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概要
細胞や食品に含まれるプリン体を分解したあとにできる老廃物。しばらく体内に留まるが、一定時間経過すると尿や大便として体外に排泄される。
プリン体は主に動物性食品に多く含まれ、とくに内臓肉(ホルモン・レバー)と一部の魚介類(カツオ、イワシ、シラス、秋刀魚、海老など)に多いとされる。プリン体自体は体内に必要な物質なのだが、多すぎると尿酸も多くなってしまう。レバーなどはタンパク質や鉄分といった栄養が豊富な食品ではあるが、食べすぎには注意しよう。
尿酸が多くなると結晶化して関節や尿路(尿管)に溜まり、激痛を伴う痛風や尿路結石などの原因となる。また、尿酸の結晶は腎臓や血管にも溜まるため腎不全や動脈硬化(脳梗塞、心筋梗塞など)の原因となることもある。
検査
健康診断の血液検査の項目の一つとして尿酸値が含まれていることもある。血液中の尿酸値が7mg/dLを超えると高尿酸血症と診断される。判定基準は以下の通り。
- 2.0mg/dL以下…要精密検査(低尿酸血症)。激しい運動の後に急性腎不全を起こすことがあり、危険。
- 2.1〜7.0mg/dL…正常範囲。
- 7.1〜7.9mg/dL…軽度の高尿酸血症。生活習慣の改善が必要。
- 8.0〜8.9mg/dL…要経過観察(要再検査)。脂質異常症や糖尿病、高血圧などがある人は治療が必要。
- 9.0mg/dL以上…要精密検査。薬物治療が必要。
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冒頭の静画がコピペで文章張り替えただけの手抜きなもの、かつ、自己顕示欲強すぎだったので除去します。関連静画も同じものだったので、まとめて除去します