岡安 譲(おかやす ゆずる)とは、関西テレビ放送のアナウンサーである。
概要
やや高音域かつ、安定した発音のアナウンサーで、視聴者側からは聞き取りやすく、報道からスポーツ実況まで多くの場面で活躍している。
中でも競馬での実況に定評があり、4コーナーに差し掛かるあたりから直線の追い比べにかけて、名フレーズが飛び出す。本人の意向もあって、近年では競馬番組での出演が増え、その聞き取りやすさと名実況から、急速に全国的な知名度が上昇している。名アナウンサーであった馬場鉄志アナウンサーの定年引退後、有望な中堅アナウンサーとして確固たる地位を築いている。
印象に残る実況多い岡安アナであるが、特に有力馬の引退レースで、その実力が如何無く発揮される事で有名。ファンからは、「引退レースに定評のある岡安」とも言われている。しかし後にも述べるがスーパーニュースANCHORに専念するために2014年の天皇賞(春)で競馬実況から一線を退いた。この結果フジほどではないが、関テレでも競馬実況陣の層が薄くなってしまった。
また、2013年10月からはヤマヒロの引退により「スーパーニュースアンカー」のメインキャスターを務める。「木曜企画」では村西利恵アナウンサーと共に進行する他、「あんたがアンカー」(以下、あんアン)では単独で進行する。「あんアン」では異様なテンションで進行する他、「木曜企画」や「あんアン」ではよくヤマヒロを(主に頭部的な意味で)いじっている。
2017年、「スーパーニュースアンカー」の後継番組「みんなのニュース ワンダー」が終了したことで再び競馬番組に復帰し、スタジオ進行やレポーターを担当した後、以前のように実況を担当することになった。2022年秋からは「競馬BEAT」で長年MCを務めていた麒麟・川島明の番組卒業に伴いその席を引き継いだ。
その他、大のスイーツ好きとしても知られている。
実況例
- 06年:阪急杯 ブルーショットガン
「ブルーショットガン、松永幹夫が飛んでくる。 ミッキー頑張れの声が飛ぶ!」 - 09年:日経新春杯 テイエムプリキュア
「しかしながらテイエムプリキュアだ、三年間の苦労が報われるぞ!」
「テイエムプリキュアようやく勝ったー! テイエムプリキュア、苦しかった3年間報われました!ハッピーエンドです」 - 09年:マイルチャンピオンシップ カンパニー
「さぁ、6年の集大成見せてくれ、カンパニー!」
「これぞ有終の美だ カンパニーだ! ラストラン、見事に飾った! 大団円。カンパニー劇場、大団円!」
(レース後のウイニングラン)
「エンドコール…カーテンコールよろしく、今、右手の一本指、横山典弘。 カンパニー、悔い無くターフを去ります。」 - 11年:菊花賞 オルフェーヴル
「金色の馬体が弾んでいる! オルフェーヴル先頭、これを追うものは無し!」
(外ラチに叩きつけられる鞍上)「これもご愛敬です。こんな三冠馬は初めてです」
- 12年:阪神大賞典 ギュスターヴクライ
「あんな競馬をしてまでも、勝ち切るのか! オルフェーヴル、そこまで強いのか!」 - 19年:三年坂特別 ヴァンドギャルド
「ヴァンドギャルド、馬場の三分どころから伸びてくる。 外からシベリアンタイガー…
なにっ シベリアンタイガー!? これは大波乱になるぞ!!」 - 21年:エリザベス女王杯 アカイイト
「アカイイトだ!これは運命の赤い糸ー!!」
「人気薄ながら見事GⅠ勝利を手繰り寄せましたアカイイト! 運命の相手は幸英明でした!」 - 22年:宝塚記念 タイトルホルダー
「さあやっぱり行った、スタコラサッサとパンサラッサ」
「タイトルホルダー、3連勝だ! 競馬界のエースは俺だー!タイトルホルダー!!」 - 22年:マイルチャンピオンシップ セリフォス
「一番外からセリフォス↑ぅ↓っ!」
また、メロディーレーンの大ファンを公言しており、メロディーレーンが出走するレースにおいては僅かな隙間をついてここぞとばかりに触れており、カンテレ競馬のYouTubeチャンネルに至ってはメロディーレーンを贔屓した特別実況動画が配信されている。
- 21年:古都ステークス メロディーレーン(YouTube配信の非公式実況)
「あっ♡メロディーレーンの後ろにシロニイですねえ、これはいいアングルです」
「健気に、小柄な馬体を弾ませて、メロディーレーンが追ってきた!」 - 22年:宝塚記念 タイトルホルダー
「私の夢、というか願いはメロディーレーンの無事完走です」 - 23年:阪神大賞典 ジャスティンパレス(カンテレの番組「競馬BEAT」でMCをしている最中)
「このメンバーにあって、メロディーレーンも7番人気と頑張っています♡」
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関連項目
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