履き物とは、靴やサンダルなど足に着用するものの総称である。
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概要
履き物とは足裏の保護や衛生のために足に着用する物の総称である。材質は木、皮、天然繊維、合成繊維、ゴムなど。足裏を保護する板や布をどのように足に固定するかで構造的に大きく分類することができる。
地域ごとの地理・気候・文化の特性や、スポーツ等用途の違いなどから様々な種類が存在する。それ故、履き物にも用途やファッション、TPOに応じた使い分けが求められる。例えば一般的に仕事等フォーマルな場ではサンダル類の着用はマナー違反となる。また日本など東アジアの国々では、屋内では履き物を脱ぐという風習があり、「上履き」「下履き」などの概念が発展した。
履物の種類
靴
足全体を覆うタイプの履物の総称。一般的には西洋靴を指す。構造としては靴底
- 素材による分類:革靴、木靴、ゴム靴、布靴、ビニール靴 等
- 特定の用途専用靴:バレーシューズ、テニスシューズ、登山靴、スケート靴 等
- ヒールの高さ:ハイヒール 等
- スニーカー
- パンプス
- ローファー
- 安全靴
ブーツ・長靴
靴のうち、特に足首よりも上の部分まで覆うタイプの履物。丈の長さや用途によって種類分けがされている。
- ブーツ
- 特定の用途専用靴:乗馬ブーツ、スキー靴、オートバイ用ブーツ
- 軍靴:軍用ブーツ
- 長靴:一般的には雨の日もしくは水仕事をする場所で使用する履物
- 胴付き長靴:川にはいるときや水仕事をする時に履く履物。大きい物なら胸まで覆ってしまう。
- 安全靴
サンダル
木やゴム等でできた、靴底を紐やバンドで足に固定するタイプの履物の総称。特に温暖な地域でよく見られる。フォーマルな場には向かない。
- ビーチサンダル:ゴム草履。百均でも打っている定番品。
- ミュール:ヒールの高いサンダル。装飾性が強い。
- ビルケンサンダル:2-3本の独立したベルトで足に固定。
- サボサンダル:かかとだけを出したタイプのサンダル。最近流行の「クロックス」もこれ。
- ゴムサンダル:一体成型のゴム製サンダル。安い。トイレ等でよく見かける。
- 突っかけ:便所サンダル。土間に一時的に降りる時などに使われ、旅館の玄関等にもたまに置いてある。
- ガンディーサンダル:板についたつまみを親指と人差し指で挟んで履く。指の筋力がかなり必要。
スリッパ
先端部にのみカバーがついており、そこに足を差し込んで履くタイプの履物。一般的には屋内履きとして使用される。20世紀初頭に家の中で靴を脱ぐ週間がない外国人のために考案した上履きが原型であるといわれている。
日本の伝統的な履物
関連項目
ニコニコ大百科に記事がある履き物
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