屋久島犬とは、鹿児島県の屋久島原産の日本犬である。屋久犬とも呼ばれる。
概要
縄文時代の猟犬である縄文犬の子孫とみられている。屋久島の環境が生み出した犬種であり、隔離された環境によって島外の犬との混血が進まず、島内の犬同士で近親交配が行われたことによって固定化された。
しかし、地元においてはそれほど重要視されておらず、保護する団体や研究する者は皆無であった。第二次世界大戦後には狩猟目的で猟犬として内地に持ち込まれるようになったが、それと同時に屋久島にも外部の犬が持ち込まれた。放任的な飼育も相まって混血は進み、今では屋久島島内には存在しないとされる。
猟師の間では純血種かそれに近い犬が猟犬として使用されている。一方で屋久島犬は猟犬として優れていたことから銘柄的な意味合いで使用されることも多く、改良のために他犬種と交配したものも屋久島犬と呼ばれるいる。そのため本来の屋久島犬の特徴を持たない犬も珍しくない。
現在は、屋久島犬保存会によって、純血種に近い犬を集めて本来の屋久島犬の復元が行われている。
特徴
体高は45-50cmで、体長は50-55cm。日本犬保存会の基準で小型と中型の中間程度の大きさをしている。
体型は長方形で、四肢は細くて長い。眼は深く沈んだ三角形の鋭い目つきで、前傾した大きな耳、尾は太い差し尾である。毛色は赤毛のものが多いが、胡麻毛や赤に胡麻の差しが入ったものも存在する。
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