岩崎元是とは、シティポップとアニソンの間を縦横に飛び回る作曲家・アレンジャー・歌手である。
概要
1962年3月19日生まれ。北海道釧路市出身で、1986年に岩崎元是&WINDYとしてデビュー。バンド当時は杉山清貴直系の自作曲のシティポップで多くのファンを魅了した(杉山清貴が自作曲をCDにし始めるのはデビューして数年経ってからである)。しかし、大人の事情としがらみで解散、裏方として活動をはじめる。
この裏方の活動の中で、自らの音楽の原点であった大滝詠一や山下達郎へのリスペクトを込めたエコーサウンドを、クライアントの顔色をうかがいつつ展開し始める。それが特に際立ったものとなったのが、キリンビールのために提供した細川たかし歌唱「応援歌、いきます」であった。
その中で、ときめきメモリアルシリーズやとっとこハム太郎のキャラクターソングといった一般的に注目度の高い楽曲でエコーサウンドを展開することにより、バンド時代を知らないシティポップ探求家に再発見されることとなった。また、伊豆田洋之のソロ・アルバム「Face」での伊豆田との共同作業は、シティポップの保守本流側からも認められるものであった。
そんな中発表されたアルバム「FOR A LONG TIME」はバンド時代からのファンとアニソンから彼を発見したファンの双方から熱い支持を集めた。
また、彼の歌唱で熱狂的なファンが多い機動戦士Vガンダム挿入歌「いくつもの愛をかさねて」は、もともと作曲家による仮歌のつもりで録音したものが、富野由悠季監督に認められそのままのヴォーカルが使用されたものだという。
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