山本直(やまもと なお、1989年7月24日-)とは、ラジオNIKKEI所属のアナウンサーである。同局の競馬中継および競馬関連番組で活躍。
元ラジオNIKKEI所属で、競馬実況をメインに活動中のフリーアナウンサー・山本直也(やまもと なおや)氏とは誤植と疑うほど名前がものすごく似ていてお互い障害競走の実況に縁があるが別人。自称「踏み切らない方」。
また声は、同じラジオNIKKEIの小塚歩アナと似ていると言われている。
概要
2013年にラジオNIKKEIに入社、2015年1月に競馬実況デビュー、2017年3月20日のフラワーカップで重賞実況デビュー。そして同年12月23日の中山大障害で初のGI実況を果たす。以後GIレースの実況もコンスタントに担当。2020年には秋華賞を初実況し、デアリングタクトの無敗牝馬三冠を伝えた。
「踏み切らない方」の自称通り、障害飛越のかけ声は「ステップ、ジャンプー!」である。
エピソード
- 2018年の障害王者ことオジュウチョウサンの骨折休養復帰後初レース・2017年東京ハイジャンプを実況。オジュウチョウサンの大差勝ちに「剥離骨折でも王者の時計は止まっていませんでした!」の名実況を添えた。
- 前述通り初GI実況が中山大障害。こちらではオジュウチョウサンとアップトゥデイトの最後の競り合いを「さあ、前・王者か!現・王者か!!」と大いに盛り上げた。
- 2021年5月15日の中京競馬、J・GII京都ハイジャンプ(京都競馬場が改修中のため、中京で実施された)にて、三津谷隼人騎手(マーニ号に騎乗)がなんと引退前最後の騎乗で重賞初制覇を決める。これを実況していたのが山本直アナ。「先頭7番のマーニ、三津谷隼人が先頭で直線を迎えて、ひとかたならぬ歓声です!」「先頭7番のマーニ三津谷隼人、もう拍手が止みません!!」「競馬という競技でこれほど長い時間拍手が続くことがあったでしょうか!」と、ドラマチックなレースをその観客ごと実況してみせた。
- 神奈川県出身でありながら、関西弁由来の馬名の読み方に特徴がある。
- 2021年9月8日の中京4R・新馬戦に出走したナオミニデレデレヤの実況中の呼び方で話題になる。一般的に単語としての意味の分かりにくい馬名は「ナ→オ→ミ→ニ→デ→レ→デ→レ→ヤ↓」のような最後だけ下げた平坦な抑揚とされやすいが、直アナは同馬に対しては「ナ→オ→ミ→ニ↑デ→レ→デ→レ↑ヤ↓」といった関西弁風の呼び方で最後まで実況した。他馬は普通に呼んでいた為にインパクトが際立った。
- 2023年1月9日の中京5R・未勝利戦に出走したパクパクデスワを、本馬場入場・実況共に「パ→ク→パ→ク→デ→ス↑ワ↓」と関西弁イントネーションで読んだ。同馬の直接的な由来は“メジロマックイーン(ウマ娘)が言いそうな台詞”(お嬢様口調)なので「パ↑ク↓パ↑ク↓デ→ス→ワ↑」が正しいと思うかもしれないが、間接的な由来は“スーパー万代のPOPの宣伝文句”(関西のおっちゃん口調。詳細は「チョコが一番ですわ」参照)なので、どちらでも正しいと言える。
- 2023年1月14日の小倉3R・未勝利戦に出走したタノムデホンマを、本馬場入場の際に「タ→ノ↓ム↑デ→ホ→ン→マ→」と関西弁イントネーションで読んだ。同馬は単勝12番人気ながら、レースでは最終直線突入時に2位の位置に付け(そのまま2着)、その際の実況でも関西弁で読まれた。
関連動画
初実況を含むまとめ | 初GI実況・中山大障害 |
三津谷隼人の騎手として最後の騎乗の実況 | |
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「ステップ、ジャンプー!」がTシャツになるぐらい頑張ってほしい。
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関連項目
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