少女椿とは、丸尾末広の漫画、およびそれをアニメ化した作品。
特にアニメ版は、その筋の間では有名な鬱グロ発禁アニメである。
概要
話の内容は両親を失った主人公の少女「みどりちゃん」が赤猫座という見世物小屋で働かされるといったものである。
アニメ版少女椿は1992年に発表されたものの、ロリエロ、グロ、奇形などのタブー描写満載の内容のため上映禁止、レンタルや販売も禁止されたという、いわく付きのアニメ。
Youtube、ニコニコ動画ではコアな人気を持つ作品だが、内容が内容なだけに削除される可能性も高いだろう。
登場人物
- みどり
- 少女椿の主人公。父は家出、母は病死し、見世物小屋の親方に騙されて引き取られた薄幸少女。
年齢的には小学生だが学校にも通わせてもらえず、物語の途中でレイプされて処女まで失う。
また、自身が不幸なだけでなく周りの運気も下げる体質も持つ。さげまんどころか死神まん。
一説によると、エヴァの綾波レイの大本の元ネタであるらしく、つまりは綾波系と言われる美少女キャラ典型の源流ともいえるので、後のアニメ・サブカル界に絶大な影響を与えたかもしれないキャラクター。
しかし性格は必ずしも善良とは言い難く、「バケモノ!」と海鼠の顔に布巾を投げつけたり、
他の団員に口答えする際にワンダー正光の威を借りるなど割と腹黒い部分も散見される。
ぽー。 - 親方
- 冒頭でみどりを引き取った赤猫座の座長。原作での正式な名前は「嵐鯉治郎」という。
熱を出したみどりを気遣うなど完全な悪人とも言い難い人物だったが、一座の経営には苦心しており、最後は一座の金を持ち逃げする。「ベナ」や「オオイタチ」など子供騙しにもならないハッタリ芸をする。
趣味は眼球舐め。 - 蛇女の紅悦(べにえつ)
- 蛇の丸呑みなどの芸を得意とする女。一座の中核的な存在と思われる。
最初はみどりに対して厳しく接していたが決して悪意があるわけではない様で、最後の別れ際は優しくみどりを見送った。 - 赤座(あかざ)
- 剣呑みなどの芸を得意とする隻眼の大男。みどりを片手でお手玉できるほどの剛腕の持ち主。
紅悦いわく「体の割にはセガレは小っこい」らしい。割と要領のいい性格で、親方に金を持ち逃げされた際も、前々から他の一座から勧誘されていたために難を逃れた上、芳一や海鼠もそこに紹介しようとしていた。 - 鞭棄(むちすて)
- 足で弓を射る芸などをする両腕のない包帯男。手が無い為に食事など日常動作にも足を使っている。
- 両腕のない学ラン包帯男という格好と無駄にイケメンな声、密かにみどりに惚れていたというツンデレな性格もあって各方面で非常に高い人気を持つキャラである。
しかし、みどりを強姦したために、みどりの死神まんの最初の犠牲者になってしまう。
毛糸のパンツが大好き。 - カナブン
- 火吹き芸などを練習していた一座の少年。一座の中ではみどりに匹敵する美貌の持ち主。
少女のような見た目だが股間にはちゃんとついている。原作での名前は「フタナリカナブン」だったが、おそらく唯の女装少年と思われる。みどりが隠れて飼っていた子犬を殺して犬鍋にするなど、かなりドSな性格だったが、最後は爽やかにみどりを見送った。 - 逆さ首の芳一(ほういち)
- 一座の一員。体がねじ曲がった異様な姿をしている。台詞が無い。
- 海鼠(なまこ)
- 一座の一員で両手両足が無いダルマ男。
芳一と共に台詞が少ない為、存在感が薄いが赤猫座の芸にはしっかり参加している。 - ワンダー正光
- 物語の途中から赤猫座に来た西洋手品師のちっさいおっさん。瓶の中を出入りする手品が得意。
重度のロリコンでみどりにベタ惚れ。みどりの事となると見境が無くなる危険人物。
この男のおかげで赤猫座におけるみどりの地位は飛躍的に向上する。最後はみどりを引き取ろうとするが…。
関連動画
関連商品
関連項目
- 14
- 0pt