山西惇とは、舞台出身の俳優である。
1962年12月12日、京都府生まれ。
概要
関西の小劇団である「劇団そとばこまち」出身。生瀬勝久が座長だった時代には、中心メンバーのひとりであった。
若手時代は生瀬らと共に読売テレビ深夜のコント番組「現代用語の基礎体力」「ムイミダス」や「怒涛のくるくるシアター」などに出演。退団後はテレビドラマ、映画、舞台など多方面で活躍。プロフィールなど含めた詳細は、Wikipediaを参照されたし。
特筆すべきは、やはりドラマ『相棒』での暇課長こと「角田六郎」役であろう。山西もこの役に思い入れを持っており、トーク番組『ごきげんよう』出演時(2013年5月放送)には自分を表す漢字として「暇」を挙げていた。もちろん角田課長の口癖から取ったものであり、長年同役を演じることができることに感謝を示している。
過去には、餓狼伝説シリーズの「ビリー・カーン」、サムライスピリッツシリーズの「風間火月」の声優を務めたこともある。ちなみに、生瀬も初期の餓狼伝説シリーズで「ギース・ハワード」「ビリー・カーン」などを演じていたが、出演時期のずれのため、そとばこまち対決が実現した作品はない。
高校生クイズでおなじみの進学校である東大寺学園から京都大学工学部石油化学科に進んだというインテリ俳優でもある。大学は芝居に夢中になりすぎて1年留年したらしいが、きちんと卒業はしている。俳優になる前には合成潤滑油メーカーの研究者として務めていたこともある。
その学歴を買われて、最近はクイズ番組をはじめとしたバラエティ番組への出演も多い。クイズの実力は京大の後輩であるロザン宇治原らクイズ王には一歩譲るものの、『超タイムショック』にて準優勝を飾ったことがあるなど、確かなものである。
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