山田正彦とは、みどりの風所属の元衆議院議員・元農林水産大臣である。
2012年の第46回衆議院総選挙では落選。
概要
パチンコを擁護する発言で名を上げる。
ルーピーズで農林水産副大臣を務めていたが、口蹄疫ではやっぱり何もしていない。
菅内閣になり、何故か責任を全くと言っていいほど追及されず赤松の後継として農林水産大臣に就任。これがいかにおかしな話かは、「不祥事を起こした民間企業」に例えるとわかりやすいかも。
農林水産省を「企業」とすると、大臣は最高責任者の「社長」、副大臣は次位の「副社長」、政務官はの「専務」と見ることが出来る。
本来、大規模な不祥事があれば、民間企業の取締役は一斉に辞任することが当然である。つまり、山田正彦は(口蹄疫騒動のとき)農水省のNo.2の立場であり、その責任の重さはトップの赤松広隆に次ぐものである。
因みに、農林水産省政務官である佐々木隆博議員は、辞職するどころか、未だに政務官の地位を手放していない。
2012年11月に民主党を離党し、亀井静香とともに反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党(略称:反TPP)というDQNネーム臭プンプンな名前の政党を結党することを表明し、同党の代表に就任した。その後日本未来の党に合流した。
その後日本未来の党の嘉田由紀子代表と活動を共にしていたが、2013年4月に第23回参議院議員通常選挙でみどりの風公認で比例代表から出馬することが決定した。そして7月、参院選で比例代表から立候補するも落選した。
報道されない(できない)言動
「牛だけでなく、中国の青島から子牛を輸入して日本の食肉基地としての”大牧場”を目指す!」のが夢。
口蹄疫の清浄国の時には『口蹄疫の汚染国から牛肉を輸入できるか!』と日本は中国(汚染国)からの要求を突っぱねてきました。しかし汚染国になった今、中国側の要求を拒否する理由がありません。
また汚染国の日本は他の清浄国に牛肉の輸出が出来なくなり、経済や畜産業界はその影響を受けました。
しかも口蹄疫の汚染国はこれを機会として、自国の牛肉を輸入しろと迫ってきます。
なお牛肉以外にも牛や豚などの生体、およびそれらの家畜の肉でも同様のことが行われます。
加えて、清浄国は汚染国の畜産品の輸入を拒否するので、以前のように米国や豪州などに輸出できなくなります。
「汚染国同士で貿易すればいいじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、口蹄疫はFAO、OIE、WHOなどの国際機関が最も警戒しているウイルスの一つであります。また感染力が極めて強いため、容易に他国に飛び火します。
つまり口蹄疫は一国だけの問題ではなく、他国(特に清浄国)にとっても最重要問題なのです。
口蹄疫を沈静化できないことは他国に自国の防疫体制の不備(恥)を晒しているのと同じことです。
なお英国では口蹄疫が2001年に大流行した際にはブレア政権とイギリス経済に深い傷跡を残しました。
首相自らが流行直後に動き、様々な対応を執っても『遅すぎる!』と非難されるだけの大流行でした。
英国と日本では畜産業の規模が異なるため、被害総額などの単純な比較はできません。
しかし各報道機関がイギリスの事例を大きく扱ったり、詳細を説明することはありませんでした。
それでも一国の大臣の口から『宮崎県に流行の責任がある。』と発言したり、大臣の発言を是とする風潮ができていることは異常としか言えません。
このようなことを米国などの畜産大国で行えば、間違いなく政権が傾きます。
加えて発言した本人や荷担した組織も様々な意味で消されます。
ちなみに上述の夢は大臣のブログに掲載されていましたが、口蹄疫が流行中の5月29日に削除されました。
奇行
山田大臣は『種牛の殺処分』を精力的に行っています。
FAOなどの国際機関は『種牛の処分による損失』を考慮した上で、政府(農水省)に殺処分を行わないように申し出ていました。同様にワクチンの投与の際も行わないよう政府に申し出ていました。
また口蹄疫の疑いのある種牛の抗体検査を拒否し、殺処分を命じるなど、明らかに"異常"な行動もとっています。
(通常は検査した後に殺処分などの判断を下す。口蹄疫ウイルスの存在が確認されなければ経過観察。なお口蹄疫防疫要項でも『口蹄疫ウイルスの存在の有無の確認は最初に行う事柄』としてあり、大臣が拒否した時点で要項に反している。しかし要項を遵守しなかったことによる罰則は無い。)
農水大臣として問題があるこれらの行動に対して、報道機関はその詳細を報道しません(前任も含めて)。
これらの奇行からネット上では『スーパー種牛を必死になって殺処分したがっていたのは、中国(口蹄疫の汚染国)から種牛(牛肉)を輸入するため』と言われています。
尤も、○沢幹事長の配下の人間で、親中派の人間なのもかなりありますが(幹事長も種牛輸入派とのこと)。
関連動画
関連商品
関連商品は全て殺処分されました。
関連項目
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