山木梨沙単語

ヤマキリサ

4.0千文字の記事

掲示板へ

記事編集

山木梨沙とは、日本の女性アイドル歌手。
カントリー・ガールズのメンバー（特に指名はされていないが現在は事実上のリーダーとして機能している）であり、ハロー!プロジェクトの一員。
また、2018年秋に始動した現役女子大生限定アイドルグループ、カレッジ・コスモスのメンバーとしても約一年間活動し、ハロプロの歴史上初めての「ハロプロ以外のアイドルグループとの兼任メンバー」となっていた。

概要

プロフィール
山木梨沙やまきりさ
ニックネーム	やまっき、りさちゃん、りさぴょん
所属事務所	アップフロントプロモーション
出身地	東京都
生年月日	1997年 10月14日
血液型	B型
身長	156cm
メンバーカラー	■ライム
コール	りさちゃん
ハロプロ加入日	2014年 11月5日
ハロプロ卒業日	2019年 12月26日（予定）

体格に比してちょっとお顔が大きく縦に長い感じを受けるが、少々垂れ気味の大きな瞳と存在感がある鼻が印象的な、上品な雰囲気を持つ美人。美しい長髪も魅力的。デビュー後は髪を軽く染め、ウェービーに仕上げているが、このヘアスタイルもお嬢様らしい雰囲気を強めている。派手めで綺麗可愛い顔立ちの一方、体型に関しては若干足がコンパクトな以外あまり特徴らしい特徴がない。色白美肌で美ワキに定評があり、ノースリーブのステージ衣装を用意されることが多い。

アイドル自体に興味はなかったが、モーニング娘。（特に道重さゆみ）へのあこがれが強かったため、2013年に行われた『モーニング娘。12期メンバー「未来少女」オーディション』に応募。最終選考まで残ったが、他の最終候補者共々落選（このオーディションの合格者は無し）。最終候補者中最年長で高校一年の自分には伸びしろがないのでは、と思っていたが、親からの勧めもあり、他の最終候補者6人とともにハロプロ研修生（20期生）となった。同期には羽賀朱音・横川夢衣・新沼希空・大浦央菜・段原瑠々・船木結（のちに後輩としてカントリー・ガールズに加入）がいる。

2014年 3月には田辺奈菜美・浜浦彩乃・山岸理子・加賀楓・室田瑞希・佐々木莉佳子・大浦と共に舞台『僕たち可憐な少年合唱団』に出演。同年夏には12月に行われる劇団「秦組」の公演『くるくると死と嫉妬』にハロプロ研修生から山岸・相川茉穂と共に出演が決定する。しかし秋になって、相川が先に舞台で共演した室田・佐々木と共に第3期メンバーとしてスマイレージ（現：アンジュルム）への加入が決まり、同期だった羽賀と先輩の牧野真莉愛がモーニング娘。12期メンバーに選ばれる。
年下の研修生が次々デビューを決め、2歳年下の先輩ながら親しくなった田辺は高校受験を控え無念のうちに研修生を断念^[1]し、もはや次は何年先にモーニング娘。のオーディションがあるかも分からない中、17歳になろうとしていた彼女が将来について不安を感じていたことは想像に難くないだろう。「研修生としてどうするかは後。今はこの（秦組の）舞台を全力で取り組もう」と考えていた矢先の11月5日、他のメンバー共々サプライズという形でカントリー・ガールズ加入が決定。加入を知らされた時、前述のこともあり、涙を流した。

研修生入り当時から都内の名門私立女子高に通っており（2016年度から内部進学で大学に在籍中。詳しくは後述）、乗馬・水泳・絵画（油絵・CG）・ピアノを特技としている。特に乗馬は里田まいも得意としていることからカントリー・ガールズ選出の決め手の一つになったと思われる。また絵のセンスは非常に高く、『おねだりエンタメはぴプレ！』出演時に「パンダの絵」というお題に、まるで写生のようにリアルで精密なパンダの絵を描いてみせ、共演していた他のハロプロ研修生を驚愕させたことがある。イラストも得意で写実的なものから可愛いものまで自在に描き分け、2nd シングル「わかっているのにごめんね」のMVには山木さん作のカントリー・ガールズメンバー総出演の紙芝居が登場している^[2]。さらに達筆で学業優秀ときており、これまでのハロプロメンバーの中では「異能者」と言ってしまってもいいかもしれない。ただし学業以外の一般常識には若干疎い面を見せるところがある。

嗣永桃子を除いたメンバーの中では最年長だが実際は兄がいる。トークでも嗣永を持ち上げつつ、しっかりとオチにするように準備をしたり、毒を吐いたりとキッチリ仕事をこなしていた。現在はカントリーのリーダー代行のような立場になっているが、これまでの経験を活かししっかりした仕切りを見せている。歌・ダンスともにまずまずの実力があり、グループ内では歌唱面の主力を担う。さゆに憧れているだけあってか、パフォーマンス中の表情やポージングにも見所は多い。そんな彼女の座右の銘は『Stay hungry, stay fool is h.』だったりする。
2016年 10月に、ビッグコミックスピリッツでカントリー・ガールズメンバーでは初となる巻頭グラビア&表紙デビューを飾った（これまたメンバー初となる水着グラビアも披露している）。その後2018年 2月には自身初のビジュアルフォトブックをハロプロオフィシャルショップ・コンサート会場・一部書店限定で発売しているが、こちらには水着カットは含まれていない。雑誌グラビアで水着経験があるのにソロの写真集で水着になった経験が無いメンバーはモーニング娘。メンバー以外では珍しい。引退直前の2019年 12月に発売された二冊目のビジュアルフォトブックでも水着カットは含まれなかったが、現役ハロプロメンバーでは（恐らく）初の温泉入浴カット（バスタオルでがっつりガードしてはいるが…）や、さゆT着用でさゆゆかりのときわ公園で遊んでいるシーンを披露している。

この他、趣味に聖地巡礼（ヲタ的なアレ。主に亀井絵里やさゆ関連^[3]、リアル脱出ゲームがあり、特にリアル脱出ゲームは出演したラジオ番組やブログで参加体験をアツく語っていたのがリアル脱出ゲームを企画する株式会社SCRAP関係者の目に留まり、正式にコラボしたファンクラブイベントが実現、さらにニコニコ超会議で2018年に行われたニコニコ超刑務所からの脱出、翌年のニコニコ超ブラック企業からの脱出でアシスタントを務めることになるなど、見事に仕事につなげている。

2018年 10月3日、アップフロントとスペースクラフトとの共同アイドルプロジェクト、「カレッジ・コスモス」への参加が発表された。それに伴い、慶應義塾大学商学部商学科に在籍していることが公表された。ヲタの間では研修生時代に制服での下校姿を目撃されたことで慶應義塾女子高→慶大と進学していたことは周知の事実ではあったが…。^[4]なお、山木はハロプロの歴史上、AO入試以外で慶大に入学した初のメンバーである。
また2018年秋から卒業直前の2019年 12月24日までRFラジオ日本の夕方の生番組「60TRY部」火曜日を竹内朱莉と週替わりレギュラーで担当していた。

2019年 12月26日のカントリー活動休止とともに、芸能界を引退することを発表した。どうやら超一流企業への就職が内定している模様で、慶大新卒&在学中の芸能活動内容という就活カードを活かさない手はさすがに無かったということであろう。

悲しき雨乞い

それはabemaTVで放送された『少女たちの決断～密着!!ハロー!プロジェクト20周年オーディション』でのことだった。番組内では出演者のオーディション参加時の映像をオンエアしていたが…この時、山木のオーディション映像の中で使われたのはデコ出しと℃-ute「悲しき雨降り」パフォーマンスだった。そこで彼女はどっかのまだ誰のものでもない（デビューから30年以上経っても）女性アイドルが素人だった頃を彷彿とさせる衝撃的なダンスを全力でダバダバ踊りながら歌っており、しかも途中で足がマイクのコードに引っかかるというツッコミどころ満載のネタ映像が初公開されてしまった。しかもよりによってこの回の出演者には岡井千聖（元℃-ute）が入っていたため、本人にとっては黒歴史入りしたい汚点となった。でも、お笑いとしては十分すぎるほど笑える上に岡井も気に入ったので今後ともどっかの女性タレントのように鉄板ネタにした方がいいかもしれない。