行動に付き合っているうちに疲れ知らずの体力・精神力を持つようになる。
- 野々宮 ララフィン(ののみや ララフィン)
- 声:富田美憂
- フロンティア芸術学校舞台表現コース1年。天真爛漫で小動物系の舞台少女。モデルや子役として活動しており、新体操の経験もある。
- 恵比寿 つかさ(えびす つかさ)
- 声:加藤英美里
- フロンティア芸術学校舞台表現コース2年。見た目やノリは軽そうに見えるが、舞台の実力は確か。仲間を大切に思う気持ちは人一倍強い。厳しい家庭環境に育つ。
- 胡蝶 静羽(こちょう しずは)
- 声:佐々木未来
- フロンティア芸術学校舞台表現コース2年。気配りと笑顔を欠かさぬ、理想のお姉ちゃん的舞台少女。同校の舞台表現コースの代表的な存在。健康志向で、お手製のドリンクをよく振る舞うが、その評判は……。
最近では他校にまでドリンクの噂が広まりつつある。
シークフェルト音楽学院
『エーデル(気高き君)』
歌劇『エリュシオン』はシークフェルト音楽学院に代々伝わる伝統の演目であり、その舞台は学院の中でも特に優秀な5名の生徒によって演じられる。彼女たちこそが『エーデル(気高き君)』と呼ばれる選ばれた舞台少女であり、5名それぞれが貴金属の名に由来する称号を有している。
当初『エリュシオン』を演じる生徒の選抜のためにあった『エーデル(気高き君)』制度だが、時代と共にシークフェルト音楽学院の生徒代表としての役割も有するようになり、生徒会の仕事も担うようになった。
- 雪代 晶(ゆきしろ あきら)
- 声: 野本ほたる
- シークフェルト音楽学院舞台俳優学科2年。第60代生徒会長。過去最高の天才と呼ばれ、圧倒的な実力を誇る。ミチルとは幼馴染。生徒会長としてエーデルを率いる。
フラウ・プラティーン(白金の君)。 - 鳳 ミチル(おおとり ミチル)
- 声:尾崎由香
- シークフェルト音楽学院舞台俳優学科2年。副生徒会長を務め、晶を補佐する。晶とは幼馴染で相棒的存在。その実力は晶に匹敵すると言われる。人当たりが良い性格。
フラウ・ザフィーア(蒼玉の君)。 - リュウ・メイファン
- 声:竹内夢
- シークフェルト音楽学院舞台俳優学科1年。中国からの留学生。礼儀正しく先輩思いだが、同時に晶を超えるべき壁として意識している。占い好きだが悪い結果ほど当たり、最近は誰も占わせてくれない。
フラウ・ルビン(紅玉の君)。 - 鶴姫 やちよ(つるひめ やちよ)
- 声:工藤晴香
- シークフェルト音楽学院舞台俳優学科1年。本心をあまり見せない、飄々とした舞台少女。服飾や裁縫が得意。
- フラウ・ペルレ(真珠の君)。
- 夢大路 栞(ゆめおおじ しおり)
- 声:遠野ひかる
- シークフェルト音楽学院中等部3年。元々は身体が弱く、長時間のレッスンが出来なかったが、身体の成長と共に克服し頭角を現す。中等部でありながら「エーデル」に加わる。かつてシークフェルトに在籍していた夢大路文は姉である。
フラウ・ヤーデ(翡翠の君)。
シークフェルト音楽学院中等部
シークフェルト音楽学院の中等部にはすでに夢大路栞が所属生徒(中等部3年)として登場しているが、それとは別に中等部の2年生にスポットを当てた展開が行われることとなり、新たに登場した5名の舞台少女を特に区別して指す際に「シークフェルト音楽学院中等部」と呼ばれる。
中等部の5名は、2021年11月18日の「スタリラ決起集会」にて発表され、2022年5月より順次登場した。スタリラに実装されるより以前に、2022年2月のスタリラ舞台“Delight”において出演している。
- 高千穂ステラ(たかちほ すてら)
- 声:青木陽菜(あおき ひな)
- 中等部2年。シークフェルト音楽学院の学院長を祖母に持つ名門のお嬢様。故郷のドイツからとある事情でシークフェルト音楽学院中等部に転入してきた。本名ステラ・シークフェルト。名家としての誇りを守ろうという気概はあるものの、幼馴染にしてメイドである詩呂に対しては甘えがち。
過去の失敗を乗り越え、自分を変えようと願う。 - 大賀美詩呂(おおがみ しろ)
- 声:松澤可苑(まつざわ かのん)
- 中等部2年。ステラの幼馴染。シークフェルト家の世話役、いわゆるメイドとして仕える。豊富な経験や知識を兼ね備え、底が知れないミステリアスさを持つ。ときにステラに対して愛情ある毒を吐く。
- 小鳩良子(こばと りょうこ)
- 声:深川瑠華(ふかがわ るか)
- 中等部2年の劣等生。補欠合格で入学し、周囲の生徒たちのレベルの高さに苦しみつつも日々稽古に励んでいる。自信を持てないでいるが、負けん気や根性は人一倍。
実家は妹弟が多い大家族であり、自分がスタァになることで家族の生活を助けたいと考えている。 - 海辺みんく(うみべ みんく)
- 声:久家心(くげ こころ)
- 中等部2年。いつもふわふわと我が道を行くシークフェルトの異端児。舞台の実力はあるものの、自由過ぎる表現やアドリブのために成績は振るわず。良子とは補習仲間である。舞台少女としては自分探し中。
- 森保クイナ(もりやす くいな)
- 声:佐當友莉亜(さとう ゆりあ)
- 中等部2年。クラスの学級委員長。努力家で常にトップの成績を修める。『エーデル(気高き君)』を尊敬し、特に晶に憧れている。自分こそが未来のフラウ・プラティーン(白金の君)とならんと意気込んでいる。みんくとは幼馴染だが、自由奔放な態度に振り回されている。
青嵐総合芸術院
舞台版#2の中で登場する学校で、当初はスタリラには出演していなかった。しかし、2020年5月に本作への参戦が発表され、同年12月9日に正式実装されることとなった。
- 柳小春(やなぎ こはる)
- 演:七木奏音
舞台学科ステージ専攻チーフ。『青嵐の天才』として知られ、聖翔の天堂真矢からも一目置かれている。ミステリアスな雰囲気ながら、心の中には静かな闘志を秘める。
妹に聖翔音楽学園 第101期生 舞台創造科の柳さくらがいる。 - 南風涼(みなせ すず)
- 演:佃井皆美
ステージ専攻サブチーフ。露崎まひるの中学時代の同級生。まひるの親友でありライバル。あるトラブルをきっかけにまひるとは離れ離れになってしまう。 - 穂波氷雨(ほなみ ひさめ)
- 演:門山葉子
ステージ専攻サブチーフ。大場ななの中学時代の同級生。当時合唱部に所属しており、ななの一人演劇部に掛け持ちで参加していたが、そのことが原因で合唱部のメンバーから不興を買い、結局ななと同じ舞台に立つことは叶わなかった。
オーディションに誘う少女
メインストーリー・イベント
メインストーリー | 実装日 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
第1章 | 新たなオーディション | 全 話 | 初日 | |
第2章 | 決意の凛明館 | 全 話 | 〃 | |
第3章 | それがフロンティア精神 | 全 話 | 〃 | |
第4章 | プラチナの誇り | 全 話 | 〃 | |
第5章 | 消失の時、迫る | 全 話 | 2018.10.24 | |
第6章 | ReLIVE | 全 話 | 〃 | |
メインストーリー 新章 | 実装日 | 備考 | ||
第7章 | 削劇「天堂真矢」 | 全5話 | 2019.6.1 | アニメスタッフによる完全監修と告知 |
第8章 | 死にゆく王と四人の騎士 | 全12話 | 8.1 | シークフェルト音楽学院がメイン |
第9章 | 名門、落つ | 全12話 | 10.1 | 凛明館女学校がメイン |
第10章 | 自称、舞台少女 | 全12話 | 12.1 | フロンティア芸術学校がメイン |
第11章 | 作劇、舞台少女 | 全4話 | 2020.1.1 | メインストーリー新章 完結編 |
新章「アルカナ・アルカディア」 | 実装日 | 備考 | ||
第12章 | 形なき戯曲、未知なる主役 | 前後編 | 2020.10.21 | 「アルカナ・アルカディア」序章 |
第13章 | 幕があがり、旅がはじまる | 全15話 | 12.28~ | |
第14章 | さまよえる少女たち | 全15話 | 2021.3.1~ | |
第15章 | 星はいずこに | 全15話 | 5.12~ | |
第16章 | Glittering Children | 全15話 | 7.14~ | |
第17章 | 夜明け前の舞台に | 全15話 | 11.18~ | |
第18章 | アルカナ・アルカディア | 全15話 | 2022.4.20 | 「アルカナ・アルカディア」最終章 |
メインストーリーの脚本は第7章以降、アニメ版スタァライトのシリーズ構成を手掛けた樋口達人氏が担当していることが告知されている。
2周年を迎えた2020年10月より、新章「アルカナ・アルカディア」編がスタートした。
主題歌・劇中レヴュー曲
劇中歌
曲名 | 作曲 | 編曲 | 歌 |
---|---|---|---|
ディスカバリー! | 田村ジュン | 凛明館女学校ver | |
フロンティア芸術学校ver | |||
シークフェルト音楽学院ver | |||
蝶になってみませんか | 凛明館女学校 | ||
ショウタイム フロンティア! | 佐々倉有吾 | フロンティア芸術学校 | |
プラチナ・フォルテ | 堤功太 | シークフェルト音楽学院 |
公式ラジオ番組
少女☆歌劇ラジオスタァライト
ミュージカル×アニメによる新感覚エンターテインメント「少女☆歌劇レヴュースタァライト」のラジオ番組。略称「スタァラジオ」。
2018年4月9日よりラジオ大阪にて毎週月曜日0時30分(日曜深夜)に放送開始された。無料インターネットラジオサイトHiBiKi Radio Stationでも配信中(毎週月曜日更新)。
ラジオ大阪での地上波放送は2019年3月31日の放送回を以って終了となり、以後は響ラジオステーションにて継続して配信されている。
○響ラジオステーション: 2018年4月9日(月)より毎週月曜日12時00分更新 。
○最新回更新後「FRESH LIVE 響チャンネル」にてアーカイブ配信。 (※有料チャンネル会員対象。)
○パーソナリティ 愛城華恋役:小山百代
星見純那役:佐藤日向
シークフェルトのえ~でるラジオ
ゲーム「スタリラ」のラジオ番組。パーソナリティは、シークフェルト音楽学院の『エーデル』五名のうちの二人、雪代晶と鶴姫やちよの役を担当するキャスト二人が務める。
2019年1月28日よりHiBiKi Radio Stationにて毎週月曜日に配信中。
アーカイブ配信は行われていない。
○パーソナリティ 雪代晶役:野本ほたる
鶴姫やちよ役:工藤春香
公式放送
聖翔音楽学園 放送局
2017年8月11日:Vol.1はFRESH!、Youtube共に配信していたが、Vol.1放送以降YouTube配信となっており、1ヶ月に1回放送される。(アーカイブ配信あり)
スタリライブ配信中!
2020年6月20日から放送開始された、スタリラのゲーム情報に特化した番組。公式YouTubeにて、月1回程度のペースで不定期配信されている。MCは富田麻帆(天堂真矢役)と岩田陽葵(露崎まひる役)が務める。
二人による白熱のゲームプレイが見られるほか、視聴者参加企画も行われている。
2021年12月4日には、科学技術館サイエンスホールにて公開生放送「スタリライブ配信中 出張版」が行われた。このイベントは通常の生放送の公録パートのほかに、出演者による朗読劇パートで構成されており、MCの二人に加えてゲストの潘めぐみ(大月あるる役)、佃井皆美(南風涼役)の四名によって生演奏朗読劇『新訳 ロミオ&ジュリエット』の上演が行われた。
この朗読劇パートは好評を博し、以後「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE- Reading Theatre」(スタリラ朗読劇シリーズ)として開催されていくことになった。
Reading Theatre(朗読劇シリーズ)
「スタリラライブ配信中 出張版」の中で上演された『新訳 ロミオ&ジュリエット』に続くかたちでシリーズ化された、スタリラ登場舞台少女による生演奏付き朗読劇。
第一弾として、2022年6月5日に『田中ゆゆ子の古典落語劇場』が飛行船シアターにて昼の部・夜の部の2部制で上演された。脚本・演出は江嵜大兄。出演は富田麻帆(天堂真矢役)、相羽あいな(西條クロディーヌ役)、倉知玲鳳(夢大路文役)、紡木吏佐(秋風塁役)、佐伯伊織(田中ゆゆ子役)となっている。
落語が趣味の田中ゆゆ子をメインに、古典落語の『紺屋高尾』『浜野矩随』の二席を題材とした朗読劇となった。
第二弾として、2022年12月3日、4日の二日間にわたって、『追奏~Session of Reminiscence~』が飛行船シアターにて全4公演が上演された。脚本・演出は江嵜大兄。本公演は日付に応じてダブルキャストとなっており、3日の出演者は小山百代(愛城華恋役)、富田麻帆(天堂真矢役)、岩田陽葵(露崎まひる役)、生田輝(石動双葉役)の4名、これに対して4日の出演者は小山百代(愛城華恋役)、佐藤日向(星見純那役)、生田輝(石動双葉役)、伊藤彩沙(花柳香子役)の4名となっている。
『追奏~Session of Reminiscence~』はオリジナルの演目であり、聖翔音楽学園の戯曲資料庫で見つかった一冊の脚本を元に出演する舞台少女たちが定期発表会で演じたもの、というかたちを取っている。「とある高校のオーケストラ同好会の物語」を描いたその脚本は聖翔の卒業生が書いたもので、これまで上演記録が一切なかった。脚本に込められた作者の想いを知り、華恋たちは上演を決意する。
配役は「雪平心音」役:愛城華恋、「伊福部千弦」役:露崎まひる(3日)・星見純那(4日)、「黛響子」役:天堂真矢(3日)・花柳香子(4日)、「久石真琴」役:石動双葉、となっている。
本朗読劇の特徴として、演者による朗読だけでなく、楽器奏者による生の演奏が同時に行われる舞台であるという点がある。オーケストラ同好会を題材としていることから、4名の配役ごとにヴァイオリンやチェロなどの楽器が割り当てられており、また本作のために弦楽曲も書き下ろされている。
音楽監督・作曲はfuraniが担当。
第三弾として、2023年4月1日、2日の二日間にわたって、『ロイヤルリテイナー』が開催される予定。シークフェルト音楽学院がメインとなっており、スタリラでは2022年に開催された同名のイベント(「忠臣蔵」をシークフェルト流にアレンジした戯曲をめぐるストーリー)がある。
会場はふたたび科学技術館サイエンスホールとなり、脚本・演出はこれまでと同様に江嵜大兄。
スタリラ舞台(エーデル-Delight)
スタリラの舞台「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE エーデル- Delight」は、本作に登場する舞台少女が主役となる舞台となっており、天王洲銀河劇場にて2022年2月18日~27日まで全16公演が上演された。
全国の演劇に闘志を燃やす高校生たちが1年に一度、頂点を掴むために挑む
「全国高校演劇選手権」の季節がやってきた。
予選を勝ち抜いた学校だけが立てる今年度の全国大会の劇場は、
演劇を志す誰もが憧れる、東京の「帝都劇場」に決定。
また前年度、最優秀賞を受賞したシークフェルト音楽学院はシード校として
すでに全国出場権利を獲得しており、全国大会を運営するホスト校に選ばれていた。
地区予選に向けて各校が準備を進めている中、 シークフェルト音楽学院生徒会長の
雪代 晶は 関東地区の参加校を突如集め、全国大会を成功させるため、関東地区全員を
参加者やゲストたちをもてなす『ステージインストラクター』に任命すると伝える。
さらに活躍したものは、例え予選敗退をしても帝都劇場で行われるオープニングアクトに
立つ権利を勝ち取れると宣言。その言葉に興奮を抑えきれない参加者たち。
晶主導の全国大会、そして予選への準備に翻弄される青嵐や凛明館やフロンティア
など他校の生徒たち。シークフェルトのミチル、メイファン、栞、やちよたちも
晶に指示されるがまま、各役割で翻弄する。
そんな中、聖翔音楽学園は選手権へ不参加であるとの噂が広まり
晶は総合演出の仕事を青嵐の柳小春と穂波氷雨に任せるという。
壮大なプロジェクトの中、
バラバラになる各校の舞台少女たち、そして横柄な振る舞いを見せる晶。
果たして彼女たちは「全国高校演劇選手権」へ向かってキラめきを失わずに
生き抜くことができるのか。
あらすじにあるように本舞台はシークフェルト音楽学院の『エーデル(気高き君)』の舞台少女を中心としたストーリーとなっており、合わせて舞台版での強豪校たる青嵐総合芸術院の3名も重要な役割を担い、凛明館、フロンティアや聖翔の舞台少女たちがこれに加わる構図となった。また本舞台ではシークフェルトの中等部5名も出演している。
演出:児玉明子、脚本:三浦香。
主題歌はシークフェルト音楽学院による「Delight to me!」である。
書籍・コミック情報
2020年10月、スタリラ2周年を記念して「スタリラ」のゲーム中登場イラストを収録したビジュアルブックが発売された。A4判・オールカラー352ページの豪華仕様。
舞台少女カード、メモワールに加えて、各種設定画、コラボ&リアルイベントイラスト合計約1000点以上のビジュアルを収録している。
スタリラの物語に直接繋がるわけではないが、アニメ版や舞台版に関連した漫画版の情報も以下に記す。
「少女☆歌劇レビュースタァライト オーバーチュア」は2018年3月号より12月号まで電撃G'sコミックで連載された漫画版である。漫画:轟斗ソラ、脚本は中村彼方が担当。単行本全2巻。
テレビアニメ版の前日譚を描いた内容となっている。
発売後の翌月に毎月25日に最新話が無料公開。ComicWalkerとニコニコ静画で公開されている。
また、月刊ブシロード2018年2月号より連載されている「舞台 レヴュースタァライト SHOW MUST GO ON」は、綾杉つばきが漫画を担当。
舞台版『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE- #1』が原作となるコミカライズ作品である。
ゲーム関連動画
アニメ関連動画・関連チャンネル
関連リンク
- 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
- 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(Twitter)
- 少女☆歌劇 ラジオスタァライト (響 - HiBiKi Radio Station)
- 少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-(スタリラ)公式サイト (ブシモ)
- 【スタリラ】少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-(Twitter)
- スタァライトチャンネル(公式Youtube)
関連項目
- 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
- スマホゲーム
- ミュージカル
- 少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド
- 劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
- わかります(キリン)
- 青嵐総合芸術院
- ニコニコ動画で配信中のアニメ作品一覧
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