- プロ野球選手一覧 > 山中浩史
山中浩史(やまなか ひろふみ、1985年9月9日-)とは、熊本県出身の元プロ野球選手(投手)である。
概要
OB | |
---|---|
山中浩史 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 熊本県天草市 |
生年月日 | 1985年9月9日 |
身長 体重 |
175cm 78kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2012年ドラフト6位 |
引退 | 2020年 |
経歴 | |
選手歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
必由館高校では3年夏の甲子園に出場したが、脇腹を痛めリリーフ登板のみに留まった。九州東海大学では3年次に九州大学野球選手権で春秋制覇を達成。
Honda熊本入社後は、リリーフとして日本代表にも選出されるなど活躍。日本通運の牧田和久と共に社会人を代表するアンダースローとして並び称され、130km/hを超える直球を投げ込んでいたことから「柔の牧田、剛の山中」と言われた。
2012年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスに6位で指名され入団。指名時27歳の下位指名社会人オールドルーキーということから「攝津枠」「酷使枠」とファンに言われた。背番号39。
プロ入り後
2013年は、オープン戦から結果を残し、ドラフト1位の東浜巨と共に開幕ローテーション入りを勝ち取った。しかし初登板で球威の無さと制球のアバウトさを露呈して4回途中4失点KOとなり即二軍落ち。月末に再び先発したもののまたKOされ二軍にとんぼ返りとなった。その後、5月下旬にリリーフとして一軍復帰し、一軍と二軍を往復しながらリリーフで登板した。最終的に一軍では17試合で0勝2敗1ホールド、防御率5.57に終わる。一方二軍では25試合に投げて10勝4敗2セーブ、防御率1.71の好成績を残しウエスタンリーグ最多勝を獲得した。
2014年7月、川島慶三・日高亮との交換で新垣渚と共に東京ヤクルトスワローズに2年目ながらトレード移籍。当初ホークスは別の投手を交換要員として用意していたが、ヤクルト側からの希望で山中になったらしい。ヤクルトではリリーフとして起用されるが、防御率6点台とピリッとしない結果に終わる。
2015年、高津臣吾コーチの指導で投球フォームを改善。これが成功し、6月12日の埼玉西武ライオンズ戦で牧田和久とのアンダースロー対決を制し6回3失点でプロ初勝利。以降ローテーションの谷間で投げ、前半戦で3勝を挙げてローテ入り。8月11日の広島戦でプロ初完投・初完封で無傷の6連勝を達成(球団では金田正一以来57年ぶり)。しかし翌週に大胸筋の肉離れで戦線離脱、一軍復帰後は勝ち星を挙げられず、6勝2敗、防御率3.24の成績でシーズンを終えた。クライマックスシリーズおよび古巣ソフトバンクとの対戦となった日本シリーズでの登板機会は無かった。
2016年は先発ローテーションに定着し、22試合の登板で6勝を挙げたが、この年25年ぶりの優勝を達成した広島東洋カープに対しては4戦全敗を喫し、12敗と大きく負け越した。
2017年は開幕から先発ローテーション入りしたが、5月から下半身の張りで2ヶ月戦線を離脱した影響で、13試合の先発登板に留まった。
2018年は主にロングリリーフや谷間の先発として登板。2勝0敗を記録したが、勝ち星はいずれも阪神タイガースからと虎キラーっぷりを披露した。
2019年は4試合に登板。先発・中継ぎ両方で起用されるも、結果を残せなかった。
2020年8月16日の横浜DeNA戦で約2年ぶりの白星をあげるも、わずか6試合の登板に留まり、オフに戦力外通告を受ける。その後、現役引退を表明した。
プレースタイル・人物
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
ソフトバンク | 応援歌のピコカキコ一覧#825 | 11315 |
年度別投手成績
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013年 | ソフトバンク | 17 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | .000 | 29.1 | 12 | 11 | 19 | 18 | 5.52 |
2014年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 3.0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 6.00 | |
ヤクルト | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 10.2 | 4 | 7 | 8 | 8 | 6.75 | |
14年計 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 13.2 | 4 | 8 | 10 | 10 | 6.62 | |
2015年 | 9 | 9 | 1 | 1 | 6 | 2 | 0 | 0 | .750 | 50.0 | 7 | 20 | 21 | 18 | 3.24 | |
2016年 | 22 | 22 | 3 | 1 | 6 | 12 | 0 | 0 | .333 | 140.0 | 20 | 54 | 56 | 55 | 3.54 | |
2017年 | 13 | 13 | 1 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 | .250 | 75.1 | 17 | 29 | 45 | 43 | 5.14 | |
2018年 | 11 | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 37.1 | 10 | 20 | 18 | 15 | 3.62 | |
2019年 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 9.2 | 2 | 5 | 8 | 8 | 7.45 | |
2020年 | 6 | 6 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 29.1 | 8 | 16 | 18 | 18 | 5.52 | |
NPB:8年 | 92 | 58 | 5 | 2 | 17 | 26 | 0 | 2 | .395 | 384.2 | 80 | 163 | 195 | 185 | 4.33 |
関連動画
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関連項目
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