岸田行倫単語

キシダユキノリ

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岸田行倫（きしだ　ゆきのり、1996年 10月10日-）とは、兵庫県川西市出身のプロ野球選手（捕手）である。現在は読売ジャイアンツに所属。

概要

4歳頃から野球を始める。

高校は報徳学園高等学校に進学、1年春からベンチ入り。当初のポジションは内野手で投手を務めることもあったが、2年の秋にチームの捕手が手薄だったこともあり捕手にコンバート、また副主将も務めた。2年春・3年春の2度甲子園大会に出場。3年春の甲子園大会では投手として登板も経験。夏の甲子園大会後にはU-18日本代表に選出された。

卒業後、大阪ガスに入社。1年目から正捕手として出場。チームの2年連続ベスト4に貢献し、16年には捕手部門で優秀賞を受賞した。

2018年は春季キャンプを一軍でスタートするもキャンプ中に負傷し離脱。一軍での出場は無かったが、二軍では51試合に出場した。

2019年は開幕を二軍で迎え。6月4日にプロ初昇格するも出場がないまま6月9日に降格。8月2日に再昇格し、8月3日の横浜DeNAベイスターズ戦で代打でプロ初出場、結果は空振り三振。その後捕手として守備についたが後逸し、これが決勝点となり敗戦した。翌日の同カードでプロ初スタメン出場を果たした。4試合に出場したが、無安打だった。

2020年開幕直後に負傷離脱した小林誠司に替わり一軍昇格、以降は出場自体は少ないものの第3捕手としてチームに帯同。6月27日の東京ヤクルトスワローズ戦でタイムリーヒットを放ち、プロ初安打、初打点を記録。10月31日のヤクルト戦でプロ初本塁打を放った。34試合の出場で、打率.302、1本塁打、5打点だった。

2021年も前年同様第3捕手してチームに帯同。シーズン途中に正捕手を争う炭谷銀仁朗が東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍したが、出番にはあまり恵まれなかった。27試合の出場で、打率.182、2打点。契約更改にて背番号が27に変更することが発表された。

2022年も第3捕手で、27試合の出場に留まった。

二塁送球1秒8の強肩や、一軍での打席機会は多くないが二軍では高打率を記録するなど打撃面が持ち味。

ムードメーカーであり、試合前の円陣では小道具を用いて積極的に笑いを狙いに姿勢から「円陣番長」とし呼ばれることもある。